【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.1

2016.09.11

そんなわけで、2014年の冬から釣りに行く日々が続いたが、調子がいいのは最初だけだった。いわゆるビギナーズラックだったのだろう。毎朝のように、仕事をはじめる前に1時間ほどルアーを投げ続けたが、ほとんど釣れなくなった(季節的なこともあるが)。

また、人気のあるポイントは、やはり人が多い。あそこで釣りたいと思っても先行者(先に釣りをしている人)がいると、入れない。それに岸からだとルアーの届く範囲なんてたかがしれてる。もっと沖に行けばたくさん釣れるかもしれないのに、という思いは募る。

それならばと近所の釣り好きおじさんと乗合船でアジ釣りに出掛けてみたりもした。たしかに釣れることは釣れるが、ただ船長の指示に従っているだけで、「自分で釣った感」が乏しい。好きなときに、好きな場所で釣りができたら、どんなにいいだろう。

58センチのヒラメを釣り上げた直後の私、めっちゃ嬉しそう

58センチのヒラメを釣り上げた直後の私、めっちゃ嬉しそう

ヒラメの刺し身、大げさではなくこれまで食べたどの刺し身より美味かった

ヒラメの刺し身、大げさではなくこれまで食べたどの刺し身より美味かった

前置きが長くなったが、そんなところへ、カヤックフィッシングである。これで私が飛びついた理由がおわかりいただけただろうか。自分の釣歴を長々と書いたが、恐らく私と同じように、若い頃にブラックバスなんかで「釣りの楽しさ」については良く知っているが、今は釣りから離れてしまっている人も多いのではないだろうか。

その他、釣り未経験者の方にも、これからはじまる連載をぜひ読んでみてもらいたい。女性でもカヤックフィッシングを楽しんでいる人は結構いるそうなので。

海でカヤックに乗っかって、水平線をひとり占めしながら、思う存分釣りができるなんて想像しただけでもゾクゾクしてくる。ちなみにこれを書いている時点では、カヤックに乗ったこともなければ、漕いだこともないので本当に想像でしかないんだけども。

(次回は基本的なカヤックの種類と、試乗体験をお届けします)

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穴澤 賢(あなざわまさる)
1971年大阪生まれ。2005年7月から愛犬との暮らしを綴ったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイ、コラムなどを執筆するようになる。著書に「またね、富士丸。(集英社文庫)」、「明日もいっしょにおきようね(草思社)」、「また、犬と暮らして(世界文化社)」などがある。株式会社デロリアンズ代表。Blog:Another Days

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