未来につながる生き方を感じるローカルフェス『八豊祭』 | BE-PAL

未来につながる生き方を感じるローカルフェス『八豊祭』

2016.10.03

以前、紹介した茨城県石岡市八郷地区の循環型農場「ORGANIC FARM 暮らしの実験室」(以下、暮らしの実験室)。そこでは農場の枠を超えたさまざまな活動をしている。

 そのひとつが八豊祭(やっほうまつり)。八郷の魅力を発信するローカルフェスで、暮らしの実験室のスタッフをはじめ、移住者を中心にした“八郷LOVE”な人たちが実行委員を務めている。

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八郷の特産品、カキの被りもので祭りを盛り上げる実行委員のメンバー

震災復興から始まったこのお祭りも今年で5年目。廃校を利用した体験型施設「朝日里山学校」で、毎年秋に開催されている。

周囲に里山を望む校庭には、地元の特産品や工芸品、カフェなどが賑やかに出店され、クラフト体験や自然エネルギー活用の実践、地元のおじじ、おばばによるトークや暮らしの技体験、オブジェづくりなどが展開される。

校庭にみんなで竹のオブジェを製作

校庭にみんなで竹のオブジェを製作

山里の暮らしが残る八郷にはナチュラルライフを志向する都会からの移住者も多く、八豊祭を盛り上げているのも実行委員をはじめ、出店者など、その多くは移住者だ。有機農家、作家、パン屋、カフェ、森林組会員、クリエーターなど、自分ができることことを生かして八郷に暮らし、こうしたイベントで地域を盛り上げようと奮闘している。

自然農法で野菜を作っている農家さんの出店。そんな人の多くは都会からの移住者だ

自然農法で野菜を作っている農家さんの出店。そんな人の多くは都会からの移住者だ

移住者が発信する地域の魅力は、その人たちとつながりのある都市の人たちにも伝わりやすく、実際、山里の小さなローカルフェスでありながら、東京から訪れる人たちも少なくない。都心から電車や車で約1時間30分の豊かな里山。アクセスしやすい距離なのだ。

里山を望む校庭で、都会の人も、田舎の人も、大人も、子どもも一緒になって遊ぶ

里山を望む校庭で、都会の人も、田舎の人も、大人も、子どもも一緒になって遊ぶ

そして、八豊祭は、そんな都会に暮らす人たちや移住者たちと地元の人たちを結ぶ場、地域の伝統的な暮らしの技を若い人たちに伝えていく場にもなっているのだ。

 

藁ない体験。おじじやおばばが昔の暮らしの様子なども話してくれる

藁ない体験。おじじやおばばが昔の暮らしの様子なども話してくれる

祭りのフィナーレはやさと音頭。「いいとこだっぺ~、そうだっぺ~」。みんなで輪になって踊る

祭りのフィナーレはやさと音頭。「いいとこだっぺ~、そうだっぺ~」。みんなで輪になって踊る

今年の八豊祭は10月16日(日)に開催される。

「山里から未来を創造する」というテーマのもと、自然と暮らす価値観を研究している哲学者でNPO森作りフォーラム代表理事の内山 節(うちやま たかし)さんのトークと、好文

亭梅朝さんによる昔の日本人が大切にしてきたことを語る落語を柱に展開する予定だ。

例年のような特産市やマーケットはないが、11〜13時の昼食時には朝日里山学校特性の石釜ピザや地元のカフェのカレーなどを販売予定(なくなり次第終了)。

八豊祭の詳しいプログラムはWEBサイトでチェックできる。

第5回八豊祭
日時:2016年10月16日(日)11時〜16時30分
場所:茨城県石岡市柴内630 朝日里山小学校
問合せ:080-3114-2014(八豊祭実行委員会 茨木)
8hou.matsuri@gmail.com
http://8houmatsuri.jugem.jp/

 文/和田義弥 写真/ORGANIC FARM 暮らしの実験室

 

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