モバイルオフィスで「自然派」働き方改革!キャンプ場兼ワーキングスペースをオープン

2020.06.15

「働き方改革」の波に乗り、好きな環境で仕事をする人が増加中。自然大好きモバイルワーク人間の自由な仕事空間を紹介します。

蓼科湖畔にキャンプ場「ヒュッター ロッジ&キャビンズ」をオープンした内田勝久さん。じつは都内のリノベーションを得意とする設計事務所「キャンプサイト」の代表でもある。

「もともとは都心で開発事業に携わっていましたが、もっと自然の中での開発へ軸足を移したいと思い、2011年にキャンプサイトを立ち上げました。たとえば、キャンプ場や少年自然の家を再生して活用する。それなら、普遍的な自然の気持ち良さや喜びを、もっと感じながら働けますよね」

そして、より深く自然と関わるために、建設設計という視点だけではなく、空間や場を運営していく運営事業者という視点から価値を再生していくため、ヒュッターをスタートした。

内田さんは東京と蓼科を、1週間に1回移動している。週末3日を蓼科で過ごすことが多い。平日は渋滞もなく、2時間半を快適にドライブできる。

「移住するか否か、100かゼロみたいな考え方とは違うし、保養所とか別荘を持つとか、そんなコストのかかる発想でもない。もっと自分のペースに合わせて、週1とか週2とか、夏だけ自然の中で過ごしたっていい」

そんな思いから、ヒュッターにあるキャビン50棟のうち、宿泊施設として使っているのは16棟で、残りはオフィスや工房、店舗として貸し出す計画だ。

キャンプ場兼ワーキングスペース!?

30棟ほどのキャビンはオフィスや工房、店舗として改装もDIYも自由自在にできる。1か月¥30,000で貸し出す予定。

センターハウスの2階はコワーキングスペースに改装中で、フリーWi-Fiも完備。

宿泊用のキャビン。

「将来的には海とか山とか、もっと拠点を増やしたい。スタッフが転々と移動しながら好きな場所で働いてくれたらいいな」

内田さん自身、家族は東京に在住。休日に一緒に蓼科に来て遊んで帰ることもある。

「自然との距離が近くなった分、自分と向き合える時間も増えた。いまは、地方にいたって情報量は変わらない。でも自然に囲まれているってだけで頭が整理できるし、本当に必要なモノが見えてくるんですよ」

冬の楽しみはサウナ会議!?

アーティスト・神山隆二さんとのコラボだそうです。

もともとゴミ置き場だった建物をペイントし、内装など張り替えてスウェーデン式サウナに。長い冬を楽しむため、サウナフェスなど企画中。

豊かなライフワークバランスのための内田さんの3か条

  1. できることからスタートする
  2. 普段と違うとこ ろに身を置く
  3. 家族も一緒に楽しめる場作り

街と野で使い分け!内田さんのザックの中身

日常的仕事道具


フィールド仕様


ザックの中身は、ラップトップ、iPad、モバイルバッテリー、リモート会議用イヤホン、手帳。蓼科ではそこに枝払い用のモーラナイフや火おこし用のライター、ライトなどが加わる。

設計事務所「キャンプサイト」代表
内田勝久さん

1972年岐阜県生まれ。リノベーションに特化した建築設計とデザインを手がけつつ、「ヒュッター ロッジ&キャビンズ」を運営。幼少時からボーイスカウトで自然に親しみ、登山が趣味。

※構成/大石裕美 撮影/小倉雄一郎
(BE-PAL2019年6月号より)

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