農的観光がアジアで1番進んでいる「台北」を徹底取材! 台湾ナチュラリスト旅 番外編3

2017.12.28

台湾の人はフレンドリーでサービス精神旺盛。どの取材先でも本当に温かく受け入れていただき、有意義な取材をすることができた。なかでも、取材初日、しょっぱなに訪れた建國中学での体験は印象的だった。建國中学は1898年に創立された台湾最古の公立高校で、自由な校風の最難関エリート男子校として知られている。

玄関口に掲げられた看板の前で、取材班一同立ち尽くす……。

日本統治時代に建てられたレンガ造りの校舎が残っている。もちろん現役です。

玄関前の立て看板には、“BE-PALさま、及び台北市政府教育局・公園處の皆さま、本校にようこそお越しくださいました。”の文字が! 想像以上の歓迎ぶりに、気合を入れて、校舎内に足を踏み入れた。そして、いきなり通されたのが校長室。え~っ!? 校長室⁉ 何年も学生をやっていても、校長室に入る経験って、そうないですよね?


南国らしい明るい日差しがさしこむ広々とした校長室では、校長先生や家政科の先生方に『持続可能な食卓』という選択授業がはじまったいきさつをうかがった。「授業をはじめて5年たちますが、卒業生のなかには、台湾全土を一周しながら農家を訪ねたり、環境負荷の少ない農業支援などに取り組んでいる生徒もいるんですよ」とか。話が終わると生徒さんが登場し、校内を案内してくれた。授業風景もちらりとのぞいたが、かなり自由。思い思いのスタイルで授業を受けていた(受けていない生徒もいたけど……笑)

いざ、園芸男子のお手並み拝見!?

生徒たちはそれぞれの担当を決め、エリアごとに説明用のボードやiPadを使い、植物の育て方や利用方法などを説明してくれた。「地球を守る」「余り物はシェアする」ことを念頭に、先生と相談しながら土づくりから行なっているそうだ。雨水タンクも設置されていた。

リンゴ箱などの廃物を再利用して作った三段重ねのプランター。内部に工夫がなされ、水やりを頻繁に行わなくてもすむようになっている。2週間は水やり不要とか。

生徒が手作りした農機具小屋もあった。“持続可能”がキーワードなので、成長が早く、通気性がよく、しなやかでこわれにくい竹を使ったそう。

 

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