テントポールのメンテナンス!ショックコードを自分で変えてみよう。 | BE-PAL

テントポールのメンテナンス!ショックコードを自分で変えてみよう。

2021.08.17

写真は筆者者の私物です。

テントやタープを長年使っていると、ショックコード(ポールの中を通って、ポール同士を連結しているゴム)が、伸びてしまったり、切れてしまったりすることがあります。

ショックコードが伸びてしまうと、テンションが全くかからなくなります。その状態ですと、まともにポールを組み立てることができません。テントの設営に非常に手間がかかります。

実はこのショックコード、自分で簡単に交換できるんです!慣れれば、時間も手間もかからない作業です。交換の方法をご説明いたしますね。

ショックコードを購入する際の注意点

新しいショックコードを購入する前に、古いショックコードの太さを測りましょう。ショックコードの太さには種類があり、2.5mmから3mmほどのものが販売されています。古いショックコードと同じ太さでなくても、使用はできますが、テンションの加減が微妙に変わることがあります。できるだけ同じ太さのものを購入しましょう。

また、必要なショックコードの長さを把握するために、交換するポールの長さを、あらかじめ測っておきましょう。

ショックコードを交換してみよう

<材料>

ショックコード

今回著者が用意したのはロゴスのショックコードです。2.5mmの太さで30mの長さがあります。

<道具>

交換に必要な道具

・ポールの先端に入るドライバーなどの細くて硬いもの著者は細めのピンペグを使用しました)
・油性ペン
・はさみ
・クリップ
・メジャー

1.ポールを連結してポールの長さを測る

ポールの全長を測る。

古いショックコードが通っているポールを連結します。連結したら、メジャーでポールの全長を測ります。交換するショックコードの長さは、ポールの全長の7~8割がよいとされています。

ただし、ショックコードの長さは、ポールの節の数や、ゴムのテンションの具合によっても変わってきます。あくまで目安なので、ショックコードを取り換えた後に、実際に確認して、調整する必要があります。

今回はショックコードの長さを、ポールの全長の8割にします。全長が310cmだったので、310×0.8=248cmがショックコードの長さになりますね。

2.ショックコードの長さを測りマーキングする

油性ペンでマーキング。

ロールからショックコードを伸ばし、メジャーで248cmの位置を測って、油性ペンでマーキングします。

3.ポールから古いショックコードを取り外す

ピンペグでワッシャーを押し出します。

今回交換したポールは末端の内側に、ストッパーとしてワッシャーが入っています。ショックコードを引っ張りつつ、ポールの内側にピンペグを押し込んで、はまっているワッシャーを押し出します。

ワッシャー。

ストッパーの役割をしているワッシャーが出てきました。

クリップで押さえた様子。

このようにクリップで押さえれば、ショックコードを引っ張らなくてもすむので、両手が使え、作業がはかどります。

ポールを抜いていく。

ワッシャーを取り外し、端からポールを抜いていきます。ワッシャーは無くしやすいので、取り外したら、わかりやすい場所に保管してください。

順番に並んだポール。

抜いたポールは、通す順番が解るように、抜いた順に並べておきましょう。

4.新しいショックコードをポールに通す

ショックコードを通す。

先ほど外した順番と逆に、ショックコードの先をポールに通していきます。

引っ張ったショックコードの根元を固定する。

ポールを順に通していくと、最後の何本かのポールはショックコードを引っ張りながら通すことになります。両手が使えないと作業が大変なので、先ほどのようにクリップで根元を押さえると楽ですよ。

5.末端にワッシャーを固定する

8の字結び。

全てのポールにショックコードを通したら、ショックコードの先端にワッシャーを通し、8の字結びをします。8の字結びをすると、こぶが大きくなるので、ショックコードからワッシャーが外れにくくなります。末端の遊びの部分は2~3cmほど残しておけばいいでしょう。

ショックコードを確認して、マーキング部分を探す。

ショックコードの逆側には、先ほど油性ペンでつけたマーキングがあります。後でテンションを調節する余裕を残すために、マーキングの部分よりも、20cmほど長くとって、はさみでカットしましょう。

カットしたら逆側の末端のように、8の字結びでワッシャーを固定します。マーキングの上にこぶがくるように結んでくださいね。

6.テンションの調整をする

テンションのかかり具合を確認する。

試しにポールを連結して、テンションのかかり具合を確認します。テンションが強すぎると、勝手にポールが連結してしまい、ポールが破損する原因になるのでご注意ください。テンションが緩すぎたり強すぎたりする場合はワッシャーの位置を再度調整しましょう。

ワッシャーの位置が決まったら、余分なショックコードをはさみでカットして、ショックコードの交換が完了です。

最後に

テントポールにはさまざまな種類があり、末端のストッパーとして、ワッシャー以外のパーツを使用しているポールもあります。中には取り外しに、ペンチが必要なものがあるのでご注意ください。

この記事がショックコードの交換の参考になれば幸いです!慣れれば簡単な作業なので、ぜひチャレンジしてくださいね。

私が書きました!
アウトドアライター
のまどう
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。
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