冬キャンに必須なダウンの洗濯方法!ちょっとしたコツで仕上がりふっくら!

2020.11.20

私が書きました!
アウトドアライター
のまどう
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

ダウンは冬キャンプで欠かせない

冬キャンプには欠かすことのできない、ジャケットやシュラフなどのダウン製品。専門のクリーニング屋さんへ持ち込むと、仕上がりまで1週間ほどの時間がかかり、値段も2,000円~、製品によっては4,000円以上かかることもあります。

しかし、ダウン用洗剤を使って自宅で洗濯をすれば、値段は数百円ほどですみます。財布にもやさしく、仕上がりも4日ほどです!

今回はダウン製品の洗いかたと、干しかた、ダウンのロフト(かさ高)をふっくらと回復させるためのコツ、ダウン製品の保管方法をご紹介したいと思います。

ダウン製品はいつ洗濯する?

ダウン製品の使用頻度が少なければ、洗濯するタイミングは、冬場の使用前と、使用を終えて保管する前の、年2回で大丈夫です。

ただし、ダウン製品をキャンプや登山などで夏場に使用し、汗をかいた場合は別物。そのまま放置すると、保温力が低下します。汗や皮脂で内側のダウンが固まってしまうからです。

使用頻度が多いと、表面は汚れているように見えなくても、内側のダウンは汚れているのです。汗をかくたびに、こまめな洗濯をおすすめします。

洗濯に必要な道具

たらいが無ければ、洗面所や浴槽を使って洗うこともできます。

・洗濯するダウン製品が入る大きさのたらい
・ダウン用洗剤
・歯ブラシ
・洗濯ネット
・太めのハンガー

O.D.メンテナンス ダウンクリーナー

今回はモンベルで販売されているO.D.メンテナンス ダウンクリーナーを使用しました。執筆時点では、モンベルの公式サイトでアウトレット価格¥630 (税抜)で販売されていました。パッケージが新しくなったものは¥700 (税抜)でした。一般的なダウンウェアならば13回洗濯ができるので、非常に経済的です。

服をひっかける部分が太めのハンガー。

洗濯したダウン製品を干すハンガーは、太めのハンガーを使用します。よくある針金製のハンガーを使用すると、圧が余計にかかり、ダウンが潰れてしまうからです。

洗濯の手順

たらいにぬるま湯をため、洗剤を入れる

使用量を守って洗剤を入れます。

たらいにぬるま湯をため、説明書きにある使用量の洗剤を入れて、手でかるくかき混ぜて、洗剤をなじませます。

今回はダウンジャケット1着と、寝袋1個をいっしょに洗濯します。ジャケットはキャップ2杯、寝袋はキャップ10杯の使用量だったので、キャップ12杯のO.D.メンテナンス ダウンクリーナーを使用しました。

ダウンをぬるま湯に漬ける

ぬるま湯に漬けて空気がぬけたダウン製品。

ダウン製品は空気を多く含んでいるので、そのままぬるま湯に入れると浮いてしまい、洗いづらいです。ダウン製品をできるだけ手でつぶしてから、ぬるま湯に漬けましょう。ぬるま湯に漬けたあとに、上からやさしく押さえて、残った空気を抜きます。

汚れが目立つ場所は歯ブラシでこする

歯ブラシで軽くこすります。

あきらかに汚れが目立つ場所や、袖口や襟などの汚れやすい場所は、歯ブラシで軽くこすって汚れを浮かせます。

やさしくもむように洗う

ダウンを傷めないようにやさしく洗います。

ダウン製品を、手でやさしくもむように洗います。

汚れで、にごった水。

しばらく、ダウン製品を洗うと、ぬるま湯がにごって茶色になりました。

水がきれいになるまですすぐ

水がきれいになるまですすいでください。

にごったぬるま湯を捨て、水を張り、ダウン製品をすすぎます。洗う際には、汚れが落ちやすいので、ぬるま湯を使いました。すすぎには常温の水を使っても大丈夫です。

水がきれいになり、泡が無くなるまで、すすぎを行なってください。

押さえつけるように水気を切る

水気を切ったダウン製品。

上から押さえつけるようにして、ダウン製品に含まれた水気を切ります。ダウンがちぎれて傷んでしまうので、絞らないようにしてくださいね。

ダウン製品を持ちあげても、水が滴らなくなる程度まで水気を切ってください。

洗濯機で脱水のみ行なう

ダウン製品を洗濯ネットに入れてから、洗濯機に入れます。

水気を切ったダウン製品を、洗濯ネットに入れます。洗濯ネットごと洗濯機に入れ、脱水のみ行なってください。脱水の時間は3分~5分です。

ダウン製品の干しかた

日陰に干します。

洗濯機で脱水したダウン製品を干します。

必ず軒下などの日陰に干してください。ダウン製品を直射日光に長時間当ててしまうと、紫外線により表面の素材が劣化するからです。

広げながら干します。

脱水直後のダウン製品は、中身のダウンが1か所に片寄っています。ハンガーに干す際は片寄りをなくすように、広げながら干してください。

ダウン製品の内側でダウンが固まっている部分

ダウンが玉のようになっている箇所。

ダウンが固まって、玉のようになっている箇所がある場合は、手でよくほぐしてから、干すようにしてください。

一晩ほど干せば、一見すると乾燥しているように見えますが、中身のダウンはまだまだ水気を含んでいます。すぐに収納袋に入れるのはやめてください。

中身のダウンが完全に乾燥するまでに、最低でも4日ほどは必要です。生乾きのまま収納すると、悪臭の原因になり、かえってダウンを傷めてしまいます。4日以上の陰干しをおすすめします。

ダウンをふっくらと回復させるコツ

両手ではさむように叩きます。

ダウンをふっくらと回復させるコツは、とにかく叩くことです!

干し終わって30分後ぐらいから、ダウン製品をこまめに叩いてください。

ダウン製品を叩く際は両手ではさむように軽く叩いてください。叩くことで片寄っていたダウンが全体にいきわたり、より空気を含んでふっくらと仕上がります。

干してから1日目~2日目は、こまめに叩いてください。3日目以降は、目についたときに叩く程度で大丈夫です。

叩けば叩くほどダウンの回復を実感できますよ!

ダウン製品の保管方法

ダウンジャケットや寝袋には、購入時にスタッフサックが付属しています。

付属のスタッフサックの多くは、ダウン製品がギリギリ入るか入らないかの、小さめのつくりになっています。ダウンをできるだけ圧縮させて、持ち運びやすくするためです。

ダウンを圧縮したまま保管してしまうと、ダウンのロフトをつぶしてしまう原因になりますので、できるだけ大きめの袋に入れて保管してください。

押し入れなどの湿気が多い場所に保管すると、ダウンが水気を含んでしまいます。湿気が少なく、直射日光の当たらない場所に吊るすなどの工夫が必要です。

まとめ

洗濯して4日後のダウン製品。ふっくらと仕上がりました。

ダウン製品を自宅で洗濯すれば、余計な出費をおさえることができます。

手間はかかりますが、ダウンをふっくらと回復させるために、洗濯後にはこまめに叩いてください。専門のクリーニング屋さんに頼まなくても、驚くほどふっくらと仕上がりますよ!

ダウン製品はケアを怠らなければ、何十年も使うことができます。ぜひお試しくださいね!

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