【日本焚き火協会が伝授】初心者は知っておきたい!焚き火をするときの注意点4つ

2020.10.03

私が書きました!
日本焚き火協会会長
猪野正哉
焚き火の素晴らしさを伝え、もっと身近に感じてもらえるように活動。焚き火検定やイベント開催に向け準備中。またアウトドアプランナー/焚き火マイスターとしても活動し、千葉県千葉市でアウトドアスペース「たき火ヴィレッジ<いの>」の運営・管理も務める。

頭のなかでは分かっていても、アウトドアフィールドでは予想外のことが起こる。
ルールやマナーを守っているからといって、安全安心ではない。他のキャンパーに迷惑をかけないためにも実践マナーを覚えておきたい。

焚き火場所と焚き火の注意点

1.テントに穴を開けないために離して使う

テントを守ることも大事。

テントに使われている素材の多くは、ポリエステルやナイロンといった火に弱いもの。焚き火台を近くに置いておくと火の粉が飛んで、一瞬で穴が開いてしまう。最悪、燃えてしまうこともある。

また風向きによっては、他のテントに穴を開けてしまいトラブルの原因にも繋がる。

キャンプ熟練者ほどサイト使いが上手くなっていく。

できることなら、このくらい離しておくと心配はない。

つねに風向きをみて、風下にテントを設営しないこと。また他のキャンパーに火の粉や煙が流れないように注意しよう。耐火性があるコットンやポリコットン生地のテントもあるので、チョイスしてもよいだろう。

2.頭上に燃えそうなものがないか確認する

自然を大切にすること。

周りに燃えるものがないからといって、安心してはいけない。枝が垂れ下がっているところは避けよう。

焚き火から上がる熱風で葉っぱを枯らしたり、燃やしたりしまうこともある。過去に、実際に3メートルぐらい焚き火台と離れていたが、一面を枯らしてしまったケースがあった。大事には至らなかったが、乾燥したシーズンなら燃え移ってしまう可能性もある。そうなってしまうと手も足も出せず、火事になってしまう。

3.焚き火台はフラットなとこに置く

木の下は雨よけにもなるが、鳥のフンの被害も合いやすい。

延焼を防ぐために、落ち葉があるときは焚き火台の周り半径1メートルは掃いて、耐火マットを敷く。火を起こす前に地面に水を撒いておくのも良い。

少し過剰かもしれないが、万が一に備えるのもアウトドアの心構えへのひとつだ。

木によっては傷が付くと一気に枯れてしまう。

地面が斜めだと薪を置くことで不安定になって、倒れることもある。また根っこ付近に置いてしまうと、熱で木の成長を妨げたり、枯らしてしまう。

4.消火アイテムも忘れずに

ウォータージャグでも代用できる。

水の入ったバケツがテントサイトにあると、どうしてもビジュアルが悪くなる。目に見えるとこに置いておかなく良いが、用意は必ずしておくこと。

念には念を入れる。

火を扱う場合、消火器はマストアイテム。と言いたいところだが、個人で持ち運ぶのは現実的に厳しく、コストもかかってしまう。もしもの時のために、キャンプ場に置いてある場所を把握しておくこと。

いまでは携帯できるスプレー缶タイプもホームセンターで購入できるので、1本持っておくと心強い。

焚き火初心者へ

備えが十分でも、焚き火をする上で一番気を付けないといけないのが風だ。

無風なら危険度もグッと下がるが、そんな都合の良い環境は滅多にない。風が強くても焚き火はできるが、自己判断が問われてくる。天気予報をこまめにチェックして、ちょっとでも危ないと思ったら、諦めることも大事になってくる。

自分で火を扱える範囲で楽しまないと迷惑をかけたり、ニュースになるような大ごとになってしまう。焚き火が快適になってくるシーズンだからこそ、しっかり環境を見極めていってほしい。

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