テント「ゼインアーツ(ギギ1)」を選んだ理由。シンプルで快適な空間作り | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.03.08

    テント「ゼインアーツ(ギギ1)」を選んだ理由。シンプルで快適な空間作り

    私が書きました!
    里山トラベラー
    宮本将弘
    山歩きと暮らしをテーマに各地の里山を巡る里山トラベラー。2015年に山歩きに取りつかれて以来、週末に登山する日々を続ける。2017年から自身のWEBメディアの運営を開始。記事の執筆やSNS(@masa_yco)にて山歩きと里山の魅力を発信しています。

    こんにちは、里山トラベラーの宮本です。みなさんは登山やキャンプで使う道具やギアはどういう基準で選んでいますか?「デザインや形」「機能性」「価格」「一目惚れ度」など人によって優先する項目や基準がありますね。

    中には道具選びの哲学を持っている方もいて、僕もそうなりたいなと自分なりのこだわりを探しています。

    今回は里山トラベル話ではなく、愛用しているテントをご紹介します。

    2019年4月に発売され注目を集めている「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」の「GIGI-1(ギギ1)」を何回か使ってみたので、選んだ理由や良いところと悪いところを含めてお話します。

    「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」とは

    2018年11月30日にWEBサイトをオープンし、2019年4月に「GIGI-1(ギギ1)」を含む全4アイテムを発売させた「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」。

    そのデザインと機能性が話題を呼び、一躍注目の的を浴びました。

    以下、ZANE ARTS(https://zanearts.com/)よりコンセプトを引用します。

    ——————————-

    歩き出したばかりのブランドですが、身の丈にあった事を一つずつ積み上げ、いい製品、いいブランド、いい会社をつくってまいります。

    「機能美」とは、機能を追求した先にある造形の美しさを意味していますが、ZANE ARTS のモノづくりはそれとは違い、機能性と藝術性を同時に高次元で考えていく手法を取っています。

    アウトドア愛好家を機能でサポートするだけでは無く、大自然の中で違和感なく存在する藝術性をもって「自然」と「人」との一体感を生み出したいと考えているからです。

    ——————————-

    「身の丈にあった事を一つずつ積み上げ」という考え方に共感して、発売されるのをワクワクしてたことを覚えています。

    その話題性から発売前からあっという間に予約でいっぱいになったとか。

    「ZANE ARTS(ゼインアーツ)GIGI-1(ギギ1)」を選んだ理由

    僕が「ZANE ARTS(ゼインアーツ)GIGI-1(ギギ1)」を選んだ理由は3つあります。これまでの道具とギアを自分の登山やキャンプのスタイルを考慮し、見直している時期と重なったこともあり決断は早かったです。

    1)コンパクトさを重視

    この日はデイキャンプ。テーブルとチェアのみでのんびりしました。これくらいの道具の数や規模感が調度いいです。

    僕は山歩きをメインに活動しているため「軽さ」と「持ち運びやすさ」を重視しています。

    とはいっても近年は技術の向上が著しく、厳密に気にしなければどのメーカーも軽くて持ち運びしやすいものばかりです。

    質が横並びになったときの判断基準は、自分はどう使いたいか、どんなスタイルなのがポイントだと考えてます。

    僕の場合、前回の記事でも書いたようにキャンプの翌日に山登りをすることが多いため朝が早いです。

    そのときにガチャガチャと片付けるのに手間がかかってしまうのが嫌だったので、できるだけコンパクトなキャンプになることをイメージしていました。

    コンパクトといってもツェルトのみにする…という究極を目指すのではなく、2〜4人ぐらいで楽しめる規模感は欲しかったので「GIGI-1(ギギ1)」の程よい大きさは、僕のスタイルにフィットしたのです。

    2)デザイン、機能性、価格がマッチした

    これまでは登山用の小さなテントしか持っていなく、キャンプをやる場合もそのテントを使っていました。

    「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」のテントが発売される頃、デイキャンプや夜楽しく過ごせるキャンプ用のテントが欲しいと思っていたので、主要メーカーのテントを調査しました。

    シンプルな色が好きなのでベージュ1色で作られた「GIGI-1(ギギ1)」が格好いいなと思えたのと、税込価格で43,780円が比較的お手頃だったので購入候補として上位にあがりました。

    「GIGI-1(ギギ1)」にはインナーがないためテントの中にテントを入れるカンガルースタイルになりますが、登山用のテントを使っているため、山道具との兼用ができることも個人的に好きなポイントです。

    3)夫婦キャンプのイメージができた

    キャンプや山歩きは夫婦で活動。道具選びはお互いが納得するものを話合って決めます。

    外で料理して食べるキャンプ飯は最高ですね!この日はしいたけにチーズをのせたものを作りました。

    山歩きもキャンプも基本的には夫婦で行動しています。なので共通のモノを買うときはお互い納得できるものを相談して決めています。

    「今本当に必要なものなのか」「自分たちのスタイルに適しているか」を前提に、テントに合うテーブルやチェアなど、トータル的なデザインや快適性をイメージできるかどうかが重要でした。

    どちらもアースカラーが好きだったので、ベージュで色を統一して小物でアクセントを整える、テーブルは真ん中のポールに設置する感じがいいなぁ…と妄想が一番できたのが「GIGI-1(ギギ1)」でした。

    道具を買う前のワクワク感は大事ですね。

    設営して使ってみた感想

    何回か使いましたが、収納された状態はこんな感じです。

    ペグにはゼインアーツのロゴが入っていてます。

    テントの設営中。入口の向きを決めたあと、最初に4箇所ペグを打ち付けます。設営は得意ではないですが、覚えやすかったです。

    何度か使ってみた使用感をお伝えします。

    少し大きめのテントの設営は初めてだったので、WEBサイトやyoutubeを観ながらあーでもない、こーでもないと立てたのですが、入り口はどっちだろうと今だに悩むものの、設営は簡単ですぐに覚えることができました。

    テントの中は想像より広く、2人なら十分なスペース、3人で調度良く、4人だと少し窮屈さを感じるかもしれません。2人用の登山テントなら二つ入ります。

    テーブルは「zeroday(ゼロデイ)」のドーナツテーブル、チェアは 「ヘリノックス」を使用しています。

    別売で50cmと100cmのポールを購入して入り口をオープンさせれば、タープのように使えるので日差しが強いときやみんなでご飯を食べるときの拠点としても使えます。

    気候の良い時期には、直にマットを敷いて昼寝して過ごしたこともあり、他のワンポールテントと比べると広くて快適な空間を作れます。

    別売りのポールで入口をオープン。状況に合わせて形を変えられるのはいいですね。

    欠点はやはりスカートとインナーがないため、夏は虫が入りやすく、冬は風の強い日はテントの中でも寒く感じました。

    もちろん場所にもよりますが、冬でも天気の良い日中なら寒さは気にならず、夜は登山用テントやシュラフを持っているので十分凌ぐことができました。

    まだ雨の日に遭遇したことはないですが、強い雨だと下がぐちゃぐちゃになりそうで気になるところです。

    細かいところでしわが残りやすい気もしましたが、単に僕の貼り方が悪いという噂も…。

    ゼインアーツの最新情報もチェック!

    最新の情報では2020年6月ごろに「GIGI-2(ギギ2)」を発売されるようです。1との違いはツーポールになり大きくなります。さらに「GIGI-1(ギギ1)」の欠点を克服するかのように「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」用のインナーテントも発売されることが決まっています。

    う〜ん、ちょっと欲しくなってしまいますね。

    今の形でも十分なのでしばらくは小物以外でキャンプ用品を購入する予定はありませんが、いちユーザーとして「ZANE ARTS(ゼインアーツ)」の今後の動向から目が離せません。

    ZANE ARTS :https://zanearts.com/

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