ダイソーのコーヒーミルをレビュー!売り切れ続出の100均グッズ

2020.10.23

私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

価格は500円!ダイソーから発売された新製品

コーヒーミルの常識をくつがえす安さです。

店頭に入荷しては即売り切れという状況がいまだに続いているダイソーのコーヒーミル。このたび、足しげく通っているダイソーの店舗で運よく手に入れることができたため、詳細なレビューをおこないます。

価格はダイソーとしてはお高めの500円。とはいえ、ボトムで2000円台というコーヒーミルの相場からすると異常なほど安いことも事実です。

しかし、この製品が本当に「お買い得」であるかどうかについては、全体的な仕様やコーヒー豆の挽き具合などを確認してみるまでわかりません。

果たして実用に足るものなのか?それとも値段なりの実力しか持っていないのか? 100均の最大手、ダイソーがコーヒー用品にかける本気度を確かめてみます。

ダイソー製コーヒーミルの仕様をチェック

コーヒーミルはキャニスター・ミル本体・フタの3つに分解可能。

まずはコーヒーミルの仕様を確認。目にとまった特徴をチェックしていきます。

粒の大きさを5段階で調節できるダイヤル

粒度の設定はダイヤルを回転させるだけ。

まずなんといっても特徴的なのが、コーヒー豆の粒度を変更するためのダイヤル。このダイヤルがあることで素晴らしいほどの手軽さを実現しています。

世に出回っている多くのコーヒーミルが、ハンドルを取り外して調整するか、もしくは臼(うす)の部分についている小さなダイヤルを操作して調整する構造。

そして粒度は10段階以上のなかから選択できるようになっています。挽き具合に強いこだわりを持っている方であれば細かく調整できることはメリットとなりますが、そうでない方にとっては迷いを生じさせる元です。

その点、ダイソーのコーヒーミルは手元でカチカチッと簡単に調整することができるうえ、粒度もひと目でわかる親切設計。粒度設定を5段階と少なめにしているのも、手軽にコーヒーと楽しみたい方にとってはプラスのポイントになります。

ダイヤル部分に金属パーツを用いてスタイリッシュに仕上げているのも素晴らしいところです。

セラミック製の臼を採用

このギザギザを利用してコーヒー豆を粉砕します。

セラミックはコーヒーミルの臼の素材としてはポピュラーなもの。金属製の臼とちがって錆びないこと、金属臭がコーヒー豆に移らないことがメリットです。

気軽に水洗いできる素材のため日頃のお手入れが簡単で、古い粉が混じるのも防げます。また、臼の中心を通っている軸が固定されていることも要注目のポイント。

臼の裏側。臼の軸が樹脂のパーツで固定されています。

このように臼の軸が固定されているコーヒーミルは、豆を挽いているときに臼がブレないため粒度にばらつきが発生しにくいという特徴があります。

ダイソーのコーヒーミルが実際に一定の粒度で挽くことができるかについては、のちほど確かめます。

ハンドルをスライドして収納できる

コーヒーミルのハンドルは邪魔になりがちなので、とてもありがたい機能です。

ハンドルに関しても、他メーカーの製品には見られない独特な構造が採用されています。収納する際にはハンドルを固定しているネジを緩め、スライドする仕組みです。

ハンドルを取り外して収納するタイプの製品とはちがい、使用中に外れてしまうといったストレスとも無縁。よく考えられた構造だと感じます。

ただし、このハンドルには1つだけ気になる点が。収納した状態で本体の幅からはみ出さない長さに設計されているため、豆を挽くのに力が要るはずです。この点に関しても、のちほどチェックします。

キャニスターはガラス製

見た目に優れるガラス製のため、安っぽく見えないのが良いところ。

ダイソー製コーヒーミルのキャニスター(挽いた豆を溜める容器)はガラスで作られているため、錆びたり汚れが定着することもなく何年でも綺麗なまま使用できます。

さらに300mlと十分な容量があるので、毎回挽くのが面倒だという場合には一度にたくさん挽いて溜めておくという使い方も可能です。

しかし、ガラス製のキャニスターにもやはりデメリットが存在します。ステンレスや木でできているものよりかなり重いのです。

実際、このコーヒーミルの重量は実測で405g。場合によっては持っていくのをためらう重さです。そして当然のことながら、地面に落としたり雑に扱うと割れてしまう可能性があります。

携帯製はまずまずですが、アウトドアでの使用においては割れる可能性があること、少々重いことの2つは考慮すべき点です。家のなかだけで使用するのであればまったく問題ありません。

一度に挽くことができる豆の量は約20g

20gで足りなければ、何度かに分けて入れれば問題ありません。

コーヒー豆を投入する部分には、20gほどの豆が入ります。

一度に2人分のコーヒーを作る場合、あるいは1杯のコーヒーを作るのに豆を多めに使用する場合においても不便さを感じることはないでしょう。

カッチリと固定できるフタが備わっているのも利便性を高めているポイントで、キャンプなどに持っていく際にはあらかじめコーヒー豆を入れておくことができます。

ここまでダイソー製コーヒーミルの仕様を確認してきたところ、500円の製品とは思えないほどハイクオリティーであること、使いやすさを追求して独自の工夫が取り入れられていることがわかりました。

コーヒー豆の挽き具合をチェック

実際にハンドルを持ってみると、やはり短さが気になります。

コーヒーミルの仕様としては、500円という金額を考慮すると素晴らしいものでした。しかしまだ重要なことが残されています。

それは実際に挽いたコーヒー豆の状態と、挽いているときの使用感です。

ここでは5段階すべての設定で挽いてみて、設定ごとに粒度の差が出ているか、粒がそろっているかの2点を確認。それとともに、コーヒー豆の挽きやすさについても確かめました。

それぞれの設定で挽いた豆がこちらです。

1.極細挽き

2.細挽き

3.中細挽き

4.中挽き

5.粗挽き

5段回それぞれの設定で挽いた豆を比較してみたところ、ちゃんと粒度に差が出ていることがわかります。

ただ、粒の大きさに少々ばらつきが目立ちました。原因をさぐるためコーヒーミルを見てみたところ、臼がほんの少しだけ中心からずれているのを確認。

おそらくこのずれが粒度のばらつきを生じさせていたのではないかと考えます。ただの個体差なのかもしれませんが、さすがに数千円のコーヒーミルと同等とまではいかないのかもしれません。

一方で気になっていた、ハンドルが短いことによる重さは意外なほど感じられませんでした。その理由は、ハンドルの回転をギアで減速させる機構が備わっているからのようです。

よくあるコーヒーミルは、ハンドル1回転につき臼も1回転します。一方のダイソー製コーヒーミルは、ハンドル1回転につき臼が1/3ほどしか回転しません。

この機構を採用していることで軽い力でも大きなトルクを発生させることができ、結果的に短いハンドルでも重さを感じることなくコーヒー豆を挽けるようになっているのでしょう。

さすがは天下のダイソー。コストアップを受け入れてまで使いやすさを優先させる、その企業努力には脱帽です。

ユーザーの視点に立ってよく考えられた構造、外装に金属パーツを採用したことによる見た目の高級感、そして実際に使用してみて初めてわかる使い勝手の良さ。

それらをあわせ持っているダイソーのコーヒーミルは、十分にお買い得な商品であるといえます。

ダイソーのコーヒー用品はハンドドリップデビューにおすすめ

コーヒー用品をダイソー製品で統一してみるのも面白いですね。

コーヒーミルが新たに加わったことで、一気に充実した感があるダイソーのコーヒー用品。

すでに販売されているドリッパーやフィルターも十分実用に足る代物で、これからコーヒーのハンドドリップに挑戦しようと考えている方はここから始めるのも大いにアリでしょう。

道具は可能な限り安く抑えて、その代わりに高品質なコーヒー豆の購入資金にあてる。こういった楽しみ方をするのもいいのではないでしょうか。

ただし、コーヒーミルはいつまで品薄の状態が続くかわからない大人気商品。欲しい場合は、店頭で見つけたら即購入することをおすすめします。

ダイソー コーヒーミル

サイズ(実測):約直径7.5×高さ16.2cm
重量(実測):約405g
素材:ステンレス、アルミニウム、ガラス、セラミック、樹脂
価格:500円(税抜)

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