最高出力4200kcal!EPIgasのシングルバーナー「REVO-3700」をおすすめしたい理由

2020.06.06

私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

EPIgas REVO-3700は評価されるべきシングルバーナー

収納時の状態。ここからわずか2秒で使用可能な状態まで展開できます。

EPIgas(イーピーアイガス)のフラッグシップモデルとして君臨する「REVO-3700」は、OD缶に本体を直接取り付ける一体型のシングルバーナー。私が多くの方におすすめしたい一品です。

同じくOD缶を使用する一体型シングルバーナーの、「プリムス P-153 ウルトラバーナー」や「SOTO ウインドマスター」などに勝るとも劣らない実力を備えています。

ゴトクを展開した姿は、まるでトンボが羽を広げているよう。この伸びやかなシルエットが気に入っています。

実際にREVO-3700を愛用している立場からすると、「これほど優秀なアイテムなのに知らない人が多いのは非常にもったいない」という気持ちです。

そこでキャンプ用品にこだわりを持っている方々に広くREVO-3700を知ってもらうため、その素晴らしさやおすすめしたい理由をご紹介していきます。現在シングルバーナーの購入を検討している方はぜひお役立てください。

まずはEPIgasというメーカーのことを知ってほしい!

付属のハードケース。グリーンはEPIgasのイメージカラーです。ハードケースのほかにソフトケースも付属します。

REVO-3700がおすすめな理由をお伝えする前に、EPIgasというメーカーについて少しだけ解説します。

EPIgasは今でこそ日本国内で商品の開発・製造を行っていますが、元々はイギリスで1961年に生まれたメーカーです。創業当初から現在まで、シングルバーナーやランタンの製造を続けています。

バーナー本体をガス缶の上に直接ねじ込んで接続し、ガス缶自体を土台にするという現在ではもはや普通となっている構造は、EPIgasが最初に生み出したものです。その功績がその後、各メーカーの商品開発にどれほど大きな影響を与えたのかは、今現在の状況を見れば想像に難くありません。

それからも登山家や冒険家に絶賛された軽量・コンパクトなシングルバーナー「バックパッカーストーブ」をはじめとした数々の優秀な商品の開発に加え、数えるとキリがないほどの山岳部隊への協力を経て今に至ります。

そしてREVO-3700の販売を開始したのは、2006年のこと。実はこのREVO-3700、2020年現在まで14年間に渡って多くの人々のアウトドアシーンを支えてきた名機なのです。

REVO-3700をおすすめする理由|ほかにはない4つの強力な武器

簡単な解説ではありましたが、EPIgasというメーカーの凄さはおわかりいただけたと思います。それではREVO-3700を多くの方におすすめしたい理由を、具体的にご紹介していきます。

一体型シングルバーナーとしてはトップクラスの高出力

バーナー本体はコンパクトなのに、出てくる炎はとても豪快。火力に不満を感じる人はいないはずです。

まず注目すべきは、その類まれな火力の強さです。REVO-3700の名前についている3700という数字は、このシングルバーナーの出力を示しています。

しかしこれはレギュラータイプのガスを使用した時の出力。ハイパワータイプのガスを使用したときの出力は4200kcalにもなり、この数値を超える一体型のシングルバーナーはほとんどありません。

直径3cmのほどの小さなバーナーヘッドから立ち上がる炎は、出力を最大にするともはや凶暴さを感じるレベルです。

夏場は中間くらいの出力でもすぐに湯が湧きますが、気温が低い冬の山や風が強い日に使用するときにはこの超火力が大いに役立ちます。

一点集中ではなくほどよく広がる炎

上から見た炎の状態。出力を上げるほど炎が大きく広がります。

REVO-3700はバーナーヘッドが外側を向いているので、SOTOのウインドマスターのように炎が一点に集中するのではなく、少し広がるようにして出ます。

炎が一点に集中するタイプのシングルバーナーはクッカーの中心部分だけに火が当たるので、焦げ付きの原因になることが多いです。

その点、炎が広がってくれるREVO-3700であればそのような心配は不要。たとえ大きめのクッカーであっても底面の広い範囲に火が当たるので、効率よく加熱することができます。

シンプルな構造で耐久性が高いゴトク

軽量でありながら高い剛性を実現する構造。かなりの安心感があります。

このゴツい見た目が特徴的なゴトクも、REVO-3700が持つ強力な武器です。コンパクトなシングルバーナーはゴトクが華奢で頼りないものも多い中、このステンレス板を折り曲げて作られたゴトクは剛性感がケタ違い。

ゴトクの直径が15.2cmと大きいこともあり、フライパンのような大きなものを乗せても安心感があります。また構造がシンプルなので展開と収納が超簡単。構成するパーツも少なく、壊れやすそうな部分も見当たりません。

しかし一方で注意すべきこともあります。それは大きくて重いものを乗せて倒さないように気をつけることです。「そんなこと当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、このREVO-3700に関しては、なおさら気をつけるべきだと感じています。

というのも、ほかの一体型シングルバーナーよりもゴトクが頑丈かつ大きいため、つい重いものを乗せたくなってしまうのです。常識的な範囲での使用であれば本体が壊れることはないでしょうが、それを下で支えているのは直径11cmのガスカートリッジだということを忘れてはいけません。

上に大きくて重いものを乗せるほど重心が高くなり、転倒のリスクが上がります。

その対策として役に立つのが、スタビライザーです。スタビライザーとは、ガスカートリッジに装着する三脚のようなもの。これを使用することによりガスカートリッジが転倒することはなくなります。

ガスカートリッジの下にある、赤いものがスタビライザー。OD缶を使用するのであれば持っておきたいアイテムです。

スタビライザーはどのシングルバーナーでも役に立つアイテムですが、大きくて立派なゴトクを持っているREVO-3700だからこそ、より大きな相乗効果が期待できます。

よってREVO-3700は、スタビライザーと組み合わせて使用することをおすすめします。

大きめで操作性に優れる火力調整つまみ

直径2cmほどある火力調整つまみ。マイクロアジャスト機構により、とろ火から最大出力まで自由自在に調整できます。

この火力調整用のつまみがまた、非常に使いやすいのです。スルスルと軽く回るのではなく適度な重みがあり、摩擦を感じさせない上質な操作感があります。ヌルヌルとした感触と言い換えてもいいでしょう。

それにより微妙な火力調整がしやすくなっているうえ、ちょっと手が触れただけで回ってしまうようなことがありません。

そして操作感に優れているだけでなく、オレンジ色で大きなつまみは暗い夜にもよく目立つというメリットも。

この小さな部品1つをとっても、実用性に対する並々ならぬこだわりが感じられます。

全体的に満足度が高いシングルバーナー

バッグの隙間にも入るコンパクトサイズ。この小さなボディにEPIgasのこだわりがギッシリと詰め込まれています。

REVO-3700は火力・使いやすさ・耐久性といった、シングルバーナーの基本的なポイントにおいてとくに不満を感じない優秀なシングルバーナーです。

最新の一体型シングルバーナーと比べて見た目はカッコいいかと言われると正直微妙なところですが、実用性においてはかなりのレベルにあると感じます。

火力が強いシングルバーナーが欲しい方や使い勝手の良さを重視する方、そしてほかの人と被りたくないという方にはかなりおすすめです。

EPIgas REVO-3700

サイズ:使用時 H86×Φ152mm / 収納時 H89×D52×W54mm
重量:111g
出力:3700kcal(230Rカートリッジ使用時)
最高出力:4200kcal(230P+カートリッジ使用時)
ガス消費量:308g/h
燃焼時間:60分
定価:9,500円(税抜)

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