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軽自動車にも使える、小さいカーサイドタープを作ってみよう

2020.06.16

私が書きました!
ママキャンライター
天嶺 葵
北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。 本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

キャンパーなら誰しもが一度は憧れるギア。「カーサイドタープ」と言えば、高価なものを想像する方が多いのではないでしょうか。もっと気軽にカーサイドタープを楽しみたいのなら、自作してしまう、という方法があります。今回は、ミニのカーサイドタープ(以下ミニタープ)の製作から張り方までをご紹介します。

「カーサイドタープ」とは

自作タープのサイズは自由。軽自動車にも取り付けが可能です。

「カーサイドタープ」とは、車の横や後ろに設置するタープのことです。車の居住空間を広げるようなイメージのもので、さまざまな種類が販売されています。あらかじめ車のルーフ部分に取りつけておいて、必要な時に横に広げる「カーサイドオーニング」というものもあります。

荷物にならない。軽自動車でも使える。お手軽なミニタープ。

ミニタープを作るために、あらかじめ知っておいて欲しいこと

自作の大きなおすすめポイントはこの5つ

・市販品と比べて安価
・持ち運びが楽
・設営が簡単
・デザインがかぶらない
・素材や大きさを好きに選べる

実際の機能では既製品に敵わないものの、メリットはたくさんあります。タープ本体をなににするかで費用は変わってきますが、2,000円の防水レジャーシートをそのまま利用したとしても、市販のタープから比べればはるかに安価ですむでしょう。ちょっとそこまで、というハイキングなどにも、手軽に持ち運べて設置できるのが、ミニタープの強みです。

素材に決まりはありません。コットンでもOK。防水の効いているものがおすすめです。

縫う、切る、とめるなどの道具が必要です

ミニタープの製作には、材料以外に道具も必要になってきます。布やシートを切るハサミ、縫製にはミシン、穴を空けるにはハトメパンチなど。既成のシートをそのまま利用する場合は、ミシンは必要ありません。もともと穴が空いているものでしたら、あとは張るだけ。ハトメパンチも必要ないでしょう。

私は元気カラーで柄の入ったミニタープが欲しかったので、布から作ることにしました。

購入した材料と道具の一部。これでミニタープを作っていきます。

実際に防水布を使って、ミニタープをつくってみた

製作に多少の手間がかかる自作ミニタープですが、先に述べたメリットから、労力に見合う価値はあると思います。以下に簡単な製作手順をご説明します。

2枚の生地は、あらかじめ同じ大きさにカットされている生地を使用しています。

1.赤い柄布と、裏地のこげ茶の布の縁を、手芸用ののりで貼り合わせます。縫い合わせる時にズレないようにするためですので、きっちり貼り合わせなくとも大丈夫。ぐるっと一周、のり付けします(オレンジ線部分)。

軽いミニタープですが、念のため四隅に補強布をつけておきます。

2.四隅に取りつける補強用の布は、少し厚みのある丈夫なものを選びましょう。今回私は、帆布(はんぷ)という種類の余り布(材料外)を使うことにしました。

三角形に切って底辺を折り返し、アイロンで形を整えます。折り返した部分だけをミシンで縫い(赤線部分)、飛び出た部分は切り落としておきます(青線部分)。

仮止め。ズレないようにするだけなので、完全に接着しなくても大丈夫です。

3.補強布を四隅にのりで仮どめします。軽くアイロンをあてておくと、はがれにくくなります。

見た目とほつれをふせぐために、両面バイアステープで縁どりをします。

4.布で出来た縁取り用のバイアステープを使って、のり付けした部分を縁取ります。バイアステープは100均でも売っていますが、長さが必要になるので、手芸屋さんで購入したほうが安価でしょう。幅の広いもの(2.5cm以上)がおすすめです。

布端をバイアステープでくるみ、まち針でとめます。作業効率をあげるため、しつけなどもせずに一気にミシンで縫うことにしました。まち針は縫いながら抜いていきます。縦にとめても横にとめても問題ありません。縁部分を真っ直ぐ一周、縫っていきます(赤線部分)。

バイアステープの基本的な縫い方ではありません。より綺麗に仕上げたい方、気になる方は、手芸用の縫い方を参考に、周囲を二度縫いされると良いでしょう)

穴開け用のポンチを使って、下穴を空けます。

5.縫い上がりましたら、四隅の補強布の真ん中に、下穴を空けます。今回は12mmのハトメを使うので、それに適したポンチをあてて上からハンマーで叩き、穴を空けます。

素材によっては、うまく穴が開かない場合もあります。そんなときはハサミの出番。

生地が厚くて穴が開かない場合は、ハサミを使いましょう。大きさにしたがって、丸く切り取ります。4箇所とも、同じように穴を空けます。ハトメパンチで金具を取りつけたら完成です。

ミニタープの準備が出来ました! 少し穴位置がずれたところはご愛敬。

ミニタープを張るための道具を用意しよう

タープを張るために必要な道具を用意しましょう。

実際にミニタープを張る際に必要なものは、以下の6点です。

・ミニタープ本体 1
・ポール 2本(園芸用の支柱180cm
・ロープ 10M巻き 1つ(要裁断)
・強力吸盤 2個 (100均 2個入り)
・ペグ 2本
・ハンマー 1

今回のポールはなんと園芸用の支柱。色が気になる場合は着色をしても。

ポールは180cmという長さがちょうど良かったのと、安価なことから、100均の園芸用支柱を利用してみました。たためないことと、見た目を気にしなければかなり優秀です。タープ用のポールを用意される方は、車の高さや張りたい高さに合わせて選んでください。

さあ、ミニタープを張ってみよう!

吸盤は車の屋根につけます。このミニタープは軽いので2箇所とまれば十分です。

今回私が作ったミニタープのサイズは150cm×150cmです。後部座席の出入口上部を覆いたいので、そこにかかるように強力吸盤で固定していきます。ロープも適当な長さに切って取りつけましょう。

ミニタープの幅に合わせて吸盤の位置を決めます。かなりガッチリとまります。

ミニタープの穴、2箇所にロープを通して吸盤に固定します。反対側の2箇所は、通常のタープを張るのと同じ方法で、ペグ2本とロープを使って固定します。

あっという間に設置完了です! 少しの雨なら濡れずに乗降が可能。車内の日除けもかねています。

車に合わせた幅で用意出来るのが、自作の良いところ。サイズは自由なので、もっと大きく作ったり、横に壁を作ったり、アイデア次第で色々なアレンジが可能ですね。

レジャーシートを敷いて、ちょっとしたお茶も出来ます。小さくても子どもは大喜びでした。

最後に、使用した材料をご紹介します。費用は総額2,156円でした。

<製作材料>
撥水加工生地コゲ茶(150×150) 価格  418円
撥水加工生地赤白柄(150×150) 価格  418円
ワイドバイアス(両折れタイプ)コゲ茶(25mm7M)価格  330円
両面ハトメ12mm 10個入り 価格 330円
100均 強力吸盤 2個入り 110円
100均 支柱180cm ×2本 220円
ロープ10M 330円

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