冬のキャンプで簡単に作れる”winpy-jijii”の「蒸し焼きチキン」が美味すぎる | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.12.27

    冬のキャンプで簡単に作れる”winpy-jijii”の「蒸し焼きチキン」が美味すぎる

    私が料理しました!
    YouTuber
    winpy-jijii
    1950年大阪生まれ。定年退職後に奥様と出かけたアウトドアや旅の思い出を残そうとYouTubeに動画を投稿。やがてアウトドアで役立つ情報などを公開するうちに、「ニベア缶の磨き方」というテーマの動画がブレーク。一躍人気YouTuberに。チャンネル登録数19万5000以上。現在も週に1本のペースで、キャンプ、料理、愛車の改造、100均グッズのアイデアなどをテーマにした動画を公開している。著書『Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル』(玄光社)。YouTube『winpy-jijii』

    スキレットを使って煮込んだ「蒸し焼きチキン」。冬のキャンプにピッタリの アツアツ料理。

    winpy-jijiiの18番=鶏肉を使ったアウトドアクッキング

    今回は、winpy-jijiiさんが、もっとも得意とする「鶏料理」を紹介。「winpy-jijiiのアウトドアチャンネル」でも、味付けを変えて2回も登場している「蒸し焼きチキン」の作り方を教えてもらった。

    「この料理は、40年も前にカフェをやっていた時に、近所の鶏肉屋さんに教えてもらったんです。簡単にできて美味しいのがエエね。いっぺん覚えてしまったら、忘れることもないほど簡単なんで、ぜひやってみてな。キャンプに行く前の晩に下ごしらえだけしておけば、キャンプ場についてから、短い時間で仕上げてすぐにアツアツを食べれますねん。時短にもなるし、見た目もいいし、味も食べやすいから、子どもも大人もみんな喜ぶんちゃうかな」

    「簡単で美味しくできて、見た目もいいんで、ぜひやってみてな」とwinpy-jijiiさんもオススメ。

    “蒸し焼きチキン”は、こう作る 

    では早速、作り方を紹介しよう。その前にお断り。今回の取材は、下ごしらえを済ませた材料を使って屋外での撮影となった。そのため、下ごしらえの様子は、winpy-jijiiさんのYouTubeからキャプチャーした画像を拝借。画像がブレているのは、動画からコピーしたためです。見てくださっている方の目が悪くなったわけではないのでご安心を。

    【材料】

    鶏モモ肉(ムネ肉でも可)・・・400g
    セロリ・・・2本
    玉ねぎ・・・4分の1
    ニンニク・・・3片
    ミニトマト・・・10個ぐらい
    塩・・・少々
    コショー・・・少々
    水・・・120~150㏄
    コンソメスープの素・・・顆粒なら1袋、固形なら1個
    油・・・少量(今回はサラダ油を使用)
    香草・・・好みでローズマリー、タイム、パセリなど
    ミートネット・・・肉1に1枚使用

    主な材料。肉を包む“ミートネット”は、スーパーで無料でもらえなければ、amazonなどでも購入できる。

    キャンプ場で楽するために、まずは自宅で下ごしらえ

    「では野菜を切っていきましょう。セロリは、皮を剥いてから繊維を取ります。長さは、肉と同じくらいに切りましょう。玉ねぎは、半分に切ってから細切りにします。だいたい3mm程度ちゃうかな。ニンニクも薄切りに」

    さすが、元料理人。素早く野菜をカット!その様子は、YouTubeでチェックできる。

    野菜はこんな感じにカット。

    ミートネットで肉を包む 

    「野菜を切ったら、肉を広げて塩・コショーします。今回は、モモ肉を使ったけど、この料理ならムネ肉でも美味しくできますよ。ムネは少々パサパサするけど、最後に煮込んじゃうからジューシーになるで。肉を広げたらその上に、切った野菜を載せていきます。香草があれば、一緒に載せましょう。太巻きを巻くように肉で野菜を巻きます。そしたら、ミートネットに包みます。ミートネットは、イオン(スーパー)の肉売り場に置いてあって、タダでもらえるんですわ。もちろん、ネットだけもらわんで、そこで肉も買ってや(笑)。ハイ、これで下ごしらえは完了。簡単でしょ」

    肉を広げて、塩・コショーして、野菜を載せてクルッと包む。

    肉で野菜を包んだら、ミートネットを被せる。こんな感じにできたらラップにくるんで冷蔵庫へ。

    この状態で冷蔵庫に入れて保管。キャンプに行く前に忘れずに、クーラーボックスに入れて持っていこう。

    キャンプ場に到着。仕上げはスキレットで!

    「はいはい、キャンプ場に到着しましたよ。テーブルをセットしてコンロを出したら、スキレットを熱します。今回はサラダ油を使いましたが、牛脂やオリーブオイルでも美味しくできます。牛脂は、タダで貰えるからサイフにも優しいしな。下ごしらえした肉を焼いていきます。全面まんべんなく焦げ目がつくように」

    下ごしらえした肉と野菜は、こんな感じでキャンプ場へ持ってきた。

    今回は、3人分を作ったため肉は2本。全面に焦げ目がつくまでスキレットで焼く。

    肉の焼ける香りがたまらない 

    「ジューッ!ジューッ!」という油の音と、肉が焼ける香りが食欲をそそる。

    「セロリ、玉ねぎ、ニンニクなど、前の晩に下ごしらえした時に余った野菜を、肉の周りに入れてきます。そんで水を入れて、顆粒のコンソメスープの素を投入します。早く作りたかったら、肉を焼いている間に、湯を沸かし、そこにコンソメを入れてスープを作っておくのもいいんちゃうかな。ここまでできたらスキレットの蓋をして煮込みましょ」

    肉に焼き目がついたらセロリや玉ねぎも投入。

    さらに、水、コンソメの素を入れる。

    おしゃべりでもしながら、ゆっくりと煮込む 

    ミニトマトは、あまり早く入れてしまうと、形が崩れるため、食べる少し前に投入するのがコツとか。

    トマトは、最後に入れて軽く煮立たせると型崩れしない。

    「煮込み時間は15分から25分くらい。こんくらいで、十分、味が染みて美味しくなります。煮込んだら、一度、肉を取り出し、ミートネットを外して、食べやすい大きさに切ります。それをカップや皿に盛り付け、スープを注いだら、ハイ、できあが~り~!」

    好みでコショーや刻んだ香草を振りかけるのもあり。

    しっかりと煮込んだら、あとは切って盛り付けるだけ。

    見た目も美しい“蒸し焼きチキン”のできあがり 

    トマトの赤が利いた見た目にも美しい仕上りだ。もちろん、味もスープが良くしみていて美味い!アツアツのスープに、ボリュームのある肉、そして、よく煮込まれた野菜。そのバランスのいいこと。

    完成! いい具合です。

    「今回は、8インチのスキレットを使ったんやけど、家族や仲間とキャンプに行くんなら、ダッチオーブンでいっぺんに作ると、皆、大喜びするんちゃうかな。試してみてな」

    取材協力/マイアミ浜オートキャンプ場 http://maiami.info/
    構成/山本修二

    ↓↓↓今回紹介した”蒸し焼きチキン”の作り方は、「winpy-jijiiのアウトドアチャンネル」でもご覧になれます!

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