キャンパーから絶大な支持を得ている「ローホル」を徹底解説! | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.11.12

    キャンパーから絶大な支持を得ている「ローホル」を徹底解説!

    私が書きました!
    フリーライター
    アサノダイスケ
    秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は「雪山での雪中キャンプ敢行」で、それに向けて着々と準備中です。

    ローソンで手に入る、簡単調理の美味しいホルモン鍋

    キャンパーに人気、ローソンホルモンこと通称ローホル

    全国展開のコンビニエンスストアであるローソンで販売されている、冷凍ホルモン鍋を皆さんご存知でしょうか。

    「ローホル」や「ナガホル」と呼ばれ、調理の手軽さと美味しさから、多くのキャンパーに愛されています。「ナガホル」の愛称は、製造者の株式会社ナガラ食品という会社名からきているようです。

    今回はなぜローホルが多くのキャンパーから支持を得ているのかを徹底解説します。これを知れば皆さんも、きっと次のキャンプにローホルを持って行きたくなりますよ!

    温めるだけの簡単調理が、キャンプ向き!

    商品パッケージのアルミ容器は、直火で温めてOK

    ローホルのパッケージはアルミ容器になっており、購入後にコンロで温めるだけの簡単調理で、ホルモン鍋が食べられます。

    この調理の手軽さこそが、多くのキャンパーがローホルを支持する理由です。面倒な手間をかけて食事の準備をせずに済むため、キャンプの夜を調理以外の時間にあてることができます。

    10分以上加熱するだけで完成

    温めるだけで完成しますが、商品のパッケージには丁寧に調理方法が記載されています。

    フタを取ってコンロで10分以上加熱するだけなので、難しい工程が無く、誰でも簡単に美味しいホルモン鍋が食べられるのが魅力的です。

    低カロリーだが、香味野菜の香りが強い

    100gあたり117kcal、全量240gで約280kcal

    パッケージの栄養成分表示には、100gあたり117kcalと記載されています。

    ローホルは内容量が240gですので、全量で約280kcalです。ごはん180g(茶碗1杯)のカロリーよりやや低いくらいです。

    BBQで肉を大量に食べるのに比べれば、ローホルの方がカロリーは低いのでヘルシーです。

    原材料には香味野菜(ニンニク・生姜)が含まれている。

    原材料にはニンニクや生姜といった、香りの強いものが含まれています。

    特にニンニクは原材料の中でも先頭に近い順番で表示されているため、内容量に対して含まれている割合が多いということです。実際に食べてみると、ニンニクの香りを感じます。香りの強い食べ物が苦手という方は気を付けましょう。

    冷凍ホルモンは、-18℃以下で保存

    フタを取ると、ホルモン鍋の汁も一緒に冷凍されているのが分かります。

    アルミ容器を加熱すると、汁が溶けてホルモンに火が通る仕組みになっているようです。

    暖かい時期のキャンプに持って行く際は、しっかり冷やしておかないと、クーラーボックス内にホルモン鍋の汁が溶け出してしまうことがあります。購入後はビニール袋などに入れて、袋の口をしっかり縛っておくことをおすすめします。

    実際に調理をして、食べてみる

    火加減は弱火で、加熱時間は10分以上

    商品パッケージのフタをとったら、アルミ容器をコンロに置いて弱火で加熱します。

    弱火とは、鍋底に火がギリギリ当たるか当たらないか程度の火加減です。火加減が強過ぎると、アルミ容器のフチに汁が焦げ付いてしまいます。

    約10分加熱すると、汁が溶けて沸騰する。

    弱火で10分程度加熱すると、凍っていた汁が溶け、やがて沸騰します。沸騰後もしばらく加熱して、ホルモンの中心までしっかり熱を通します。

    この時点でほんのりとニンニクの香りがします。酒の肴にローホルを楽しむなら、ニンニクの香りだけでもお酒が進みそうです。

    国産の豚小腸は、脂が少なくさっぱりしている印象

    溶けた汁の中からホルモンを箸で拾い上げると、湯気が立っていて熱々なのがよく分かります。実際とても熱いので、食べる際には口を火傷しないように注意が必要です。

    ホルモンは意外と脂が少なく、さっぱりとした印象です。コクのある汁がホルモンにしっかり染み込んでおり、濃いめの味付けがお酒によく合います。

    辛味も効いており、ホルモンを飲み込んだ後もしばらく口の中に辛味が残ります。

    ネギはシャキシャキとした食感が楽しめる

    ざっくりと切られたネギも入っていて、シャキシャキとした食感が楽しめます。

    ネギの香りがホルモンとマッチしており、一緒に口に放り込むと、ホルモン単体で食べるのとは違う香りを味わえます。

    白いぶよぶよは、恐らくコラーゲン(?)。

    ホルモンとネギに混ざって、時折白いぶよぶよが現れます。私はこれをコラーゲンだと思っているのですが、ほんのりと脂の甘みを感じます。

    口当たりが柔らかく、味と食感の両方で、ホルモン鍋をまろやかにしている印象です。

    食後の汁でアレンジが楽しめる

    ホルモン鍋の具をすべて食べた後は、残った汁でアレンジが楽しめます。

    キャンプで汁も余すことなく食べきれば、片付けが楽になり食事も楽しめて、一石二鳥です。ぜひ試してみてください。

    ふんわり卵のせ丼 作り方

    汁に溶き卵を入れる。

    汁はとても味が濃いので、味をマイルドにするために溶き卵を入れます。

    加熱すると汁ごと卵が固まるので、片付けがとても楽になります。

    弱火で加熱。卵が固まってくる。

    箸で卵と汁をかき混ぜ、弱火で加熱します。だんだんと卵が固まってくるので、スクランブルエッグを作るように、箸でかき寄せます。

    ふんわりと固まった卵をごはんの上にのせ、いろどりでパセリをかける。

    汁と卵がある程度固まったら、ごはんの上にのせます。いろどりでパセリをかけたら完成です。

    汁の塩味が卵でマイルドになり、とても美味しい。

    濃い味の汁が卵と混ざってマイルドになり、ごはんの上にのせるととても美味しいです。

    ニンニクの香りが残っており、ピリリとした辛味も相まって、とても箸が進むのでおすすめです。

    手軽な調理で楽しめるローホルは、キャンプや酒のつまみにぴったり

    手軽に調理できるのが最大の魅力のローホルは、キャンプにぴったり。

    実際に調理してみて、加熱するだけで食べられる手軽さが、ローホルの最大の魅力と感じました。ナイフやまな板を使わずに済むため、手間が掛かりません。

    キャンプ場に向かう道中のローソンで購入し、よく冷えたクーラーボックスに入れておけば、ローホル自体も保冷材の役割を果たします。

    濃い味付けはお酒とよく合い、キャンプでお酒を楽しむ人にはとてもおすすめのおつまみです。

    ローホルを食べたことが無いという方は、ぜひ食べてみてください。きっとキャンプに持って行きたくなりますよ。

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