キャンプで手作りパンを味わおう!ダッチオーブンで作るダッチパンレシピ | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.09.20

    キャンプで手作りパンを味わおう!ダッチオーブンで作るダッチパンレシピ

    私が書きました!
    フリーライター
    アサノダイスケ
    秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。今は毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は雪山での雪中キャンプ敢行で、それに向けて着々と準備中です。

    キャンプめしに、手作りパンはいかが?

    ダッチオーブンで作る「ダッチパン」

    キャンプの楽しみといえば、みんなで食べるキャンプめしは外せませんよね。バーベキューでお肉を焼いて、焼き鳥も焼いて、ステーキも焼いて…。あれ?キャンプめしのレパートリーが、毎回同じになっていませんか?

    お肉も美味しいけれど、たまには違うキャンプめしも食べたいと思っている方に、「ダッチパン」をご提案します。

    パン生地を自宅で仕込んで、後はキャンプ場で焼くだけ。ディップソースも同時に調理出来て手間いらず!簡単で美味しいダッチパンのレシピをご紹介します。

    レシピ

    材料・仕込み

    ダッチパンの材料

    【ダッチパン】
    ・強力粉 300g
    ・上白糖 27g(大さじ3)
    ・食塩 3g(小さじ1/2)
    ・ドライイースト 3g
    ・お湯(40度前後) 120ml
    ・卵 1個
    ・バター 60g

    【ディップソース(チーズ)】
    ・ピザ用チーズ 適量

    ①バターを常温に戻します。冷蔵庫から出した直後は冷えて固く、生地に練り込むのに苦労しますので、柔らかくしておきましょう。

    力いっぱい生地をこねる

    ②バター以外の材料をボウルに入れ、手でこねます。最初はべちゃべちゃとした感触ですが、こねていると段々と生地がまとまります。表面がつるんとするまで、辛抱強くこねましょう。

    ③常温に戻したバターを投入し、生地に練り込みます。こちらも、生地がつるんとするまでこねましょう。

    ラップで封をしたボウルで45分程度寝かす

    ④生地を入れたボウルにラップをし、45分程度寝かせ、一次発酵をさせます。

    一次発酵で生地が1.5倍程度まで膨らむ

    ⑤一次発酵で膨らんだ生地を、「空気を抜くような感覚」で潰します。

    最終的な仕上がりに関わるので、綺麗に8等分する

    ⑥生地を8等分にして、ひとつずつラップに包みます。10分~15分程度寝かせましょう。

    生地を押し広げて、ピザをカットするように包丁を入れると、綺麗に8等分出来ます。

    ダッチオーブン内に、成型した8つの生地を並べる

    ⑦ラップを剥がした生地を丸く成型し、ダッチオーブン内に並べます。このときダッチオーブン内に底網を敷き、クッキングシートも敷きましょう。焦げ付き防止になります。

    真ん中に耐熱容器を入れて、ディップソースを同時調理します。今回はとろけるチーズをディップソースにしますが、耐熱容器の大きさに応じて量を調整してください。パンが焼き上がる頃にはトロトロに溶けます。

    二次発酵で90分経過時。生地は2倍以上の大きさに膨らんでいる

    ⑧ダッチオーブン内で1時間程度、二次発酵をさせます。寒い時期であれば90分程度、二次発酵させましょう。この間にキャンプ場に向かい、サイトの設営をしながら、パンを焼く準備をします。

    【備考】遠方のキャンプ場を利用する方は、⑥の「生地を8等分」の状態で冷凍保存します。凍った状態のままクーラーボックスに入れ、焼き始める2時間程前から解凍をします。

    解凍後は⑦の「丸く成型、ダッチオーブンに並べる」工程から、調理の続きを行いましょう。

    焼き方

    ダッチオーブンの上下から、炭火で焼くのがおすすめ

    ①焚火台の上でダッチオーブンを加熱します。焚火の火は、熾火(おきび)で、火が強過ぎない様に調整します。

    ダッチオーブンの上にも炭火を置いて、上下から熱を加えましょう。パンの表面に焼き目が付き、美味しく仕上がります。

    ただしダッチオーブンの上の炭火が強いと、表面だけ焼けて、中まで火が通っていない状態になります。じんわりと時間をかけて焼きましょう。

    中に見えるのがチーズのディップソース

    ②焚火の火の強さによって、焼き上がりまでの時間は異なります。こまめに蓋を開けて、パンが焦げないように様子を見ましょう。

    ここで注意点するポイント。ダッチオーブンの蓋は高温になっています。必ず耐熱グローブ等を着用し、火傷をしないようにしましょう。

    いざ実食!

    外はカリカリ、中はふわふわ

    焼き上がったパンは、高温になっています。火傷をしないように、温度が少し下がるまで置いておきましょう。

    パンをちぎって、そのまま素材の味を楽しむもよし。ソースにディップして、味を変えてみるもよし。外側と内側の食感の違いも楽しみましょう。

    コーヒーと一緒に食べるのもおすすめです。ぜひ試してみてください。

    ダッチオーブンでダッチパンを楽しもう

    「パン作り」と聞くと、難しそうに思われるかもしれませんが、実は意外と簡単。自宅で仕込みさえすれば、キャンプ場でも簡単に作る事が出来ます。

    ディップソースもアイデア次第で、アヒージョやトマトソースに変えてみても美味しい。パン生地に木の実を混ぜれば、ナッツ系のパンも作れちゃう。

    お子さんやご家族、キャンプ仲間とダッチパンを焼いてみてはいかがでしょうか。盛り上がること間違いなしです。

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