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2026.06.10

【2026年】THULEの新作展示会にライターが潜入!心奪われた“運ぶ”ギアを厳選チェック

【2026年】THULEの新作展示会にライターが潜入!心奪われた“運ぶ”ギアを厳選チェック
5月27日、「Bring your life」をテーマに、家族や道具、情熱を安全・快適に運ぶ道具を開発してきた北欧ブランド「THULE」の新作展示会が開かれた。

1942年に地元漁師のための道具を作るために設立したTHULEは、1962年発売のスキーラックをきっかけに大きく成長。90年代にはルーフボックスをはじめとするカーキャリアシステムのトップブランドとなったのはご存じの通り。

現在はバックパックやベビーカー、ペット用クレート、自転車用パニアバッグなどを手がけており、日本ではカーキャリアシステムやペット用クレートを阿部商会、バックパックやギアコンテナをゼット、ベビーカーやパニアバッグなど自転車関連をROSSIの3社が代理店をつとめており、今回は3社合同。
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会場で見かけたギアから「とっておき」をセレクト!

グローバルPR担当のヨハンナ(写真右)

本国スウェーデンからヨハンナが来日し、厳しいテストを重ねた安全性の高さ、そして北欧らしいクリーンなデザインなど、THULEらしさをアピール。その世界観を一目で確認できる貴重な展示会だ。

そこで、会場で見つけたとっておきの製品をピックアップしてみた。

シンプル機能のルーフボックス「Thule Pulse 2」

「Thule Pulse 2」

ルーフボックスの新作「Thule Pulse 2」は、高い安全性と取り付けやすさ(PowerClickシステム)を損なうことなく、機能を絞ったシンプル設計とすることで価格を抑えたエントリーモデル。

省略された機能はスライドロックやハンドルなど“あるとより快適になるけれど、なくても不便とはいえない”ものばかり。デュアルサイド開閉やセントラルロックシステムなど実用的な機能は搭載されているのはさすが。

価格はM(400L)=13万2000円、L(450L)=14万3000円、XL(500L)=15万4000円で耐荷重はいずれも75kg。「Thule Force 3」よりも2万円ほど安い設定だ。

阿部商会の広報・大畑さんによると「THULEのルーフボックスは高価なイメージがありますが、400〜500Lで両開きのライバルとThule Pulse 2を比べると似た価格帯です。10年使える耐久性もあります」と自信をのぞかせた。

シンプルながら耐候性のあるASA-ABSプラスチックを採用しており、エントリーモデルとはいえなかなかのクオリティでコスパはいい。

なお、「Thule Pulse 2」にはSサイズの設定がなく、サイズ展開を絞ったこともプライス設定に寄与したと考えられる。

予想される主力はLサイズ。

「どうせルーフボックスを取り付けたら立体駐車場に入れないし…と大きめを選ぶお客さまは多いんです。それにルーフ全体をカバーするサイズのほうがクルマとの一体感があり美しく見えますし」と大畑さん。

なにもかもが値上げされる今、オトクにTHULEの機能美に触れられる奇蹟的プロダクトだ。

キャンプギアを保護するコンテナ「Thule Chasm Gear Hauler」

「Thule Chasm Gear Hauler」(写真右)と「Thule Chasm Gear Tote」(同左)。iF Design Awardに輝いたデザインにも注目だ

THULEでは2010年より旅やアクティビティに持ち出せるバックパックを発売しているが、今回お披露目された「Thule Chasm Gear Hauler」(55L=3万800円、80L=3万7400円)はブランド初のギアコンテナだ。

本体はPFCフリーのはっ水加工を施したリサイクル900Dポリエステル製で、防水成形EVAのボトムを装備しており無造作に地面に置いても収納したギアを雨やぬかるみから守ってくれるし、反対に濡れたギアで車内を濡らさずにすむ設計。

重量は55Lで2.1kg、80Lでも2.6kgと軽くソフトコンテナとハードコンテナのいいとこどりを果たしている。

半分開いた状態をキープ

蓋部分にはマグネットが装備され、半分に折って開いたままにしておける。調理器具や食器など、何回かにわけて取り出すときもストレスにならない。積み重ねができ、側面がポリエステル生地なので隣り合った荷物の凸凹を吸収できるのも便利。

なお、同シリーズのトートバッグ「Thule Chasm Gear Tote」(1万6500円)は容量30L。底は同じく防水成形EVAで、ピクニックや買い物など日常的に使いやすいサイズとなっている。

廃棄漁網から生まれたシューズバッグ「Thule Travel Shoe Bag」

「Thule Travel Shoe Bag」

環境に配慮した製品作りで知られるTHULEによるサステナブルな「Thule Packing Cube」シリーズは、廃棄漁網由来のリサイクル素材を採用している。地元漁師のための道具作りからスタートしたTHULEらしい素材だ。こちらはブルーサインプロダクト認証を取得している。

スタンダードな小分け用パッキングキューブもあるが、注目は30cmまでのランニングシューズが入る「Thule Travel Shoe Bag」(5940円)。

ファスナー開閉ではなく簡単にガバッと開くマグネット式クロージャーがとにかく楽。コンプレッションベルトでまとめればキャリーケース内でも邪魔にならないというわけ。

リカバリーサンダルやマリンシューズの持ち運びはもちろん、車中泊での靴保管にもよさそう。

「Thule Travel Shoe Bag」の奥にあるのは「Thule Packable Laundry Bag」

同シリーズ「Thule Packable Laundry Bag」(5940円)は機内持ち込みサイズのキャリーバッグにおさまるサイズになっている。

うれしいことに自立OK。着替えをポンと投げ入れ、そのままコインランドリーに持っていけるのがイイ。使わないときはフラットに折りたためるので、旅やキャンプ、車中泊で活躍すること間違いなし。

旅するモデルが絶賛! 「Thule InLock universal panel」対応パニアバッグ「Thule Chasm bike bags」

山下晃和さんが一目惚れした「Thule Chasm bike bags」

会場には自転車で世界中を旅するモデル、山下さんの姿も。ポリエステルワックスキャンバスのバックパック「Thule Aion」を愛用しているという山下さんがサイクリスト目線でコレはイイと絶賛していたのが自転車リアラックのレールに取り付けるサイドパネル「Thule InLock universal panel」と、これに素早く確実に取り付けられるパニア「Thule Chasm bike bags」だ。

リアラック「Thule Tour Rack」(2万5300円)と「Thule InLock universal panel」(8800円)

「通常、この手のサイドパネルはフレームのダボ穴を利用して固定します。けれどThule InLock universal panelはステーやリアラックに挟み込んで装着。展示しているternのCLUTCHは少しホイールサイズが小さく、後輪からサドルに伸びるシートステーが少し下に位置しているんです。こういうタイプの自転車にも取り付けられるのがスゴイ!」(山下さん)

ROSSI 担当者によると、Thule Inlock Universal Panelは、リアラックのレールがφ7〜15mm であればまず取り付けられるんだとか。

ちなみに「Thule InLock universal panel」へのパック取り付け方法は次の通り。

①InLockシステム対応バッグには背面にスリーブが付いている。「Thule InLock universal panel」のマウントを引き出してこのスリーブを被せるのが第一歩。

②バッグを被せたマウントを自転車側に戻し、カチッと音がすればロック。これで固定完了だ。

③ロック解除は写真中ほどのウェビングタブを引き上げるだけ。

Thule Chasm Bin Inlock 25L

25Lもの容量をもつ「Thule Chasm Bin Inlock 25L」(2万7500円)は、金属フレームを備えていてたるみがなくしっかり中のモノを支えてくれる。収納できる荷物は最大12.5kgまで。

かさばる荷物は開けたまま、小物なら上部をたたんで閉じてもいい。使わないときは底と上部をボタンで留めて薄く畳めば邪魔にならない。

「サイクリストのための設計っていうのが気に入りました」(山下さん)

Thule Chasm Cooler InLock 21L

「Thule Chasm bike bags」にはトートバッグやショルダーバッグもあるが、自転車旅にうれしいのがクーラーバッグ「Thule Chasm Cooler InLock 21L」(2万9150円)。「これがあれば牛乳を買える」と山下さん。

THLEではほかにもリニューアルしてより使い勝手がよくなった「Thule EnRoute」、止水ジッパー採用のビジネスリュック「Thule Accent Black Edition」など新製品が続々リリースされているので、THULE公式サイトや各代理店のサイトで確認してほしい。

著者画像

大森 弘恵さん

ライター

フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。

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