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キャンピングカーの達人、伴 隆之の注目モデルレビュー
シリーズ累計1800台を超すロングセラーモデル

BE-PAL.NETでも幾度か紹介している軽キャンピングカー「ミニチュアクルーズ」。その誕生は2011年で、先代スズキ・エブリイ(DA64系)をベースに製作されました。その後、2015年にエブリイが現行のDA17系にモデルチェンジし、ミニチュアクルーズもマイナーチェンジをするなど、幾度か小変更によるブラッシュアップを図りつつ現在に至っていました。
しかし、そんなロングセラーモデルが昨年12月にフルモデルチェンジを敢行。モデル名も「ミニチュアクルーズ」から「ミニチュアクルーズNeo(ネオ)」へと新たな名を冠しての登場。そうなると気になるのはどんな中身なのか?ということ。そこで、今回はミニチュアクルーズネオをじっくりと紹介したいと思います。ちなみに、ネオはスズキ・エブリイとダイハツ・アトレーからベース車を選ぶことができるようになっています。
ユーザーのニーズに応えレイアウトや装備を見直し、さらに進化!

まずはレイアウトから。同社の姉妹モデル「ミニチュアボックス」でも採用されるマルチウェイテーブルを搭載し、好みの位置でテーブルが車内にセットできるほか、セカンドシートと荷室のベッドマットで対面のリビングに展開することができる設計。そして、ミニチュアボックスとは異なり天井や左右のリアクオーターウインドウには断熱施工がされているだけでなく、シンクや引き出しシャワー付きの蛇口などの水まわりも完備。





さらに、車中泊には欠かせない遮光カーテンをはじめ、車載用DC12Vクーラーに1500Wインバーター、おまけに200Ahリチウムイオンサブバッテリーが標準装備されている点が大きなポイント。こうした車載クーラーや鉛バッテリーではなくリチウムイオンバッテリーが軽キャンピングカーに標準装備されるようになったのもユーザーからの声が多かったのがその理由だとか。これら快適性を高めるために、クーラーの取り付け位置やバッテリーを置くスペースなど、試行錯誤を繰り返しつつ就寝スペースを犠牲にせず搭載できるのはやはり長年の経験からと感心しました。また、オプションでFFヒーターの装備も可能になっているので、季節を問わず車内で快適に過ごせるようになっています。



高品質の家具類やベッドに関しては好評だった先代からのものを基本的には継承。調光式のLED照明や間接照明、スポットライトなど照明類も充実しており、夜間もゆったりとくつろげるほか、プルダウン式のフリーBOXには3面鏡も備わっていてちょっとした身だしなみの確認ができるなど、軽自動車ベースとは思えない作り。
今回のフルモデルチェンジにより、ミニチュアクルーズのラインナップはベーシックなNeoのほかに、「Cozy(コージー)」や「遍路」といった既存モデルについては引き続き販売を継続。また、最上級モデルの「SV」は「Prime」へとフルモデルチェンジされました。このPrimeについては近日改めて紹介したいと思います。
レイアウトや細かな仕様のみならず、基本装備がグンと向上した「ミニチュアクルーズネオ」。もともと備わる上質さに加えて快適性がさらにプラスされ、旅の時間もさらに充実したのものになると感じました。ちなみに、ベース車であるエブリイ、アトレーどちらを選んでも装備・レイアウトについては共通になっています。

価格はエブリイベースで375万7600円〜、アトレーベースで411万9500円〜。
問)岡モータース







