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祝!創刊45年YEAR
1981年~1990年
自然を日常的に楽しむ方法を提案。編集部員も積極的にフィールドで遊んでいた!!
1981年6月創刊
初期はマウンテンバイク推し!

パーツの名称を紹介した記事。え、ここから!? という初歩的内容にびっくり。当時、MTBは無名の存在だった。

1981年7月号
グアム島から帰還した元日本兵、横井庄一さんにインタビュー

28年間、ジャングルで自給自足をしていた横井さん。9月号から連載が始まり、単行本になった。

1984年8月、MTBミーティングを開催!

群馬県水上温泉のスキー場で日本初のMTBレースを開催。本誌の影響でMTBが一般的になっていった。
SCOOP!
表紙はこんな風に撮影されていた!


1982年7月号。セクシーな表紙だが、撮影舞台裏はこんな感じ。知らないほうが良かった!?
1985年8月
大規模な読者ミーティングをスタート!

読者参加型キャンプ・イベントの主催も本誌の特徴。第1回の会場は長野県南相木村だった。
中村 滋 初代編集長

キャンプをベースに位置付け、"自然を日常的に楽しむための提案"を続けることを意識していました。いまやオリンピック競技になったMTBをはじめ、キャンプ用テーブルや椅子、タープ、燻製、ツリーハウスなど、BE-PALがブレークさせて定番化したアイテムなんです。

1987年~’93年は長野県川上村で「サマーミーティング」を開催。読者3,000人以上が集結。
1989年10月号
100号記念特集でリアルな編集部を漫画で紹介

いつも締め切りに追われていた編集部の慌ただしいようすを漫画で暴露。編集部員は全国を飛び回っていた。
岩本 敏 2代目編集長

創刊前、数か月にわたり何度も椎名誠氏を訪問。苦労の末、怪しい探検隊キャンプの取材に応じてくださり、のちに野田知佑氏の連載のきっかけを作っていただきました。今でも感謝しています。編集長時代は読者参加型イベントを通じて、リアルな読者像やニーズを知る機会を大切にしていました。
1990年~2007年
身近な自然を再発見! 本誌が見つけた数々のフィールドやナチュラリストが登場!
1991年7月号〜
手づくりソーラー・カー"ビーパル号"計画始動!

1992年10月号
ついに頂点へ!

10周年記念の特集「自然流生活術」でエコを具体的に提案。その象徴のひとつとしてソーラー・カーを手づくりすることに。結果的に’93年に開催されたオーストラリアのレースで世界10位。拍手~。
1993年1月号
自薦で読者を大募集! 大特集で721人の読者が登場

誌面に登場したい読者を募集したところ、予想を上回る応募があり、編集部は嬉しい悲鳴。
加藤直人 3代目&6代目編集長

編集長は2期やりましたが、アウトドアライフを狭義にとらえず、「これも、あれもアウトドアだ」と提案し続けました。1期目は第一次キャンプブームもあり強烈な追い風。当時、書店に配本されるとすぐにBE-PALの姿が消え、店頭に残っているとイヤな気分になったものですw。
円高時代ならではの特集も!
1996年3月号
当時の編集スタッフもはまっていた海外通販のノウハウを大特集


当時は1ドル105円程度。現地からカタログを取り寄せ商品を選び、FAXで注文していた。
小室登志和 4代目編集長

1997年12月、京都議定書が採択されましたが、当時は地球温暖化に対する一般的関心はまだ薄かったんです。BE-PALは自然を楽しむ、遊ぶことが主眼のライフスタイル誌ですが、自然環境についての社会的関心事を、頭の片隅に常に置いておくことが必要と考えていました。
1998年1月号
編集部総出でハワイの自然を紹介


編集部をハワイに移動。ハワイの自然と文化を捉えた特集で、BE-PAL的な楽しみ方、遊び方を紹介。
1998年7月号
河原に眠っていた原石!? 仁淀川の川漁師、宮崎弥太郎さんの連載スタート!


偶然知り合った宮崎弥太郎さん(故人)の愉快な語り口と、知識の豊富さが読者を魅了。のちに単行本化。
2001年9月号
大人が本気で川遊び!「月刊雑魚釣りニュース」スタート

創刊の原点「自然と友達になろう」を具体化。作家の阿部夏丸さん責任編集だった。
BOOM!
チョコエッグブームをけん引!


フィギュアの情報をいち早く発信。2002年4月号は『週刊天然記念物』の発刊を記念し、リュウキュウヤマガメの付録付き。

黒笹慈幾 5代目編集長

「たくさん売れる雑誌より、作って楽しい雑誌を目指す」。編集部が楽しそうに記事作りをしていれば、それが自然に記事ににじみ出る。「楽しそう」という印象が伝われば、放っておいても売れる。そんな思いで誌面を作っていました。
2007年~
第二次キャンプブーム到来! 防災意識の高まりとコロナ禍でキャンプが再注目される


2011年5月号
東日本大震災直後、急きょ特集の内容を変更することに!

被災された方への配慮等も考えて、1冊まるごと見直しをして、なんとか作り上げた。被災地で撮影された泥まみれのBE-PALは「読者がいる限り、少しでもできることをやろう」と気持ちを奮い立たせてくれた。
2011年7月号
30周年記念号
250個のコラムだけで構成した一冊が話題に!


一冊まるごと250個のコラムだけで構成。CHUMSとコラボした付録・マルチツールも話題を呼び、発売3日で完売。
酒井直人 7代目編集長

新人のころ、出張届に「長良川周辺」と書いて、クルマにキャンプ道具、小道具、カメラ機材一式積んで1週間、行く場所も決めず、行き当たりばったり取材したことは刺激的でした。いまは会社的にもアウトでしょう。こんな面白い取材方法、真似しないようにw。
2013年〜
地方創生案件を手がけはじめる


パルパーク・プロジェクト
日本をもっと元気にしていきたいという思いから、各地でのアウトドア体験のほか、国内の自然環境保全や地域創生のプロデュースをスタート。
大澤竜二 8代目編集長

チョコエッグ関連記事の担当後、『週刊天然記念物』を創刊。編集長時代は鳥取県でロングトレイルイベント、宮崎県えびの市の道の駅プロデュースなども手がけていました。
2022年5月号
編集部員全員が汗水たらして設営しきった!


編集部一丸となった企画。「もうやりたくない」といっている企画ですが、またやりますっ!
沢木拓也 9代目編集長

とにかく編集部員でよく飲みに行っていて、仲が良かったです(今でもですが)。現在は、編集部員が楽しみながら記事を作れるような、雰囲気と場作りを意識しています。自然は楽しい、自然はスゴいことを、少しでも多くの人に伝わるよう、読者目線の記事作りを心がけています。
若きサワッキーの思ひ出
2000年12月号
連載開始! アウトドア犬養成講座

連載2回目、藤門弘さんの愛犬3匹が自由に庭を走り回る姿、今も目に焼き付いています。
MEMORY
野田知佑さんのこと
1984年12月号 連載スタート


「なんとか連載を!」と頼み続けた末、長期に亘る連載を開始できたことは、最初の担当者として誇りに思います(岩本)。球磨川を共にカヌーで下ったときの、初心者の私に対する温かい心遣いに感謝(小室)。河口堰問題等で、野田さんが絶筆宣言をしていたとき、「BE-PALだけは書く。酒井が編集担当者な限り書く」との発言にぐっときました(酒井)。中学生のころからの憧れの存在を担当でき、幸せでした。感謝しかありません(沢木)。
* *
創刊からのおもなできごと
1981年〜1986年 中村滋初代編集長
1981年
・7月10日 BE-PAL創刊
・椎名誠さん、倉本聰さんなど、豪華メンバーが登場。MTBでタンポポ・ハンティングという記事も掲載
・9月号 横井庄一さんのエッセイ 新連載スタート
1982年
・7月号 創刊一周年記念号でアメリカ西海岸のアウトドア店や企業を取材
・8月号 ツリーハウスを特集
1983年
・6月号 坂本龍一氏がインタビューに登場
・7月号 創刊2周年記念号として、一冊まるごと長野県南相木村で編集
1984年
・8月 創刊3周年記念として日本初のMTBレースを開催
・12月号 野田知佑さんのこぎおろしエッセイ 新連載スタート
1985年
・8月 長野県南相木村で初の大規模読者ミーティングを開催
1986年〜1990年 岩本敏2代目編集長
1989年
・1月 元号が昭和から平成へ
・9月 100号記念号発行
1990年
・1月号 シェルパ斉藤の『東海自然歩道見聞録』の連載スタート
1990年〜1995年 加藤直人3代目編集長
1991年
・8月 ムック本「日本の川地図101」発売
当時の日本の現状を記録する画期的な一冊だった
・10周年 手づくりソーラー・カー「ビーパル号」計画始動
1992年ごろ
・発行部数が40万部を超える
・このころ、第一次キャンプブーム到来
1993年
・1月号 読者721人が誌面に登場!
1995年〜1998年 小室登志和4代目編集長
1995年
・1月 阪神・淡路大震災発生
・15周年記念企画スタート
栃木県茂木町にビーパルランドをつくる
1996年
・3月号 海外通販を大特集
1997年
・11月号 サラリーマン転覆隊初登場。12月号から連載スタート
・12月 京都議定書採択
1998年〜2003年 黒笹慈幾5代目編集長
1998年
・1月号 編集部全員でハワイ取材へ!
1999年
・10月9日 オフィシャルHP本格始動
2003年〜2007年 加藤直人6代目編集長
2004年
・7月 BE-PALの兄弟誌『b*p』発売
・10月 新潟県中越地震発生
2007年〜2013年 酒井直人7代目編集長
2009年
・3月号 井ノ原快彦さんの連載スタート
2010年
・2010 「山ガール」が新語・流行語大賞にノミネート
2011年
・3月 東日本大震災発生
2013年〜2018年 大澤竜二8代目編集長
2013年ごろ
・第二次キャンプブーム到来
2016年
・8月11日が「山の日」として国民の祝日になる
2018年〜 沢木拓也9代目編集
2020年
・1月 新型コロナウィルス感染症が世界中に蔓延
キャンプが一気にブームに
・「ソロキャンプ」が新語・流行語大賞トップテン受賞
・10月 「おうちキャンプ」をテーマにオンライン・ミーティングを開催
2021年
・1月 第一回BE-PALアウトドアアワード開催
・7月 東京オリンピック2020開催
2022年
・3月27日 野田知佑さん逝去
2026年
・BE-PAL創刊45周年
※構成/松村由美子
(BE-PAL 2026年1月号より)







