特殊耐熱クロスを使用した軽量・コンパクトな焚き火台、それがMONORAL(モノラル)「ワイヤフレーム」だ。
ステンレススチールの脚部を十字にセットし、中心部をロックする。特殊耐熱クロスを広げ、四隅のワイヤー部を脚部にかける。準備はそれだけ。それでいて重量は1kgを切る980gで、薪の積載重量は3kg(スペック値)だからおそれいる。四方4人で焚き火を囲んでも十分な熱量だ。
佇まいまで美しいワイヤフレームを徹底的に見てみよう
MONORALのテーマはマイクロキャンピング。気が向いたときにサッと出かけて、キャンプ後の撤収も楽々。それを具現化したのがこのワイヤフレームであり、「連れて歩く焚き火台」そのもの。機能良し、造形美まで惚れ惚れするこの製品を、じっくり観察していこう。
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分解折り畳み式アーム(脚部)と特殊耐熱クロス。アームの長さは35cmほど。
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特殊耐熱クロスを広げた状態。四辺をワイヤーが通っている。
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セットまでものの数分。この状態でW36×H28cmサイズだ。
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アーム(脚部)の中央がクロスし、添え付けのロック機構で固定する。
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四隅をワイヤーで吊るす仕組み。なお、ワイヤインフレーム構造は同社により特許取得済だ。
最近では小型・軽量の焚き火台が流行しているが、このワイヤフレームはまさにパイオニアとも言える存在で、発売時から人気を博しており、同社のオンラインショップでは品薄が続く(気になる人はオンラインショップを定期的にチェック!)。
交換クロスなど、オプションパーツも充実
そんなワイヤフレーム、特殊耐熱クロスの想定使用時間はおよそ50時間(参考値・使用環境によって異なる)。劣化したときのための「焚き火クロス交換用(3,800円)」が用意されているのもうれしい。また、コッヘルなどで調理が行なえるよう、「五徳アタッチメントII(7,800円)」も販売されているなど、オプション品が充実している。
360度、風を受けるから炎が強くなる「焚き火メッシュII」
MONORALワイヤフレームユーザーにおすすめしたいのが、ステンレスメッシュの火床「焚き火メッシュII(9,250円)」。特殊耐熱クロスよりも耐久性に優れ、さらにはメッシュならではの通気性により風を360度全方向から受けることができる。この効果で、炎が大きくあがるので、よりダイナミックな焚き火を楽しみたいときに適している。
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耐蝕性ステンレスメッシュを用いた交換用火床。
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特殊耐熱クロス同様、くるくると巻いて仕舞える。
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アーム(脚部)と合わせた状態。ここからセッティングを行なう。
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ワイヤフレームに、焚き火メッシュIIを吊るした状態。
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メッシュなので、地面が透けて見える。すなわち、風も通るということ。
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まるで鎖帷子(くさりかたびら)のような構造は、職人による精巧なつくりだ。
焚き火メッシュIIの重さは440g。シチュエーションや用途によって、特殊耐熱クロスと使い分けできるので持っていて損はない。
WireFlame/ワイヤフレーム : 16,800円
MONORAL OUTDOOR – New Function New Attitude :
http://monoral.jp/
※構成・写真/早坂英之
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