
デザインには、アーティストで気候アクティビストでもあるMax Romey氏が参加。気候変動アクションを後押しする“冬用スリッポン”だ。
“アルペングロー”を纏うコラボモデルの「WHYSER」
Protect Our Winters(POW)は、その名の通り“気候危機から冬を守る”ムーブメント。2007年にプロスノーボーダーのJeremy Jones氏が米国で立ち上げ、いまや世界16か国に広がっている。

日本では2019年にPOW JAPANが始動し、小松吾郎氏らが中心となって「行動する仲間を増やす」「スノータウンのサステナブル化」「市民の立場から政策提言」という3つの軸で活動している。
今回、KEENとPOWのコラボシューズ「WHYSER」のデザインに参加したのは、アーティストで気候アクティビストのMax Romey(マックス・ロミー)氏。
彼は「夕日を挟んだ両側の空から得た“アルペングロー”の色合いを取り入れました。外観も気に入っていますが、実は一番のお気に入りは内側。インソールには、私たちの“家”ともいえるアウトドアをみんなで楽しむ様子を描いています。これで文字どおり、みんな一緒に立てます——しかも快適に」と語る。

Max Romey氏がアラスカ州アンカレッジの自宅近くでアッパーの原画を描いていた際、舞い落ちた雪が紙上で溶け、唯一無二のフラクタル模様が生まれたという。自然そのものがデザインに介入し、WHYSERの表情をいっそう特別なものにしている。
冬の外遊びに“すぐ履ける”。WHYSERのポイント
街でもフィールドでも、思い立ったらサッと履けるWHYSER。
ここでWHYSERのポイントを紹介しよう。
1、 スリッポン設計
脱ぎ履きがラク。玄関からテント前まで“ぱっと履ける”即戦力。
2、 Max Romeyのアートワーク
夕暮れの空を映す“アルペングロー”配色と、降り積もる雪が生んだフラクタル模様が唯一無二の表情に。
3、 インソールのストーリー
アウトドアを楽しむ人々を描いたグラフィックで、足元からムーブメントへの共感を示せる。
4、 冬場の使いやすさ
冷え込みや路面変化の多い季節でも扱いやすい設計。日常づかいを想定した履き心地重視。
MENS

価格:14,300円(税込)
カラー:POW GLACIER BLUE
サイズ:25〜29cm
重量:270g(27cm片足)
WEBページ
WOMENS

価格:14,300円(税込)
カラー:POW ALPINE START
サイズ:22.5〜26cm
重量:220g(24cm片足)
WEBページ
冬を守る一歩を、足元から
KEENはPOWの理念に共感し、ムーブメント拡大のためコラボモデルの売上の1%(上限25,000ドル)をPOWへ寄付。寄付金は啓発や政策提言などの活動に活用され、「アウトドアを愛する人々が、そのフィールドとライフスタイルを守るために行動する」というPOWのミッションを前に進める。
デザインをまとい、想いを歩かせる。「WHYSER」コラボモデルはそんな一足だ。