
世界から注目される14歳の天才画家「Conoca」が描く世界を塗り絵で堪能できる『つぶつぶアートぬりえ』が、9月25日に小学館から発売される。
必要な道具は色鉛筆だけ。自由に色を塗り重ねていくうちに、動物たちのイキイキした姿が浮かび上がってくる。大人も子どもも夢中になれる、アウトドア派にもうれしい塗り絵となっている。
恐竜からはじまった、Conocaの“いのち”の物語

現在14歳のConocaさんは、“つぶ”を重ねて命の気配を描くアーティストだ。絶滅危惧種を題材にした作品は海外でも評価されており、その発信力とやわらかな視点が、多くのメディアの関心を集めている。
作品の原点は、大好きだった恐竜だという。
「恐竜はもう絶滅してしまったけれど、絵を通して今ここにいる動物の中にも絶滅危惧種がいることを知ってほしい。いま目の前にいる彼らを描き続けたい。たとえ絶滅してしまっても、20年、50年、100年先まで、絵の中では生き生きとしていられるから」
この思いが、Conocaさんの活動を支えている。

Conocaさんプロフィール
2011年東京生まれ。6歳で幼稚園の絵が『世界児童画展』佳作に選出。7歳ごろからInstagramで発表を始め、東京を中心に名古屋・関西のフェスやグループ展にも参加する。9歳で独自技法「つぶつぶアート」を確立し、絶滅危惧種を題材にした作品で国内外から評価を集める。10歳で麻布十番にて初個展『10〜つぶつぶアートⅠ〜』を開催して注目を集め、11歳には日動画廊の専務の目にとまり小学生として史上初の出展を果たす。
12歳(小6)で若手美術家の登竜門「昭和会展」特別賞を受賞し、最年少での入選・受賞という快挙に到達。いのちへのまなざしと、無数の“つぶ”が紡ぐ色のリズムを核に、いまも世代を超えて届く作品世界を発表し続けている。
小さな“つぶ”から、深い没入へ。そして様々な動物たちの姿が浮かび上がってくる

そんなConocaさんの思いから生まれた『つぶつぶアートぬりえ』は、世界が注目する14歳のアーティストが手がけた“つぶつぶアート”で作られた、ユニークなぬりえブックだ。
色鉛筆で小さなつぶを塗り重ねていくと集中が深まり、想像以上の没入感を味わえるという。
絵のモチーフは、レッサーパンダ、ワオキツネザル、オオヤマネコといった危機にあるいきものから、ウサギ、ゾウ、キリンなど身近な動物まで幅広くそろっており、色選びやグラデーションづくりのコツもやさしく解説されてる。収録モチーフは全21点。
完成見本や塗り方動画が用意されているので、はじめてでも安心。親子で楽しむこともできる。

コラボ商品発売&ポップアップ開催
「つぶつぶアートぬりえ」と同じ9月25日から、Conocaと個性豊かなトートと側面の“ルーポケット”で知られるトートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」とのコラボ商品が発売開始。
また、二子玉川ライズS.Cでポップアップが開催され、Conocaのアートをまとったアイテムが展示・販売される。
A4対応の「LOOK! LOOK! トート」(小鹿アート、5,500円・税込)、代表作4点を大きく配した「ミュージアム ガービッジトート」(ダストボックスにもなる多機能、1,980円・税込)、5作品展開のユニセックスTシャツ(4,950円・税込)などが登場した。


二子玉川ライズ ドッグウッドプラザにある「ROOTOTE GALLERY 二子玉川店」ではポップアップイベントが開催され、アートプリントの展示のほか「つぶつぶアートぬりえ」やConoca×ROOTOTEコラボトート、Tシャツなどを販売している。ポップアップイベントは今後も順次開催予定だ。
小さな“つぶ”で動物たちに思いを馳せてみては?
『つぶつぶアートぬりえ』は塗り終わった後に切り離して飾れるので、オリジナリティー溢れるカラーリングで浮かび上がった動物たちを、インテリアとして飾る楽しみもある。
同じ世界を生きる動物たちに思いを馳せながら、じっくり塗り絵をする時間を楽しんでみてはいかがだろうか。

書名: つぶつぶアートぬりえ
著者: Conoca
定価: 1,540円(税込)
体裁: A4変・46ページ
発売日: 2025年9月25日
発売: 株式会社小学館