
インド占星術で導く内田真代さんの占い連載!毎月の運勢のほか、その月にラッキーなアウトドアアクティビティや方角なども教えてもらいます。日々の生活や遊びの参考にしてみてくださいね。
※インド占星術は、一般的に知られている西洋占星術の太陽星座からひとつ手前の星座にずれるため、星座に該当する誕生日も西洋占星術とは違っていますのでご注意ください。
9月の全体運は?
9月8日、日本全国で約3年ぶりに皆既月食が見られます。夜空の大イベントとも言えるこの現象は、大きな転換期のサイン。
そんな9月のテーマは、「本音に気づく」「進む道を整える」です。
満月が地球の影にすっぽり隠れるこのタイミングは、あなたの“心の奥”にそっと光を当てるような時期。
月は「心」や「無意識」を象徴する星。そこに太陽と、運命の軸を示すラーフとケートゥ(※1)が絡むことで、いつもは気づかない“本音”がポンと顔を出すかもしれません。
「このままでいいのかな?」「ちょっと方向変えたほうがいいかも…」 そんなモヤモヤが出てきたら、それは宇宙からの“軌道修正サイン”かも。
今月は無理に何かを決めようとせず、まずは一度深呼吸。
大きな決断よりも、「今の自分にできること」や「日常の安定感」に目を向けて、しっかり足場を固めていきましょう。チャレンジはOKですが、焦りやノリ任せの行動はストップ!です。
特に今回の満月が起こる水瓶座さんや、その反対のエリアの獅子座さんは心の揺れや環境の変化を感じやすいかもしれません。でも、それは“進化のサイン”。 焦らずマイペースに自分の声に正直になってみてくださいね。
22日は乙女座で新月を迎えます。
自己管理や健康、日々の習慣を象徴する乙女座での新月は、“心と体のバランスを整える”のにぴったりなタイミング。この頃は太陽・月・水星が乙女座に揃い、現実的な視点で生活を見直しやすくなっています。
睡眠、食事、休息などのリズムを整えたり、無理なく続けられるルーティンを作ってみると、心にも余裕が生まれそう。
自分にやさしい選択をすることで、未来へのエネルギーが自然と満ちてくるはずです。今回の新月は、「自分を大切にする習慣づくり」がツキを呼ぶカギになります。
9月は、心の奥に響く気づきと、現実的な行動が交差する季節。焦らず、自分のペースで整えながら、自分らしい未来へと進んでいきましょう。
(※1)インド占星術で使われる「ラーフ」と「ケートゥ」は、実際の星や惑星ではありません。これは、「月が通る道(白道)」と「太陽が通る道(黄道)」が空の中で交わるポイントのことです。この2つの交わる点を計算で出していて、それぞれを「ラーフ(昇交点)」と「ケートゥ(降交点)」と呼びます。
つまり、ラーフとケートゥは空に見える星ではなく、目には見えない“影の惑星”として扱われています。しかし、インド占星術ではとても重要な意味を持っていて、人の運命に深く関わると考えられています。
牡羊座の9月は「豊かなエネルギーが湧いてくるとき」
先月は笑顔になるような出来事がたくさんあったかもしれませんね。今月はそのエネルギーが人とのつながりを豊かにしてくれそう。
14日には情熱を意味する火星が「対人関係」を司る場所に移動します。「この人ともっと深くつながりたい。」「本音で向き合いたい」という気持ちが高まりそうです
さらに、幸せや拡大を意味する木星のサポートもプラスされているため、衝突すらも成長のチャンスに。
「ケンカ=絆が深まる前触れかも?」なんて気づきもあったり、関係性をひとつ上のステージへと押し上げてくれたりする可能性も。
ただし、感情がほとばしりすぎて、言葉がキツくなってしまう場面も出てきそうです。そんなときは、ちょっと深呼吸。「この一言でどう響くかな?」と考えてみて。
「義務」や「日々の習慣」をあらわす場所で迎える22日の新月は、これまで「なんとなく続いている習慣」「惰性でやっていたこと」に、改善のチャンスが訪れそうなタイミングです。毎日の小さな工夫があなたの心や時間に「ゆとり」を与えてくれて運気も上昇していきそう。
ただ今回は、「慎重さ」を表す土星の存在が影響して、「完璧にやらなくちゃ」という気持ちが浮かびやすいかもしれません。
だからこそ、「まずは今日ここまでできた自分を認める」「がんばったぞ、自分!」という優しい言葉をかけてあげましょう。その積み重ねが自然と運気を後押しし、日々にスムーズな流れを生み出してくれます。
今月のラッキーアウトドアは「仲間との焚き火 」
「喜び」を司る金星が、今月はあなたと同じ火のエレメントである獅子座に移動します。火のエネルギーと深く響き合うこの時期は、焚き火がラッキーアウトドアにぴったり。
パチパチと弾ける音や、ゆらゆらと揺れる炎を眺めているだけで心がじんわりほぐれ、健康運も自然とアップ。炎のリズムに癒される時間は、直感力を優しくサポートしてくれます。
そして仲間と火を囲んで語らうひとときには、対人運や人気運にも明るい風が吹き込むでしょう。
焚き火のぬくもりが、あなたの中に眠る“喜びの火種”にそっと火を灯し、仕事運や勉強運にもポジティブな刺激を与えてくれるはずです。
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インド占星術とは
約5000年の歴史を持つインド哲学の基盤ともいえる学問です。 出生時の太陽や惑星の配置を読み解き、自分の性質や才能、課題を知ることで「自分を受け入れる」手助けをし、 未来予測だけでなく、自己探求や人生の意味を見つけるための道しるべとして魂の成長を促します。 心に寄り添うあったかい光のような存在、それがインド占星術です。 インド占星術では多くの人が、一般的に知られている西洋占星術の太陽星座から一つ手前の星座にずれます。 ご自身の誕生日と照らし合わせてご確認ください。