
ぽってりとしたフォルムが印象的な小型ナイフ「ニーイング」の原型となったモデル、「フィヨルディング」の誕生50周年を記念した特別仕様で、その名も「フィヨルディング 50 år リミテッド エディション」。
日本国内にはわずか100本のみという、貴重なプロダクトとなっている。
フィヨルディング、50年の歩みと進化

今回登場した「フィヨルディング 50 år リミテッド エディション」は、1975年に発売された初代フィヨルディングの50周年を記念した特別モデルだ。
当時のナイフ界にちょっとした革新をもたらしたこのモデルは、のちに人気を集めた「ニーイング」へとつながる転機にもなった。
「ニーイング」が丸みのあるハンドルや深めのフィンガーガード、装飾が入ったシースで知られるのに対して、「フィヨルディング」はもっとすっきりした薄めのブレードが特徴。
「削ぐ」ような使い方にしっくりくる、幅広で薄めのブレードが特徴。握り方によって個性がぐっと変わるナイフだ。
注目の5ポイント
「フィヨルディング 50 år リミテッド エディション」は、記念モデルらしい特別感に、日常使いの扱いやすさも備えたナイフ。
その魅力を5つの視点から紹介しよう。
1、コンパクトで扱いやすいブレードサイズ
全長をぐっと抑えた、ちょうどいいサイズ感。
ブレード長は69mmで、フェザリングや木彫りといった細かい作業にもぴったりだ。

2、ヘレ独自の進化系カーボンブレード「H3LC」
従来のカーボンスチールから、ヘレ独自のトリプルラミネートカーボン(H3LC)へ変更。
切れ味と耐久性のバランスがさらに進化した。
3、グリーンが映える、記念モデルならではのハンドル
今回のモデルの中央にあしらわれたグリーンカーリーバーチは、スタビライズド(耐久処理)仕様。
目を引くデザインと実用性を両立している。

4、 安定した握り心地と安全性
グリップ形状が自然に手になじみ、握り位置が決まりやすい。
小さめのフィンガーガードも備わっており、扱いやすさと安心感が両立されている。
5、シンプルで素朴な革製シース
平べったいブレード形状にマッチしたクラシカルなシースが付属。
フラップ付きで開閉しやすく、使うほどに味わいが増す。

価格:17,930円 (税込)
刃素材:H3LC トリプルラミネートカーボンスチール
柄素材:カーリーバーチ、スタビライズド グリーンカーリーバーチ、レザー
鞘素材:本革 (タンレザー)
刃長:約69mm
柄長:約89mm
刃厚:約2.8mm
重量:約74g (本体)/約120g (シース込み)
WEBページ
50周年の節目にふさわしい一本
50年という節目を迎えたフィヨルディングが、現代の技術とともに特別仕様でよみがえった。実用性もデザインも妥協のない仕上がりで、使うたびにヘレのクラフトマンシップが感じられるはずだ。
日本国内ではわずか100本のみのリリース。気になった人は、ぜひ早めにチェックしておこう。