
今回は冷たい水をかけるだけでサラッと食べられて、暑さをクールダウンしてくれるという商品を実際に調理しながらレビュー。
さらに、キャンプ飯におすすめの簡単アレンジレシピもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
無印良品の「冷やし茶漬け」シリーズとは

無印良品の「冷やし茶漬け」は、人気のフリーズドライシリーズの夏季限定品として発売された商品。
ラインナップは「キムチとザーサイ」「黒酢とかき卵」「梅肉と長芋」「きざみ野菜の山形だし」の4種類となっています。

各商品とも1袋に2食入りで、携帯しやすく保存にも便利。しかも、調理はごはんにフリーズドライのブロックを乗せて冷たい水をかけるだけと簡単!
アウトドアシーンだけでなく、夏バテ防止や忙しい日の朝食としても役立ちそうです。
キムチとザーサイ

それでは、ここからは実際に調理をしながら全4種類をレビューしていきます。
まずは「キムチとザーサイ」から。公式の商品説明によると「牛肉や魚介の旨みを効かせたキムチスープに、白菜のシャキシャキとした食感を合わせました」とのこと。

ちなみに、フリーズドライのブロックはシェラカップにも収まるくらいのコンパクトサイズです。
また、作り方は全種類共通で……

1.温かいごはん100gにフリーズドライのブロックを乗せる
2.冷たい水を160mlかける
3.ブロックをほぐすようにしてかき混ぜ、約1分置いて完成
となっています。
また、商品説明には「冷水で食べるのがおすすめですが、お湯でも美味しくお召し上がりいただけます」とのこと。
そのため、お腹を冷やしたくないという方は温かくして食べるのもおすすめ。ただし、冷水よりも塩味を感じやすいので、少しお湯を多めにして作ると良いそうです。

1分ほど置いて完成した「キムチとザーサイ」がこちら。スープに隠れて見えづらいですが、ザーサイがたっぷりで食べごたえがありそうです。

一口頬張ってみると、ピリ辛風味の中にザーサイの爽やかなシャキシャキ食感と、キムチの程よいザクザク食感がしっかり感じられてクセになる味わい。
辛さはほんのりピリッと感じるものの、刺激は強くなくさっぱりとした後味。
夏のアウトドアシーンはもちろん、食欲が無いときにもサラリと食べられて元気が出そうな一品に仕上がっています。
黒酢とかき卵

続いては「黒酢とかき卵」。
商品説明によると、「黒酢のまろやかな酸味と鶏の旨みが特長のスープに、ふんわりとしたかき卵、トマトとニラを合わせました」とのこと。

完成写真がこちら。トマトの赤にニラの緑、かき卵の黄色と彩りも鮮やかです。

一口食べてみると、黒酢とトマトの酸味の中に、ニラの香ばしい香りと鶏のうま味が感じられて風味豊か。
さらに、卵のふんわり食感とコクのある味わいで満足感もたっぷり。
冷やし茶漬けとしてはもちろん、そのままスープとして飲んでも美味しそうな一品に仕上がっています。
梅肉と長いも

続いては「梅肉と長いも」。
商品説明によると「梅のさっぱりとした酸味にかつおの出汁を効かせ、長いもやきのこの食感を活かして仕上げました」とのこと。
原材料を確認してみると、梅肉と長いも以外に国産のぶなしめじが入っているようです。

完成写真がこちら。梅肉の赤みが食欲をそそる色合い。刻みネギや千切りにした大葉をちらせば、より彩りが鮮やかになりそうです。

一口食べてみると、しっかりとした梅の酸味と長いものシャキシャキ食感のバランスが絶妙。
さらに、程よいネバネバ感も相まって、フリーズドライとは思えないほどの風味と食べごたえが楽しめます。
夏のキャンプ飯にピッタリなのはもちろん、疲労回復に効果的な栄養が摂取できて熱中症対策にも良さそうです。
きざみ野菜の山形だし

最後に紹介するのは「きざみ野菜の山形だし」。
商品説明によると、「夏野菜のきゅうりやオクラ、青じそを刻んで和えた山形の郷土料理・だしをお茶漬けに仕立てました」とのこと。
ちなみに、山形では「だし」は豆腐やそうめんにかけて食べることもあるのだとか。

完成写真がこちら。原材料を確認してみるとオクラだけでなく昆布も入っているようで、スープにネバッととろみがあります。

一口食べてみると、口当たりはほんのりヌルっとしていますが、青じそとしょうがの香り、きゅうりの食感のおかげで後味はシャキッと爽快。
さらに、粘りがあるおかげか出汁のうま味がしっかり感じられて飽きのこない味わい。
ネバネバ成分たっぷりでお腹にも優しいので、「バーベキューで肉を食べ過ぎて胃が重い……」というときのリセットご飯としても良さそうです。
ここまで全4種類を食べてみましたが、個人的にはピリ辛ながらもさっぱり食べられる「キムチとザーサイ」が一番のお気に入りでした。
そこで次の項目では、「キムチとザーサイ」で作る簡単アレンジレシピをご紹介します。
無印良品の冷やし茶漬け「キムチとザーサイ」で作る韓国風冷や汁のレシピ

材料(2人分)
- サバ水煮缶 1個(190g)
- きゅうり 1本
- 水 400ml
- 無印良品の冷やし茶漬け「キムチとザーサイ」 1個
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
- コチュジャン 小さじ1
- 白いりごま 適量
- ごま油 適量
ご紹介するのは、鶏肉や豆腐、きゅうりなど出汁と味噌で味付けする宮崎県の郷土料理「冷や汁」のレシピ。
といっても今回は「キムチとザーサイ」をベースに、めんつゆとコチュジャンで韓国風の味付けに。さっぱりながらも程よい辛みと鮮やかな色合いで、食欲をそそる一品に仕上げます。
作り方

まずは、きゅうりのヘタを切り落とし輪切りにしましょう。

続いて、ボウルでサバ水煮缶の汁、めんつゆ、コチュジャンを混ぜます。コチュジャンは粘度が高いので、この段階でしっかり混ぜておきましょう。
調味料がしっかり混ざったら、水、「キムチとザーサイ」のブロックを混ぜてほぐし、1分ほど置きます。

ブロックがほぐれたら、輪切りにしたきゅうりを加え、さらに大きめにほぐしたサバの身をほぐして加えましょう。

お皿に盛り付けたら、ごま油を回しかけ、白いりごまをちらして完成です!輪切りきゅうりの緑とキムチ・コチュジャンの赤のコントラストが色鮮やかです。

一口食べてみると、サバのホクッとしたうま味にキムチとコチュジャンのピリ辛、きゅうりのシャキシャキ食感が絡んで食べごたえバツグン。
さらに、めんつゆのコクと仕上げのごま油の香りが効いていてスプーンの止まらない味わい。
ごはんはもちろん、そうめんにかけて食べても美味しそうな一品に仕上がりました。
無印良品の「冷やし茶漬け」があれば夏の暑さ対策は万全!
紹介した通り、無印良品の「冷やし茶漬け」は調理が簡単なのはもちろん、携帯にも保存にも便利と夏のアウトドアシーンにピッタリのアイテム。
また、4種類それぞれに特徴のある食感や風味が楽しめるので、きっとお気に入りの一品が見つかるはずです。
2025年の夏は例年に比べて気温が高くなると言われているので、ぜひ無印良品の「冷やし茶漬け」で暑さに備えましょう!