大ヒット作のドライレイヤーほか、素材開発&縫製技術で躍進を続けるブランド「ファイントラック」 | アウトドアブランド 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2025.03.17

大ヒット作のドライレイヤーほか、素材開発&縫製技術で躍進を続けるブランド「ファイントラック」

大ヒット作のドライレイヤーほか、素材開発&縫製技術で躍進を続けるブランド「ファイントラック」
着用時の快適性を追い求め、飽くなき探求を続ける日本のウェアブランド。今回は体の汗冷えを防ぐ「ドライレイヤー」を生み出したファイントラックについてご紹介しよう。

素材開発と縫製技術で躍進を続ける日本ウェア

ファイントラック

設立:2004年 拠点:兵庫県神戸市

問い合わせ先:ファイントラック TEL:0120-080-375

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ファイントラック企画開発課 相川 創さん エンジニアの職を経て2008年に入社。冬季クライミングやテレマークスキー、沢登りなど山遊びに目がなく、その実体験を企画に落とし込む。

特殊な糸を用いて卓越した技術をもつ縫製所が製造!

特殊な独自メッシュ生地がもつ耐久撥水の効果で、体の汗冷えを防ぐファイントラックの大ヒット作「ドライレイヤー」。

肌に直接着ることで、素材を通じて上に重ねたベースレイヤーへ水分を素早く送り上げ、体をドライに保つというものだ。撥水するという新発想のアンダーウェアは、あるスタッフが濡れたウェアを着用し寒い思いをしたという体験から、開発が始まったのだそう。高温多湿な日本のフィールドでの快適さが口コミで拡散され、いまや同社を代表する製品となった。

「雪山から下りても私ひとりだけウェアの中が乾いているんです。冬は特に体が冷えると命に直結するので、効果を実感します」と相川さんも胸を張る。
 
素材は「多種異形断面糸」というふぞろいな繊維で構成された特殊糸を使用。日本に数えるほどしかない昭和の希少な編機でしか編めず、1時間に数mの生産量というから驚くばかり。それを卓越した技術をもつ縫製所が形にする。開発当時、国内を奔走したという同社代表の執念ともいえる製品である。

フィールドでの汗処理に新たな常識を生んだヒット作

2004年~
初代

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「フラッドラッシュスキン」の製品名で誕生。撥水するアンダーウェアという異色のアイテムとして話題に。カヤックや沢登り界隈で評判となる。

ドライレイヤークール タンクトップ 
¥5,500

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ドライレイヤーベーシックロングスリーブ 
¥5,500

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ドライレイヤーベーシックブラタンクトップ 
¥6,985

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ドライレイヤーウォーム バラクラバ 
¥3,850

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ドライレイヤーインナーソックス レギュラー 
¥2,530

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現在ドライレイヤーは全45種類。通年使えるベーシック、暑い季節向けのクール、秋冬やウォータースポーツ向けのウォームと温度域で細分化され、長袖タイプからタンクトップ、カップ付きブラなど形状も幅広く展開。頭部や手足などに着用するアクセサリーも充実し、2016年には女性の悩みならではのアイテム開発チームも立ち上がった。※製品は3月1日より価格改定予定。

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ふぞろいな特殊繊維を採用し、撥水樹脂が行き渡る表面積を拡大。

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メッシュ生地に孔(穴)が開き、肌から吸い上げた汗は強い撥水性で下に戻らない。

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特殊なメッシュは最新編機では製造できない希少なものだ。

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細かい注意が書かれた縫製の指示書。

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0.4㎜という極薄メッシュ生地の縫製は至難のワザ。熟達の技術をもつ縫製職人が1枚ずつミシン掛けしている。

※構成/福瀧智子 撮影/中村文隆
(BE-PAL 2025年3月号より)

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