【手軽に海外起業できるプチ移住先、ジョージア】 第1回 猫に癒される廃墟と、崖っぷちのデスロード | クルマの旅・ドライブ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 【手軽に海外起業できるプチ移住先、ジョージア】 第1回 猫に癒される廃墟と、崖っぷちのデスロード

    2018.07.24 軽キャンパーで地球半周!

    軽キャンピングカーで、地球半周中の放浪夫婦です。
    稚内からサハリン島へ渡り、シベリアの大地を西へ。モンゴルで道草し、中央アジアからイランを経てコーカサスへ突入。折り返し地点は、南アフリカの喜望峰。ガイドブックに載らない隠れ家的パワースポットで力を蓄え、絶景・奇景を見つけては、「マイ秘境」と呼んで喜んでいます。

    ビザなし滞在1年間

    3年前までグルジアと呼ばれたジョージアは、長期旅行者に天国と呼ばれています。ビザなしで1年間も滞在でき、物価が安く、美味い食事と安いワインが評判です。

    プチ移住とお手軽海外起業

    地元民によると、外国人でも労働許可なしで働け、起業届けも数日で認可。不動産が安いので気軽にプチ移住ができ、海外起業もできます。終の住処を探そうと、まず、アパートを借りました。新居の入り口は、ゴミ捨て場のような佇まいですが↓

    部屋は、リノベーション済みです。旧ソ連圏でよく見る、狭かろう古かろう悪かろうの三拍子揃ったフルシチョフカ団地は、意外に綺麗なのです。

    1LDKの家賃は、ひと月350US$(インターネット込み/光熱費別)。貧困街のような殺伐感が漂うものの、猫だらけ。癒されます。

    遺跡化する廃墟のような首都

    トビリシは首都でありながら、廃墟の街。生きながらにして崩れている家。
    ゆく家々。

    もはや自立する力がなく、鉄骨で支えます。

    梁がひん曲がり、壁は斜めり、煉瓦が分断し、屋根が崩落。
    角がとれて丸くなり、ガウディ化しています。都市でありながら、荒廃したアウトドア感を楽しめます。

    デスロードを攻めてみた〈Part1 秘境シャティリ村〉

    ジョージアのアウトドアの楽しみ方は、デスロード攻めです。Part1では、北の山中に隠れた秘境シャティリ村を目指します。勢い余ると、ロシアの強敵チェチェン共和国に迷い込むデリケートライン。この時期、路線バスはまだ冬季休業中。そこはかとなく不安なので、10年前にコロンビアで知り合ったT氏を道連れにしました。

    岩石路でパンク!

    幹線道路から山に入ったとたん、いきなり世紀末のような嵐の洗礼。行くなとばかりに、激しく揺すられる軽自動車。苔むした山に伸びる、か細い道。嵐が去って喜んだのもつかの間、凸凹の岩石路でパンク!
    タイヤ交換をしたことがないのが自慢ですから、
    「Tさん、修理をお願いします」
    アフリカまでドライブするというのに、パンクくらい直せなくてどうする。心から反省しております。

    泥より滑るものはなし

    岩石路のトゲトゲしい石に気をつけながらも、さらなる鬼門に悩まされます。泥です。泥って氷のように滑るんですね。対向車が来ても一歩も道なんか譲れない、命がけの崖です。

    世界的に有名な南米のデスロードより、はるかに道路幅の狭いなで肩の崖っぷち。ユネスコの世界遺産に推薦したいジョージアのデスロードを転げると、濁流の三途の川です。

    立ちはだかる雪解け水

    残雪を目にして、「スノータイヤをはいておくんだった」と遅まきながらも反省しつつ、ローギアで時速10km。あと15kmで秘境という手前で、雪解け川に立ちはだかれました。すでに数本のせせらぎを渡って来ましたが、この激流は、臆病者をビビらせるには充分。流されたら、叫ぶ間もなく滝ですから。

    T氏は「これくらいなら渡れるね!」って顔してますが、すみません、撤退します。秘境シャティリ村は、今後の課題ということで許してください。

    梅干しサイズの雹が降ってきた!

    おめおめと引き返すボクら一行に、またもや洗礼が襲い掛かります。巨大な雹です。天井に穴が開きそうな、絨毯爆撃。よくもまあ窓ガラスが割れなかったもので、肝を冷やすアトラクションの連続。

    デスロードから生還したボクらを迎えてくれたのは、ヤギの群れ。ほのぼのと癒されました。ありがとう……、邪魔だけど。牧童によると、その数2万頭。そんなにいるようには見えないけど、信じましょう。

    〈おまけ〉水のパワースポット

    ジョージアに、世界的に有名な水のパワースポットがあります。コーカサスの真珠と呼ばれる、天然水の産地ボルジョミです。

    ロマノフ王朝が求めたという名水は、発砲水。はっきり言って不味いです。なにかと趣味の合わない妻Yukoは、ペットボトルに入れて毎日飲んでいましたが……。

    今回のデスロード「秘境シャティリ村」編は、急な上り坂と強引なヘアピンカーブ。寒々しい峠越えとトゲトゲの岩石路。よく滑る泥道と崖。軽自動車というものは、こういう道を走るものじゃないと、しみじみと感じた次第です。
    とは言いながら、次回のジョージア編第2弾は、秘境攻めのデスロードPart2、3をお送りします。あわせてプチ移住の秘訣、新築マンションを安く買う方法をご紹介いたします。

    石澤義裕・祐子
    住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた。

    RELATED ARTICLES

    関連記事

    NEW ARTICLES

    『 クルマの旅・ドライブ 』新着編集部記事

    コンバートEVからモバイルハウスまで!古いクルマとエコで楽しむ4つの実例4

    2023.01.30

    2泊3日で1000㎞走破してみた!日産の新型「エクストレイル」実力をホーボージュンがガチ検証

    2023.01.29

    バイオ燃料で脱炭素!古いランクルでも楽しめる「エコなクルマ生活」を見せてもらった

    2023.01.29

    僕らの外遊びスタイルがもうすぐ変わる!? 世界のエコカー最新事情とは

    2023.01.27

    最新エコカーは「EV」一択となるか!? 自動車メーカーが考える外遊びの未来とは

    2023.01.26

    着々と進む電動化の今をレポート!気づけば長崎県五島市がEV社会になっていた

    2023.01.25

    z