カンケンリュックと検索すると、候補に『ダサい』と出てきます。カンケンリュックは本当にダサいのか? そういわれる理由やコーデのポイント、おすすめのモデルを紹介します。カンケンリュックを買おうかどうか迷っている人は、ぜひチェックしましょう。
カンケンリュックは本当にダサいのか?
カンケンリュックとは、北欧のブランド「フェールラーベン」が販売する定番リュックです。『ダサい』か『ダサくない』かはその人の主観によるものなので、中にはカンケンリュックをダサいと思う人がいても不自然ではないでしょう。
ダサいという人の意見をチェックしたうえで、ダサいといわれないためのコーデのポイントを解説します。
ダサいという人の意見
カンケンリュックをダサいという人の多くは、カンケンリュックが時代遅れだと思っているようです。カンケンリュックは1978年の登場以来、スクールバッグとして人気を博しました。
しかし、あまりにも人気になりすぎたために、一部で『時代遅れ』『いまさら』と思われることもあります。
また、スクールバッグらしいかわいらしいワッペンも、一部の人にとっては「子どもっぽい」と感じられるのかもしれません。
好みが分かれる特徴的なデザインであることに加え『昔、大いに流行った』という記憶から、そう感じている人もいるのでしょう。
ダサいと思われないコーデのポイント
カンケンリュックは、物自体とても機能的で丈夫に作られています。コーデを工夫すれば、大人が使ってもファッションのアクセントになります。具体的には、以下のアイデアが挙げられます。
- フォーマルスタイルとの組み合わせは避ける(おしゃれ上級者なら「あえて合わせる」のもありですが)
- 色数を少なくおさえる
カンケンリュックはカジュアルなデザインのため、スーツに合わせたりビジネスバッグとして使ったりすると、幼稚な印象を与えてしまう恐れがあるでしょう。
また、カンケンリュックはカラーバリエーションが豊富で、中にはビビッドなカラーもあります。そのため、全体のコーデとして色を少なくすると統一感が出ます。ワッペンの主張が強いという意見もあるので、ワンポイントとして使うのがおすすめです。
なお、カンケンリュックは『G-1000』や『ビニロン』などの高品質の素材を使っており、耐久性が高いことで評判があります。そのため、アウトドアにもぴったりです。
カンケンリュックの定番モデル
カンケンリュックの購入を検討している人に向けて、まずは外せない定番モデルを三つ紹介します。カンケンリュックの代名詞ともいえるモデルたちを、見ていきましょう。
KANKEN
言わずと知れた元祖カンケンリュックです。もともとはスクールバッグとして開発されましたが、そのデザイン性や耐久性から老若男女問わず愛されています。
容量は約16Lとタウンユースにちょうどよく、背負いと手提げの2wayで使える便利さも魅力です。生地にはビニロンと呼ばれる、摩耗性や耐久性、耐水性に優れた素材を採用しています。そのため、アウトドアでもタフさを発揮するでしょう。
カラーバリエーションは50種類以上もあり、友達やパートナーと色違いやおそろいを楽しむのもおすすめです。スクールバッグにとどまらず、さまざまな用途で使えるロングセラーモデルです。
- 商品名:フェールラーベン「KANKEN」
- 公式サイト:商品はこちら
KANKEN MINI
小さいサイズのカンケンリュックです。容量は約7Lと、ちょっとしたお出かけに向いています。サイズが小さい分、ワッペンが相対的に大きく見えるので、ワンポイントにおすすめです。
容量以外のスペックは通常のカンケンと同じで、素材もビニロンを使っているため、耐久性も申し分ありません。カラーバリエーションは40種類以上あり、お気に入りを探すには十分な選択肢があります。
- 商品名:フェールラーベン「KANKEN MINI」
- 公式サイト:商品はこちら
KANKEN NO.2 BLACK LAPTOP 15
黒一色のシックなモデルです。デザインは通常のカンケンと変わりませんが、大きなポイントはパソコン用のコンパートメントが装備されている点です。
さらに、内側にはジッパーコンパートメントを設けることで収納性をアップさせ、容量も約18Lと通常モデルよりも少々大きくなっています。意見の分かれるワッペンも黒一色に塗られており、悪目立ちしません。
オフィスカジュアルの服装なら、通勤用のリュックとして使っても違和感はないでしょう。かわいらしい印象は抑えつつも、遊び心を取り入れたい学生の通学用リュックとしてもおすすめです。
- 商品名:フェールラーベン「KANKEN NO.2 BLACK LAPTOP 15」
- 公式サイト:商品はこちら
フェールラーベン
KANKEN NO.2 BLACK LAPTOP 15
サイズ:高さ40×横幅28×奥行16cm、A4サイズ対応 ストラップ最大長 72cm 素材:G-1000 Heavy Duty(ポリエステル65% コットン35%) 容量:18L 重さ:750g
カンケン以外にも!おすすめのデイパック
フェールラーベンからは、カンケンリュック以外にも実用的なさまざまなモデルが販売されています。アウトドアや街へのお出かけなど、用途別に向いているモデルを三つ紹介します。
ULVO 30
デイリーユースから旅行まで、幅広いシーンで使える万能リュックです。容量は約30Lと多くのアイテムを収納でき、1泊程度の旅行ならこれ1個で十分でしょう。
パソコン用のスリーブやサイド・上ぶたのコンパートメント、内側のメッシュポケットなど、すっきりとした見た目からは想像できない収納力に驚かされるはずです。
素材には、フェールラーベンが独自に開発した『Bergshell』が使われており、高い耐久性・耐水性を発揮します。チェスト・ヒップストラップも付いており、長時間の移動にも対応しています。
- 商品名:フェールラーベン「ULVO 30」
- 公式サイト:商品はこちら
Greenland Top
『ULVO 30』までのサイズを求めない人には、『Greenland Top』がおすすめです。サイクリングや週末のハイキングなどに適したこのモデルは、容量が約20Lと1日分の荷物に必要十分な収納力を持っています。
15インチまでのパソコン用のスリーブや、フロント・サイドのポケットなどもあり、整理整頓がしやすいでしょう。素材には、耐久性の高さや紫外線耐性に定評のある『G-1000』を採用し、十分な丈夫さも兼ね備えています。
- 商品名:フェールラーベン「Greenland Top」
- 公式サイト:商品はこちら
HIGH COAST TOTEPACK
軽量でパッカブルなトートバッグです。タウンユース向きで、リュックよりもコーデに合うバッグを探している人におすすめです。
ショルダー・手持ち・背負いの3wayで持ち運べるため、気分や服装にぴったりの方法で持っていきましょう。
容量は約23Lと、お出かけには十分な収納力を持っています。重量は約400gと軽量なため、全体をサブバッグとして大きなバッグに忍ばせても荷物になりません。
- 商品名:フェールラーベン「HIGH COAST TOTEPACK」
- 公式サイト:商品はこちら
カンケンファンにおすすめのバックパック
本格的なアウトドア用のリュックを探しているカンケンファンに向けて、おすすめのバックパックを紹介します。それぞれの特徴を見ていきましょう。
KAIPAK 28
日帰りから1泊程度のアウトドアにおすすめの、バックパックです。容量は約28Lとちょうどよく、中身は無駄な機能を排除したシンプルな作りになっています。
メインコンパートメントへはトップロード式で素早くアクセスでき、フロントにも大きなファスナーがあり使い勝手は抜群です。
荷物をコンパクトにするコンプレッションストラップやトレッキングホルダーなど、あると便利な機能はしっかりと残されています。
- 商品名:フェールラーベン「KAIPAK 28」
- 公式サイト:商品はこちら
Abisko Hike 35
日帰りから小屋どまりの1~2泊程度のハイキングや登山におすすめのバックパックです。全体にリサイクルナイロンが採用されており、耐久性は十分です。
容量は約35Lで移動のしやすさを確保しており、一方で豊富な収納力でアウトドアをサポートします。サイドのメッシュポケットや、トレッキングポールを取り付けられるドローコードのほか、フロントからリュック内部にアクセス可能なジッパーが付いていて、使い勝手がとても良いバックパックになっています。
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- 商品名:フェールラーベン「Abisko Hike 35」
- 公式サイト:商品はこちら
まとめ
カンケンリュックは、かつてブームを起こしたこともあり、昨今では『いまさら』と思う人もいるでしょう。
しかし、カンケンリュックの真骨頂はデザインでなく、機能面にあります。登山などのアウトドアシーンで頼りがいのある丈夫で長持ちする生地に、北欧で磨き抜かれた使い勝手の良い機能性を備えており、今でも現役で活躍できます。
また、北欧ブランドならではのクラシカルなデザインや配色も大いに魅力です。ただし、配色が派手めなモデルもあるので、コーデに気を配りながらおしゃれに楽しく使いこなしてみてください。