食材をポンと入れるだけで完成!? DCM「投げ込み調理器」便利すぎませんか
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    2024.01.09

    食材をポンと入れるだけで完成!? DCM「投げ込み調理器」便利すぎませんか

    DCM投げ込み調理器

    筆者私物です。

    ホームセンターのDCMで、手軽なお値段で手に入る「投げ込み調理器」はご存知でしょうか?

    このアイテムは、食材を入れて火にくべるだけでおいしい料理ができちゃう優れもの。キャンプビギナーにも、面倒くさがり屋さんにもぴったりな調理道具なのです。スキルがなくても、ただ入れるだけ! お芋やピザパンを実際に投げ込み、試してみた体験談とともに商品を紹介します。

    DCM「投げ込み調理器」とは?

    DCM投げ込み調理器

    蓋と本体のふたつのシンプルな構造。

    「入れるだけで美味しく簡単調理!」という、この商品の謳い文句が目をひくアイテム

    DCMから販売されていて、税込み1,097円(2023年12月執筆時点)と価格が魅力的。

    サイズは、直径約8.3cm×高さ20cm(取手を含む)と意外とコンパクトで、持ち運びに便利です。構造もシンプルで、基本的には本体と蓋しかないので、使い方も簡単! 蓋を開けて食材を入れた後、焚き火に入れたり、バーベキューグリルに乗せたりすれば調理ができます。

    DCM投げ込み調理器

    上から見た様子。蓋に取っ手はありがたいです。

    本体素材は、アルミ亜鉛メッキ。取手部分はクロムメッキでできています。どちらも耐食性があり錆びにくい素材なので、安心して使えますね。

    使い方

    使い方に関して、難しい説明は不要なのがこの投げ込み調理器の良いところ。本当に食材を入れて、火にかけるだけです。それでは、実際にじゃがいもを入れて、じゃがバターを作ってみます。

    道具・材料

    • 投げ込み調理器
    • アルミ箔
    • 軍手
    • トング
    • じゃがいも
    • バター
    焚き火

    炎が出ていない状態にしておきます。※今回は、直火可能なエリアで焚き火をしています。

    まず、焚き火を熾火の状態にしておきます。

    というのも、焚き火の炎が上がっている状態で調理を開始すると、じっくりと中に火が通らず、食材がただ焦げてしまい、残念なことになってしまうからです。薪がしっかりと燃えて、熾火になるのを待ってから調理を開始しましょう。

    じゃがいも

    メークインはスリムで投入しやすいです。

    続いて投げ込み調理器を開き、ホイルで包んだじゃがいもを入れて蓋を閉めます。

    そして、熾火になっている焚き火にコロンと転がしておきます。10~15分経ったら、向きを変えます。これを数回繰り返し、1時間程度火にかけ、蓋を開けてみます。

    ジャガイモ

    じゃがいもはホイルで包みます。

    焦げ付きもなく、しっかり芯まで火が通っていました!!

    ジャガイモ

    じゃがいもに塩&バターで!

    じゃがいもを投げ込み調理器から取り出し、バターと塩で味付けをして食べてみます。ホクホクしていて、めちゃくちゃおいしかったです。

    投げ込み調理器のようなアイテムを使わず、アルミ箔のみでじゃがいもを包んで、焚き火調理をしたことがある方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、ホイルだけだと焦付きがあったり、焼きすぎて硬く炭化してしまったことが多いのでは?

    その点、この投げ込み調理器を使えば鉄の容器の適度な厚みのおかげで、火がじんわり中まで入るのです。火に入れて、時々転がすだけなので、お子さんと一緒でも簡単にできます。とにかく手軽に焚き火調理を楽しみたいときには、ぴったりの調理アイテムだと思います。

    さつまいもを調理

    投げ込み調理器とさつまいも

    今度はどんな焼き芋ができるのか……。

    じゃがいもがおいしかったので、次はさつまいもで試してみます。今回は、あえてアルミ箔で包まずに調理してみました。

    さつまいもはちょっと大きかったので、端をカット。そのまま入れて蓋を閉め、約1時間熾火で調理します。こちらも同じく10~15分ごとに、火に当たる部分を変えました。

    焼き芋

    しっかり中まで火が通りました。

    転がすときも、アルミ箔だけだとホイルに穴が開かないように気を遣いますが、投げ込み調理器を使えば棒で突いて転がしてもOK! あっという間にホクホクの焼き芋の完成です。

    焼き芋

    芯まで柔らかくホクホクで美味。

    反省点は、ホイルなしだと容器がさつまいもで汚れてしまうため、後片付けが少し面倒になってしまった、という点です。さつまいもの蜜でベトベトしてしまいました。やはりアルミ箔を使う方が、使用後のお手入れが格段に楽になります。

    パンを入れてみた

    ホイルと投げ込み調理器とパン

    パンには、アルミ箔必須です。

    じゃがいもやさつまいもは焼くのに時間がかかったため、もっと短時間で美味しく楽しめそうな、パンのリベイクにチャレンジしてみました。

    おすすめはパリッとなると美味しい、デニッシュ系やお惣菜系のパン。今回は、あんバターフランスにトライしてみました。バターがじんわり溶けて、あんこと一緒になったら最高!

    パンをホイルで包んだ様子

    投げ込み調理器に、ちょうど良いサイズ感。

    まずパン全体を、ホイルでしっかり包みます。まるで、投げ込み調理器にぴったりのサイズで作られていたかようなパンのサイズに感動。焦げやすいので、今回も炎ではなく熾火になっているところに優しく投入します。

    焚き火でリベイクしたパン

    焚き火でリベイクなんて感動です。

    5分程度で、パンの表面がパリッとなり、バターもトロッと溶けました。

    短時間で気軽にリベイクができるので、キャンプ場で小腹が空いたときにもぴったりですね!!

    使用時の注意点

    調理中、投げ込み調理器は熱くなっているので、触れる際は必ずトングや軍手を使用してください。

    また、空焚きした容器に水をかけて急冷すると、変形の恐れがあるので気をつけましょう。

    調理後は腐食の恐れもあるため食材を取り出し、そのままでの保存はしないように。

    使ってみたら、超便利!投げ込み調理器で楽しむ焚き火料理

    投げ込み調理器

    いつものキャンプが簡単でもっと楽しく!

    DCMの投げ込み調理器は、気軽に焚き火調理に挑戦できる優れもの。焚き火に慣れている人も、初めてチャレンジする人も楽しめちゃう面白いアイテムです。

    使ってみる価値、大ありです!

    私が書きました!
    アウトドアライター
    ムスカリ
    経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。

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