重さ100Kgのものも!ハロウィンで「アトランティックジャイアント」かぼちゃ使ってみない? | 農業・ガーデニング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

農業・ガーデニング

2023.10.22

重さ100Kgのものも!ハロウィンで「アトランティックジャイアント」かぼちゃ使ってみない?

アトランティックジャイアント

近年、特に盛り上がりを見せているハロウィン。

もともとは秋の収穫を祝う行事だったとも言われていますが、現在はさまざまな飾り付けをしたり、仮装をして楽しんだりするイベントになっています。

そんなハロウィンの飾り付けでは、よく「かぼちゃ」が使われていますよね。

筆者は現在、農業を営んでいるのですが、農業をはじめてから多くの野菜や果物に出会いました。

その中でも、特に衝撃的な出会いだったのが「アトランティックジャイアント」という品種のかぼちゃです。

このかぼちゃは、主にコンテストやハロウィンの飾り付けに使用されています。そしてその実の大きさから、このかぼちゃを使うと、より一層ハロウィンの装飾が華やかなものになります。

食用としては推奨されていないので一般的には聞き慣れない品種かもしれませんが、とても大きな実なので、実際に見ればワクワクすること間違いなしです!

今回は、ハロウィンの時期にもってこいのかぼちゃ・アトランティックジャイアントを紹介したいと思います。

アトランティックジャイアントとは?

アトランティックジャイアントを持ち上げているシーン

大人がやっと持ち上げられるサイズにまで育ちます。

アトランティックジャイアントは、大きな実をつけるかぼちゃの品種。

日本では、タキイ種苗株式会社から「アトランチックジャイアント」という名称で、大きさと重さを競うコンテスト用パンプキンとして種が販売されています。

種は比較的簡単に入手可能ですが、かぼちゃの実の流通量は少ないので、珍しい品種です。運よくタイミングが合えば、ショッピングサイトなどで販売されていることもあるので、購入できる場合もあります。

肥料を切らさないように与えたり、大きな実を一つに厳選して栽培したりするなど、生育をしっかりと管理することで、約50~100kgほどの巨大果になることもあります。

海外で開催されているコンテストでは、重さが1tを超えるものも出てきており、ギネス認定もされています。

日本でも大きさを競う大会が開催されている!

実は日本でも「日本一どでカボチャ大会」というコンテストが、香川県の小豆島で毎年9月に開催されています。

優勝者は世界大会に日本代表として参加できる権利を獲得することが可能。

2023年に開催された第37回大会では、約505kgのかぼちゃが出品され、第一位に輝きました。

アトランティックジャイアントの魅力

収穫したアトランティックジャイアント

大小さまざまなサイズが収穫できました。

筆者も「アトランティックジャイアントを自分で育ててみたい!」と思い、今年は栽培にもチャレンジしてみました。

実際に育ててみて感じた、アトランティックジャイアントの魅力を3つご紹介します。

1.育てるのが楽しい

成長途中のアトランティックジャイアント

気がつくと驚きのサイズに成長しています。

アトランティックジャイアントは上手に育つ環境を作ることができたら、日に日に実が大きくなっていきます。

生育のピーク時には、数日見ないだけで2倍ほどの大きさになることも。

大きくなっていく過程を見るのは、やはりテンションが上がります。

日々観察をするのが楽しみになりますよ。

2.子どもに大人気

収穫した大きいかぼちゃを見ると、子どもたちは大盛り上がり。

叩いてみたり、上に座ってみたり、持ち上げようとチャレンジしてみたり……子どもたちが喜んでくれている姿を見ると、「育てて良かったな!」と感じることができます。

3.ハロウィンで飾れるジャックオランタンが作れる

ジャックオランタン

大きいかぼちゃで作るジャックオランタンは迫力があります。

このかぼちゃが最大の魅力を発揮するのは、なんといってもハロウィン用のジャックオランタンを作ったとき。

市販されている食用のかぼちゃで作るジャックオランタンも良いですが、アトランティックジャイアントで作ると迫力が段違いです。

オバケや魔女など、ホラー要素のあるハロウィンイベントを行う際も、存在感のある装飾として活躍してくれます。

写真映えもバッチリですね。

アトランティックジャイアントは美味しいのか?

アトランティックジャイアントの料理

今回は炒めて食べてみました。

成長過程を観察したり加工をしたり、十分に楽しんだあとに気になるのは「美味しいのか」というところ。

アトランティックジャイアントは食用を目的とした品種ではなく、観賞やコンテストでの使用がメインですが、味が気になったので筆者は実際に食べてみました。

今回は、バターで炒めて味付けをしてみました。さて、そのお味は……!?

食感はホクホクでしたが、かぼちゃ自体に味はほとんどありませんでした。

しかし味がない分、調理次第で色々な味に変化してくれそうな印象ではありました。

人によって感じ方は様々だとは思いますが、しっかりと炒めたことで柔らかさもあり、筆者は「意外とイケる」と感じました。

そうは思ったものの、料理に使用するのであれば、やはり普通のかぼちゃの方がおいしく食べられると思います。

ハロウィンではかぼちゃにも注目してみて

とんでもなく大きなサイズのかぼちゃ、アトランティックジャイアント。

珍しい品種のかぼちゃですが、もしかしたら屋外のイベントなどでは見かける機会があるもしれませんね。

ハロウィンを彩ってくれる素敵なかぼちゃ、ぜひみなさんにも知ってもらえたら嬉しいです。

私が書きました!
ライター
ヒロ
東京都出身、山形県在住。フルーツ愛ゆえに農家を目指して日々研修中。学生時代にキャンプや車中泊での日本1周を経験。趣味は格闘技(ムエタイ)、サウナ・温泉、サバイバルゲーム、ゴルフなど。最近スノーボードを始めました!

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