“植物みたいな時計”ってどういうこと?
植物は太陽光と水と二酸化炭素で、みずからの体を成長させる。よく考えると、ほとんど魔法である。
太陽光だけで時を刻む

200m潜水用防水のダイバーズウォッチなので、海遊びや川遊びにぴったり。太陽光だけでなく蛍光灯などの光でも充電する。
さて、ここに植物色をした植物みたいな時計がある。成長こそできないが、水と二酸化炭素は不要で、太陽光だけで時を刻み続ける。
シチズンがこの仕組みの開発を始めたのは1970年代のこと。1976年に世界初のアナログ式光発電腕時計として実を結び、「エコ・ドライブ」と名付けられて進化を続けている。

植物みたいなモスグリーンのバンドはウレタン製。両サイドに小さな穴が開いていて涼し気な印象。
フル充電で約6カ月動き続ける魔法のような仕組み
このモデルの場合、時計が止まった状態でも、晴天の太陽光を17~60分当てれば動き出し、7.5~12時間当てればフル充電されて、約6か月動き続ける。ほとんど魔法といってよい。
充電不足になると、運針が2秒ごとになって不足を教えてくれる。水や日当たり不足でしおれている植物みたいで、なんだかけなげだ。猛暑の夏も、いっしょにお出かけしてやってください。

インデックスと針は蓄光なので、光を当てておけば暗闇で光る。

りゅうずの表面に「プロマスター」のマーク。プロマスターは、ダイバーズウォッチなど、それぞれの専門分野で要求される機能性を持ったプロフェッショナルウォッチのライン。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
プロマスター MARINE BN0157-11X/CITIZEN(シチズン) 38,500円(税込み)
https://www.pal-shop.jp/item/A55308011.html