サーマレスト「ネオエアーXライト」の寝心地を知ってほしい!3つの魅力を徹底レビュー | マット 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.05.05

    サーマレスト「ネオエアーXライト」の寝心地を知ってほしい!3つの魅力を徹底レビュー

    ネオエアーXライト NXT

    2023年にリニューアルした「ネオエアーXライト」の最新モデル「ネオエアーXライト NXT」。

    キャンプやテント泊登山などに使うエアーマット。種類が多すぎて、どのようなものを選べばいいか迷っていませんか?

    例えば登山では、多くの荷物を背負って歩くので軽量化が大事。その一方で、体力温存のためにも就寝の快適さが大事だ、とも言われています。

    どちらも叶うエアーマットはなかなかなく、情報収集をすればするほど初心者の方は迷ってしまう、なんてことも多いです。

    そこで今回は、筆者がおすすめするエアーマット、サーマレストの「ネオエアーXライト」を紹介します。

    「ネオエアーXライト」は、荷物の軽量化と快適な睡眠の両立を実現するエアーマットとして、多くのユーザーに支持されています。魅力を詳しく紹介するので、ぜひエアーマット選びの参考にしてください。

    サーマレストの「ネオエアーXライト」とは

    サーマレストの「ネオエアーXライト」は、軽量かつ快適な寝心地を両立させたエアーマットです。

    なお、「ネオエアーXライト」は2023年に「ネオエアーXライトNXT」としてリニューアルされました。

    旧モデルからの主な変更点は2つ。

    1つ目は、静音性の向上。エアーマットで発生しがちな、横になった時に発生してしまうノイズが、旧モデルよりも抑えられています。

    2つ目は、厚みの変更。6.4cmから7.6cmへと厚くなり、さらに快適な就寝環境が実現されました。

    ネオエアーXライト旧モデル

    筆者私物の「ネオエアーXライト」旧モデル。

    筆者が所有しているのは旧モデルのため、写真で紹介しているものも旧モデルになります。

    ただし、記事内で紹介しているスペックは最新モデルのものになるので、ぜひ購入時の参考にしてもらえればと思います。

    「ネオエアーXライト」には、筆者が持っているようなマミー型のほかに、マミー型よりひと回り大きい長方形の形をした「ネオエアーXライトNXTマックス」があります。長方形型にはRW、Lの2サイズ、マミー型にはRS、R、RW、Lの4サイズがラインナップされています。

    ネオエアーXライトの内容

    「ネオエアーXライト」の本体と付属品一式。

    「ネオエアーXライト」はマット本体にポンプサック、スタッフサック、補修用のリペアキットが付属されています。

    これらの付属品を含めて、すべてをスタッフサックに収納することができます。

    補修用パッチ

    リペアキットの内容。

    リペアキットには説明書、アルコールワイプ、グルードット、カバーパッチが入っています。

    もしマットに穴が空いてしまうトラブルがあっても、その場で補修が可能。説明書は日本語で記載されているため、わかりやすく安心です。

    「ネオエアーXライト」の魅力

    ここからは、「ネオエアーXライト」の魅力をお伝えしていきます。

    (1)軽量かつコンパクト

    ネオエアーXライトの重量測定

    筆者所有の旧モデルは実測345g、新モデルはメーカー公式354g。

    「ネオエアーXライト」の魅力1つ目は、軽量かつコンパクトなところです。

    最新モデルのRサイズの場合、メーカー公式重量は354g。350mlの缶ジュースの重さは400gくらいと言われているので、非常に軽量なことがわかります。

    ネオエアーXライト収納時の重量

    付属品全ての重量は実測424g。

    筆者所有の旧モデルの付属品を、すべてスタッフサックに収納しても重量は424gとなり、かなり軽量でした。

    リペアキットまで含めてもこのくらいの重量なので、荷物の多くなるキャンプや登山へもストレスなく持っていくことができます。

    ネオエアーXライトとペットボトル

    収納すると500mlのペットボトルよりも短くなります。

    サイズも非常にコンパクトです。スタッフサックに収納すると23×10cmとなり、少し太さはあるものの500mlのペットボトル以下の高さになります。

    コンパクトになるので場所を取らず、持ち運びに便利です。

    (2)寝心地がいい

    次に挙げられる魅力は、寝心地がいい、というもの。

    筆者が「ネオエアーXライト」に初めて横になったときの印象は、「暖かい!」でした。

    スリーピングマットの断熱性を表す指標としてR値がありますが、「ネオエアーXライト」の最新モデルの場合、R値はRサイズで4.5。

    このR値4.5というのは、一般的には寒い時期まで対応できることを表しています(ただし、寒さに対する感じ方は個人差があり、経験による判断も必要になるので注意しましょう)。

    このような暖かさに加え、十分な厚みを持っているので床の硬さを感じることはなく、エアーマットにありがちなギシギシ音が気にならないのも寝心地がいいと感じるポイントです。

    筆者はあまり気になりませんが、旧モデルでは保温性能を高める、サーマキャプチャーという遮熱コーティングのシャカシャカとした音がわずかにしていました。ただ、この音も最新モデルでは改善されているので、さらに寝心地はよくなっていると言えるでしょう。

    (3)空気の出し入れがとても簡単

    ウィングロックバルブ

    非常に機能的なウィングロックバルブ。

    設営、撤収のしやすさも「ネオエアーXライト」の魅力です。

    搭載されているウィングロックバルブによって、大量の空気を難なく送り込むことができ、設営が非常に簡単。

    空気を抜く際も、スムーズに空気が抜けるので撤収作業が簡単です。

    ポンプサック

    ポンプサックで簡単に空気を入れられます。

    昔のエアーマットといえば、呼気を吹き込んで膨らませるのが当たり前でした。しかし、呼気を使うと湿気などの影響でマット内部が劣化する、との懸念がありました。

    筆者が以前所有していた呼気で膨らませるタイプのマットは、バルブ付近から劣化して使用できなくなったことがあったため、空気を入れる仕様はマット選びで重視する基準の1つでした。

    「ネオエアーXライト」はもちろん、最近では多くのマットが呼気を使わず、ポンプサックと呼ばれる袋状の空気入れを使用して膨らませるため、そのような心配はありません。

    「ネオエアーXライト」の設営方法を紹介

    最後に、実際に「ネオエアーXライト」に空気を入れている様子をご紹介します。

    ポンプサックとマットを接続

    ポンプサックとマットをつなぎます。

    まずはポンプサックとマットを接続します。

    ポンプサックに空気を入れる

    ポンプサックに空気を入れます。

    ポンプサックの口を大きく広げて、できるだけ多くの空気をポンプサックの中に入れます。

    ポンプサックの内側に、大きな空間を作るイメージで広げるのがコツです。

    ポンプサックから空気を送る

    ポンプサックから空気を送ります。

    ポンプサックの口を閉じて、空気をマットに送ります。

    ポンプサックに取り込んだ空気を、できるだけ残らず送り込むと、この作業の回数を減らすことができて楽です。

    膨らんだネオエアーXライト

    膨らんだ「ネオエアーXライト」。

    この作業を十数回繰り返すだけで、マットを膨らますことができます。

    ウィングロックバルブ

    空気を抜くときはウィングロックバルブを90度回す。

    空気を抜く場合は、バルブから遠い方のマットを巻いていきます。こうするとスムーズに空気が抜けるので、撤収作業も簡単です。

    「ネオエアーXライト」で快適なアウトドアを

    ネオエアーXライトに寝袋

    「ネオエアーXライト」で快適なアウトドアを。

    軽量かつ快適な睡眠を提供するために設計された「ネオエアーXライト」は、キャンプや登山の質を格段にアップしてくれます。

    持ち運びに便利なコンパクトサイズと、簡単に膨らませることができる構造、そして寝心地のよさが魅力です。

    ぜひ「ネオエアーXライト」を持って、登山やキャンプへ出かけてみてください。

    私が書きました!
    アウトドアガイド・ライター
    すー(鈴木 隆)
    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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