キャンプをする上で必要になるのが、設営と撤収です。そしてそれらの時間が占める割合は、意外と多いもの。
設営と撤収は、できれば手軽に済ませたいですよね。
そんな要望に応えてくれるギアがあります。それは、フレクステイルギアから販売されている「タイニーポンプX」です。
フレクステイルギアは、軽量なアウトドアギアを展開している革新的なブランド。
フレクステイルギアから販売されているこのタイニーポンプXは、設営や撤収でのマットなどの空気の出し入れを強力にバックアップしてくれます。
筆者も愛用していますが、もう手離せません。
今回は、タイニーポンプXの特徴や使い方などを紹介します。
タイニーポンプXの6つの特徴
1.送気・吸気が可能
タイニーポンプXの本体には送気口と吸気口があり、それぞれから空気を出したり入れたりします。
送気口からは、1分間に180Lもの空気を送りこむことができます。
大人が深呼吸して吐き出せるのが4L程度と言われていますので、その差は歴然ですね。
タイニーポンプXを利用することで、エアマットなどの設営や撤収において、効果的に体力と時間を節約することができます。
また、対象物に直接口を付けなくても済むという点も、衛生面からしてもメリットと言えるでしょう。
2.複数のアタッチメント付き
タイニーポンプXには、複数のアタッチメントが付属しています。
これらのアタッチメントにより、エアマットはもちろん、ビーチで使う浮き輪や子ども用のボール、旅行などで使う真空圧縮袋まで、幅広い製品への対応が可能になります。
これまで時間と体力を消耗していた、あらゆるものの空気の出し入れが、これ一つで心配無用に。
シーンを問わずオールシーズン活躍してくれる、頼もしい存在になってくれるでしょう。
3.ランタン機能も搭載
このタイニーポンプX、実はエアの出し入れだけでなくランタンとしての機能もあります。
そして明るさは、3段階に切り替えることも可能です。
照度は40ルーメンから400ルーメン。
キャンプでは、サブランタンや夜間歩行時のハンドランタンとしての使い方がおすすめ。
ちなみに、筆者はテント内でこのランタン機能を使用しています。
ローモードの40ルーメンは、常夜灯として程よい明るさがあります。ローモードであれば、最大10時間点灯可能というスペックも安心材料です。
ポンプ機能だけでなく、ランタン機能も搭載されていることで、使い勝手が格段にアップしています。
4.手のひらサイズ
ポンプとランタンの機能を有していながら、手のひらに乗るほどのコンパクトさを実現しています。
また、重量も89gと驚異的。
これだけ優れた携帯性があれば、バイクやバックパックでのキャンプにおいてもマッチしてくれます。
5.バッテリー内蔵の充電式
このタイニーポンプXは、高性能のリチウムポリマー電池を採用しています。
フル充電で、キャンプで使うマット10回膨らませることができます。
ランタン使用だと、最大10時間の使用が可能に。
充電には、USB(TYPE-C)ケーブルを使用するため、他の機器との汎用性も期待できます。
6.抜群のコスパ
嬉しい機能満載のタイニーポンプX。
これだけの機能を備えていながら、ネットでは3,000円前後で購入することができます。(執筆時点)
正直言って破格です。
持っていて重宝する場面は必ずあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
タイニーポンプXの使い方(応用編)
ここまでで述べた基本的な使い方にプラスして、筆者が実際に便利だと感じた使い方を紹介します。
テントのブロー
天気が良くても、キャンプでは夜露(よつゆ)や結露によってテントは必ずと言っていいほど濡れます。
その状態のまま撤収することは加水分解による劣化を引き起こしますので、乾燥させてから撤収するのがセオリー。
このタイニーポンプXで風を吹き付けることで、テントの水分を飛ばし、乾燥時間を短縮することができます。
焚き火のブロワー
焚き火やBBQで苦労するのが火おこし。
火おこしにはエアを送り込んであげる必要があります。
うちわを使うイメージもありますが、エアをピンポイントで送るブロワーが効果的です。
火おこしにおいても、このタイニーポンプXの送風機能が役立つのです。
タイニーポンプXは持っていて損はなし!
タイニーポンプXの魅力について紹介しましたが、いかがでしたか?
エアの出し入れだけでなく、ランタン機能もあるこのアイテム。
紹介したとおり、マルチに活躍してくれることは間違いありません。
求めやすい価格帯でもありますので、是非検討してみてはいかがでしょうか?
フレクステイルギア タイニーポンプX
サイズ:43mm×43mm×53mm
重さ:89g
流量:180L/min
空気入れ圧力:3.5kPa
空気抜き圧力:3.0kPa
バッテリー容量:1300mAh