芸能人のカスタム車も間近で!アウトドアライフに触れる展示会「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」レポート | イベント・フェス 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.01.20

    「TOKYO OUTDOOR SHOW」はアウトドアをハブに環境、ファッション、ライフスタイル、観光、乗り物などのライフスタイルテーマをつなぐイベントとして2022年に初開催。続く2度目の開催となった2023年度は、2023年1月13日(金)から15日(日)までの3日間開催され、世界最大級のカスタムカーイベントとして知られている「TOKYO AUTO SALON 2023」と併催され、盛況のうちに幕を閉じました。

    「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023」は「INTO THE FIELD」をテーマに、日本のアウトドアフィールドの素晴らしさと、そこでの楽しみ方をさまざまな角度から紹介するとともに、アウトドアで遊ぶためのグッズをブランドごとに出展。

    今回は出展ブース100のなかから印象的だったブースや商品をピックアップしてご紹介します。

    幕張メッセのホール11が会場でした。

    TOKYO OUTDOOR SHOWの会場マップ。

    会場内のステージでは国立研究開発法人森林研究・整備機構理事長 中静 透氏の基調講演やバイきんぐ西村瑞樹氏とスパローズ大和一孝氏のキャンプトークショーなど、硬軟織り交ぜた内容のイベントが行われました。

    あらゆるアウトドアグッズに見て触れられる

    会場にはSnow Peak、GRAMICCI、UNIVERSAL OVERALL、FJALL RAVENなど、アウトドアブランドでありながらもファッション性の高さでも注目を集めるブランドが出展。春以降に発売予定の新商品の展示もあれば、最新のキャンプ用品やギアなどを開封された状態で触れて試すことができました。

    一部のブランドでは物販も実施していましたが、サンプルやかつてはB品と呼ばれていた、販売前のチェックではじかれた商品などを割安な価格で販売。最も安いもので定価の7割引きというトレッキングシューズもあったので、まずは試しの1足と思っている人はこういった場で狙うのもありでは?

    スウェーデンのアウトドアブランド「FJALL RAVEN」はあえて無骨なアイテムを中心にディスプレイ。

    M16 Camping Equipmentのブース。

    バレルサウナを植栽とともに展示し、自宅に設置するイメージを提案するブースもあった。

    水辺の探検に必要なギアをテーマに揃えた元気商會のブース。

    クレイジーソルトのブースではアンケートに答えるとオリジナル柄のマスキングテープをプレゼント。

    物販エリアではアウトドアスパイス「ほりにし」のBEAR BRICKコラボアイテムも販売。

    個性的なカスタムカーの数々は必見

    TOKYO AUTO SALON 2023との共催で、そちらを見てから訪れた人でも見ごたえがあっただろうと思うのが、アウトドア仕様のカスタムカーやコンセプトカーの数々。

    トヨタの自然と共生しながら走りを楽しむライフスタイルの実現を目指すコンセプトカー「ROV CONCEPT2」。

    BYD AUTO JAPANのブース。

    ヴィンテージ・ルックのバイクをモチーフにした電動自転車ブランド「Michel Blast eBIKES」。

    自分の愛車をカスタマイズして楽しんでいる人の例として、ダイアン ユースケさん、はっしーはっぴーさん、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎さんの愛車を展示。それぞれのカスタマイズへの熱い思いのボードも設置し、カスタムした愛車へのこだわりを伝えていました。

    ダイアン ユースケさんの愛車「TOYOTA LAND CRUISER 60」 1989年式

    三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE 山下健二郎さんのホンダCT125・ハンターカブ

    はっしーはっぴーさんのMITSUBISHI MINICAB。年式は不明。

    薪割り体験にボルダリング、キッズ向けのワークショップ体験ブースも

    山人のブースでは、人気商品の鉈を使っての薪割り体験を実施。新潟・燕三条のメーカーで自社サイトでは入荷待ちになっているものも多い商品を実際に使える機会に筆者もチャレンジ。利き手と逆の方に鉈を持ち、上から木材を打ち付けて割るコツを教えてもらい、挑戦。斧での薪割りの経験はあったが、より実用的で、美しい波紋もあって海外からのバイヤーからの注目を集めていました。

    山人の鉈は革ケース付きで1万3000円台から。

    スタッフの方の実演を見たうえで、実際に挑戦。来場者が挑戦する際には安全グローブを使用しています。

    クライミングウェアから派生したライフスタイルブランド「GRAMICCHI」のブースでは、ボルダリング体験コーナーも。

    環境保全団体のブースも多数出展

    アウトドア環境保護基金の活動を行う「コンサベーション アライアンス ジャパン」、日本の海岸環境を守る活動を行う「SURFRIDER FOUNDATION JAPAN」、環境に対するインパクトを最小限にして、アウトドアを楽しむための環境倫理プログラム Leave No Traceの認知を広げる活動を行う「Leave No Trace Japan」など、日本各地の海や山で活動する環境保全団体も出展。

    TOKYO OUTDOOR SHOW期間中のトークイベントコーナーでも環境保全に関する話題が多く扱われるなど、持続可能な社会づくりの1つとしてアウトドアライフのなかでできることを学ぶきっかけを提供する場にもなっていました。

    アウトドアファッションのタウンユースの広まりやキャンプスタイルの多角化やSDGsなど、アウトドア業界への注目度は年々上がっています。今年の好評を受けて、来年度のTOKYO OUTDOOR SHOWがどう成長するのか、今から楽しみです!

    TOKYO OUTDOOR SHOW

    取材・文/北本祐子

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