![無水鍋2つ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/hal_001-e1672984998802.jpg)
奥が「KING無水鍋24」(24L)、手前が「KING無水鍋18L」(18L)。
アウトドア用のバーナーは家庭のガス台よりも火力が弱いので、分厚い鋳鉄のダッチオーブンを温めようとすると時間がかかる。寒風吹きすさぶ冬のキャンプ場だとなおさら時間がかかり、この待ち時間はなかなかつらい。早く調理をしたいときにおすすめなのが、この「KING無水鍋」だ。
ダッチオーブンと同じ鋳造(砂の型に金属を流し込む)だが、こちらはアルミ製。アルミは鉄に比べて熱伝導がよいので、すぐに鍋が温まり、食材に熱を通すことができる。また、重い蓋が本体とぴったり噛み合うので、内部に水蒸気の膜ができ、圧力がかかって高温が均一に保たれる(ウォーターシール効果)。ゆえにスピーディに料理が完成するというわけだ。
おまけに、水分が逃げないので、食材の水分だけでも焦げにくく、なおかつ食材のうまみと栄養を逃すことなく得ることができる。さらに、鉄やステンレスに比べて格段に軽い。同程度の直径のダッチオーブンに比べて半分から三分の一程度の軽さだ。唯一の弱点は、熱伝導のよさによる冷めやすさだが、火にかければまたすぐに温まるのだから大きな問題とはいえない。惜しむらくは、この2サイズは入れ子にできないこと。入れ子にできる2サイズが登場したら、完璧だろう。
![鍋の断面](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/musuinabe-01-e1672989746495.jpg)
素材が厚いのが特徴。とくに底部は6.5mmと厚く、熱がムラなく均一に伝わる。
![蓋をひっくり返したところ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/hal_002.jpg)
蓋はひっくり返したときも、本体にかっちりはまる。上に炭を乗せて上火料理も可能。
![鯛めし](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/bepal_221124_139.jpg)
ご飯がムラなくふっくら炊ける。
![鶏の丸焼き](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/bepal_221124_127.jpg)
鶏の蒸し焼きもお手のもの。
![蓋で料理](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/12/bepal_221124_144.jpg)
蓋はスキレットとして使用可。熱伝導がよいので、弱い火でも手早く炒めることができる。
動画もご覧ください。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。