
上から、おたま、フォーク、スプーン。おたまとフォークは火であぶって色を変化させている。
アンティークっぽい雰囲気が魅力の、打ち出し成形のカトラリーを自分で作るキットである。スプーン、おたま、フォークそれぞれの形に切り抜かれたステンレスの板と紙やすりがセットになっている。このステンレス板を片手ハンマー(片側が球状になったハンマー。セットには含まれない)でひたすら叩いて、上の写真のような立体的な形に整えていくというわけだ。紙やすりは最初のバリ取りと仕上げの磨きに使用する。
これだけでも十分かっこいいが、さらに時間があれば、炭火などであぶってみてほしい。ステンレスの銀色が金色がかった色になり、よりアンティークっぽい仕上がりとなる。成形した品をキャンプに持っていき、目の前の焚き火で少しずつあぶる、というのが楽しそうだ。

どれも紐を通すための穴が事前に開けられている。紙やすりは目が粗いのと細かいのと2種が付いてくる。キャンドル用のコンロ「can+ro」などを手がける「プラスマニア」の商品。

最初に目の粗い紙やすりで、切断面のエッジのバリを取る。

ハンマーで叩いて成型。下に厚めの板を敷いたほうがよい。

最後に目の細かい紙やすりで磨いてなめらかにする。

炭火での焼き入れ作業。
作り方は動画でもご覧ください。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。