ヒマラヤお膝元に「OUTDOOR GIFU」誕生!KURA HOLICもよみがえった | ニュース 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.12.12

    ヒマラヤお膝元に「OUTDOOR GIFU」誕生!KURA HOLICもよみがえった

    2022年1125日、プライベートアウトドアブランド「ビジョンピークス」も好調なヒマラヤが、本社のある岐阜市江添に「OUTDOOR GIFU」をオープンさせた。

    すぐそばに試打室付きの「ヒマラヤゴルフ本店」、店内に野球とテニスの屋内練習場HIMARAYA LABや高橋尚子ロードを再現した試走コースを持つ「ヒマラヤスポーツ本館」があり、「OUTDOOR GIFU」も”体験”がテーマ。3つの施設がそろうことでこの一帯が国内屈指の体験型スポーツショップとなった。

    ■設営やBBQ体験などのイベント会場になる芝生エリア

    写真は北側の芝生エリア

    体験型とうたうだけあり、テント張り体験ができる芝生エリアは建物の北と東に2か所ある。どちらも大型テントを張っても余裕があるほど広い。

    こちらは東側の芝生エリア。日当たりがよく、14時過ぎまで風がなければポカポカと心地よく過ごせた

    たて方が不安という人も、事前にスタッフに教えてもらいながら設営しておけば自信を持てるし、他に必要なモノはあるか確認できる。

     「室内での設営体験もいいですが、キャンプ場に近い環境のほうがイメージしやすいと思います。風がある日のたて方をお教えしたりもできますし。夜、ここに訪れてランタンがどんな光を放つのかも確認できますよ」(スタッフ)

     広場は芝生で比較的設営しやすいそうだが、現実のキャンプ場では石混じりの硬い地面や粘土質の場合もある。せっかくならペグやハンマーの重要性に気づいてもらえるよう、そうした”ちょっぴり手強い”地面も設けてくれればもっとうれしいのだが。今後に期待したい。

    芝生の隣にはクルマを乗り入れられるスペースを用意

    芝生サイトの隣は、キャンピングカーやクルマのイベントに使ってもらえるようにしたとのこと。ここで設営はできないが、キャンピングカーの脇でテントやタープを広げるイメージは作れるという。

    ワークショップはこちら

    芝生エリアの隅にはスノーピークが扱うモバイルハウス「住箱」がある。ここでは不定期でワークショップを開催するという。

    オープン直後に行われたのはレザークラフトやキャンドル作り、パラコード体験のワークショップだ。ちなみにレザークラフトではグローブと同じ革を使っているのだという。さすがスポーツのヒマラヤだ。

    ■ヒマラヤならではのブランドがこちら

    店内には当然、ビジョンピークスコーナーがある。

    内覧会ではビジョンピークス担当の古田一臣さんの姿も。

    「ほかのメーカーさまの製品も扱っているのでビジョンピークスの製品はロゴを目立たせないようデザインしています。ラインナップは、基本的に私が使いたいモノ、でしょうか」とのこと。

    手前はツインアーチソロテント

    新作の「ツインアーチソロテント」も。

    オキトマと似たレイアウトですねというちょっといじわるな問いかけをしたところ「発売は今年ですが、この構造は3年前に考案しているんです。私がそうなんですが、ファミキャン好きだけどたまにソロキャンプをしたいと考えているお父さんのためにと開発しました。ただ珍しいレイアウトなのでなかなかゴーサインが出なくて。そうこうするうちに材料の値段があがっちゃったのが残念です」(古田さん)

    ジープブランドのキャンプグッズが手に入るのもヒマラヤだから。よくあるトランクカーゴも、ブラック×ジープロゴとなっていて見ているだけでテンションが上がる。

    ■惜しまれつつ閉店したKURA HOLICが復活

    岐阜の城下町、御鮨街道に築101年の町家にこだわりのギアを集めたアウトドアセレクトショップ「KURA HOLIC」。202210月に惜しまれつつ店を閉めたが、うれしいことに「OUTDOOR GIFU」内に移転していた。

    F/CE.とナンガのコラボダウン。ミニマルな印象がカッコいい

    KURA HOLIC」は”自然に生きる。かっこよく生きる。”をコンセプトに、旅に出たくなるウエアやギアがそろっている。

    ルースター ギアのロッドも各種スタンバイ。コンパクトなロッドは、旅やキャンプのついでに釣りをしたい人にぴったり。肩肘張らずに遊べるのがいい。

    韓国生まれのサミットフォーカスのスタンドやBBQグリルも。驚くほど軽く、作りもていねいだ。

    ■ユーティリティスペースをチェック

    コールマンやスノーピーク、ロゴス、ザ・ノース・フェイス、パタゴニアなどメジャーブランドのコーナーが並ぶけれど、取り扱っているのはそれだけじゃない。

    「ユーティリティスペース」に並ぶ注目ギアは要チェック。内覧会では韓国発のミニマルワークスのランタンやテント、焚き火台がズラリと並び人目を引いていた。

    その隣にはノルウェー生まれのノルテント! 実店舗ではめったに見かけることがないのでこのチャンスに確認しておこう。

    SETOUTコーナーでは、「OUTDOOR GIFU」オープン記念として、数量限定でデニムアウトドアベストを用意。難燃素材のこのベスト、見かけたら買いだ。

    ■地元とのつながりも感じて!

    店内のマネキンは美濃焼の廃材を利用したもの。間伐材や廃材も積極的に使用しているし、販売している薪は間伐材だという。

    岐阜県内で合法的に伐採された木材を使用している。緑の木「ぎふ証明材」のマークがその証だ。

    岐阜生まれの小さな枡「オトモシマス」。店内にはオオサンショウウオ模様の「OUTDOOR GIFU」限定柄が並んでいた。

    ほかにもスパイスコーナーでは「スタミナ①番」シリーズがどどーんと並ぶし、三重・尾鷲港「まぐろラーメン」、愛知・パウダーフーズフォレスト「INIC coffee」など東海エリアの製品がずらり。

    ちなみに「OUTDOOR GIFU」はキャンプギア&ウェアと、SUPなどキャンプといっしょに遊べる道具を扱っているが登山ギアが見当たらない…と思ったら、スキーやスノーボードとともに「ヒマラヤスポーツ本館」2階が売り場とのこと。

    「ヒマラヤスポーツ本館」も「OUTDOOR GIFU」同様に道具選びのヒントと地元愛がたっぷりなので素通りせず立ち寄ってみては。

    HIMARAYA OUTDOOR GIFU 岐阜県岐阜市江添1-6-7

    ヒマラヤスポーツ本館 岐阜県岐阜市江添1-4-6

    ヒマラヤゴルフ本店 岐阜県岐阜市市橋1-5-13

    *いずれも営業時間は10002100

    https://www.himaraya.co.jp/lp/odgifueria

    私が書きました!
    ライター
    大森弘恵

    フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。https://twitter.com/utahiro7

     

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