アウトドアスキルが格段にアップ!ブッシュクラフトイベント「THE BIG SESSION」の中身 | イベント・フェス 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • アウトドアスキルが格段にアップ!ブッシュクラフトイベント「THE BIG SESSION」の中身

    2022.11.21

    軽井沢にあるキャンプ場「ライジングフィールド軽井沢」にて、1泊2日でブッシュクラフトを堪能できるイベント「THE BIG SESSION」が10月に開催されました。

    ブッシュクラフトの人気ギアを多数扱う代理店の株式会社アンプラージュインターナショナル(以下UPI)と、4万坪の敷地面積を持つキャンプ場であるライジングフィールド軽井沢の共同開催です。

    ライジングフィールド軽井沢は、軽井沢駅からバスで15分の距離に位置する自然環境豊かなキャンプ場。上信越国立公園内にありますが、一部直火OKなブッシュクラフト専門のサイトがあるなど、個性的なつくりになっています。

    イベントには、ブッシュクラフト界を牽引する川口拓さん、三浦靖司さん、荒井裕介さん、越山哲老さん(順不同)が講師として参加し、ブッシュクラフトをおおいに学べる2日間となりました。

    ブッシュクラフトフィールド

    森林エリアのブッシュクラフトフィールドが、この先に広がっています。

    荒井裕介さんに学ぶロープワーク&タープの張り方

    荒井裕介さん

    分かりやすく丁寧に解説してくれるロープワーク

    メディアにも多数登場しているワイルドライフクリエーターの荒井裕介さんからは、タープを張るためのロープワークと、タープの張り方を学びました。

    「ロープは、結んじゃダメ!」と荒井さん。

    これは、素早く設置することより、素早く撤収できることが非常時に備えて大切という意味だそう。

    ロープワークは、単に設営などができれば良いというわけではない。常に先を意識してロープワークをしなければならない、という新しい発見がありました。

    荒井裕介さんがタープの張り方をレクチャーしている様子

    タープのペグの位置を変え、雨風しのげるように変形。

    上の画像のようなタープ設営をしている際、木から吊るしているロープを外し、持ち上がっていたタープ開口部を地面にペグダウン。一手間でタープを雨風を凌げる形に変形させる、という実演をしてくれました。

    自然環境にあわせてスムーズにタープを変化させる方法は、スピーディーで目から鱗。

    ロープとタープだけで、できることはたくさんある。そんなことを講座を通して学ばせてもらいました。

    三浦靖司さんに学ぶナイフワーク

    三浦靖司さん

    ホワイトボードを使いながらの森の中でレクチャーは、新鮮です。

    KIDS GO WILD代表理事であり、Japan Bushcraft Schoolオフィシャルインストラクターを務める三浦靖司さんに学んだのは、フェザースティックを作るためのナイフワーク。

    「フェザースティック作りが上手くなりたかったら、まずは100本作ることや!」と語り、手を動かして楽しみながら、コツコツと経験を積む大切さを語ってくれました。上達に近道はない、ということですね。

    フェザースティックを作りやすいナイフの形状、木材の選び方、そしてナイフを安全に使う方法などを解説していただきました。

    その後各自でバトニングをし、フェザーを作る練習がスタート。

    ナイフの当て方や、ナイフの持ち方を学ぶのはもちろん、講師と一緒にナイフを持って木を削る感覚を体験しました。

    フェザースティックとナイフ

    三浦さんに教えていただき、作ったフェザースティックです。

    筆者も、時間内に4〜5本くらい削りました。

    最初に作った1本と、講座の最後に作ったものでは、自分でも驚くほど違うフェザースティックができ上がっていました。

    自分では気付かない視点を、目の前で教えてもらえることは、とても貴重な体験になります。

    川口拓さんに学ぶ古代の火起こし方法

    川口拓さん

    弓切り式火起こしの道具の説明から丁寧にしてくれました。

    Japan Bushcraft School校長であり、WILD AND NATIVE代表でもある川口拓さんの講座では、古代の火起こし方法である、弓切り式火起こしを体験。

    「人間ができることは、ほんの少しだけ。」と自然を目の前にして語る川口さんの言葉に、自然の壮大さを改めて感じさせられます。

    弓切り式火起こしの道具

    弓切り式火起こしの道具です。

    弓切り式火起こしは、木の摩擦で火を起こす方法です。

    道具作りから、弓を前後に引いた摩擦で生まれた火種で炎を作るまで、一連の流れを体験しました。

    弓切り式火起こしをしている様子

    自分の作った道具で、火起こしにチャレンジ!

    実は大切なのが、弓を引く時のフォーム。

    手元がブレないように、肘と膝をくっつけるなどして道具を安定させると、グラグラしないで弓が引けます。

    弓を上手く引くことができると、黒い粉のような火種が生まれ、煙が細く上がっていきます。

    このような火起こし方法を昔の人が発見したのは、本当にすごいことです。生きていく上で欠かせない火を自分で起こせた経験は、日常への感謝の気持ちをより深めてくれました。

    越山哲老さんに学ぶ焚き火構築

    越山哲老さん

    「火が起きるのは偶然じゃない!」と熱く語ってくれる越山さん。

    UPIブッシュクラフト&ナイフインストラクターである越山哲老さんからは、2つの焚き火の方法を学びました。

    小枝を集めた焚き火に着火している様子

    小枝を使ってお湯を沸かす焚き火。

    1つ目の焚き火の方法は、小枝だけを活用するというもの。この方法では、短時間でお湯を沸かすことができます。

    焚き火と言えば、細い枝から太い枝までを使って火を大きくしていくのが一般的です。ところが越山さんの伝授する方法では、焚き火の名脇役・小枝を主役に活用。

    水を入れた容器の周りを小枝で囲み、フェザースティックに着火します。このようにして小枝だけで瞬間的に水を沸騰させます。

    この焚き火方法は、上から見ると小枝が鳥の巣のよう。とても愛らしい形が特徴です。

    ティピー型焚き火

    周辺に落ちている枝を使って、ティピー型焚き火を作りました。

    2つ目の焚き火の方法は、薪を円錐の形に組んだティピー型でスタートするというもの。

    この方法だと、酸素を多く取り込めることなどから、強い火力で薪を燃やすことができます。

    強い火力で薪が燃えると、火持ちのいい焚き火ができあがります。

    一度強い熱源ができたら、薪を足すことで必要な炎を作ることが簡単になります。

    結果、料理をしたり、暖をとったりすることが容易になるのです。

    すぐに実践できる焚き火の方法について学べ、次回のキャンプがますます楽しみになりました。

    アウトドアをプロから学ぶって、面白い!

    ライジングフィールド軽井沢

    参加者はブッシュクラフトフィールドで宿泊し、イベントを体験しました。

    今回は、ブッシュクラフト界を牽引する4人のプロに習う、1泊2日の体験イベントをご紹介しました。

    遊びの一環で楽しく学べるワークショップ体験は、キャンプライフをより一層充実させてくれるかもしれません。

    UPIやライジングフィールド軽井沢では、様々なワークショップが常時開催されています。

    機会があれば、是非参加してみてはいかがでしょうか。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    ムスカリ
    経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。

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