本誌人気連載『サラリーマン転覆隊』でおなじみの本田亮さん。環境マンガ家としても活躍する本田さんの作品が、9月21日の国際平和デーより株式会社池部楽器店の旗艦店「イケシブ(IKEBE SHIBUYA)」のイケシブアートウォールにて掲出される。
私は音楽のチカラを信じたいと思うのです
作品タイトルは「武器と楽器」。音楽・楽器を通してボーダーレスな世界を実現したいというイケシブの意思と、本田さんの平和への想いが響き合って生まれた作品だ。
作品中央の「武器か 楽器か、」のフレーズについて、本田さんは次のように語る。
「日本語をあえて作品の中に入れたのは、この作品を見て考えてもらいたいからです。渋谷の街の中で、ハッとして欲しい。そんな気持ちで入れました」
端的ながら鋭い一文に、思わず足を止める人も多いのではないだろうか。
「世の中はどんどん便利になって、進歩していっているにもかかわらず、人間は100年前200年前と全く変わってないなと思います。相変わらず人と人が憎しみあって、殺し合って、というね。
見ていただいた方には、ぜひとも僕の作品を利用していただきたいなと思います。もうどこに載せていただいても構わないし、貼り付けていただいても構わないです。平和へのメッセージとしてこの作品を生かして、多くの人に、この活動の輪を広げてほしいというふうに思います」
会期中はイケシブ館内1階にも特設コーナーが登場。環境マンガやユーモアイラストなどポスター6点が展示される(ポスター原画は販売可能)。また、インタビューや制作背景の映像を公開するとともに、オリジナルグッズも数量限定で販売する。
音楽と本田隊長を愛するBE-PAL読者の皆さん、ぜひ足を運んでみては?
イケシブ
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-7-4 渋谷スクエアB
JR渋谷駅西口南改札より徒歩2分
料金:無料
https://www.ikeshibu.com/
プロフィール
本田亮(環境マンガ家・サラリーマン転覆隊隊長)
1953年、東京生まれ。電通にCMプランナーとして入社し「ピカピカの一年生」(小学館)など数多くのヒットCMをつくる。1990年に環境問題に目覚めて以降、日本全国で「エコノザウルス環境マンガ展」を開催。カヌーイストとして世界中を旅し、BE-PAL本誌では『サラリーマン転覆隊』を連載中。