アウトドアでおいしいドリップコーヒーを淹れようと思ったときに、ネックになるのがペーパーフィルターだ。持っていくのを忘れがちだし、意外とかさばるし、ゴミも増える。というわけで、ペーパーフィルターが不要のメッシュのドリッパーを探して使うことになるが、コーヒー成分が出にくかったり、粉っぽくなりすぎたり、ちょうどいいものがなかなかない。
そんなところへ、日本のコーヒー器具メーカー「ハリオ」から注目作が登場した。「ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル」である。世界的なバリスタの粕谷哲氏が監修し、「プロがネルドリップで丁寧に淹れたコーヒーのおいしさを味わってほしい」というコンセプトのもとに開発された。ドリッパーの側面がダブルメッシュとシングルメッシュのハイブリッド構造になっていて、コーヒー成分がちょうどよい具合に抽出される。ドリッパーにハンドルが付属しているのもポイントで、プロがやるようにドリッパーを手に持って、コーヒー粉の狙ったところにちょうどよい量の湯を注ぎやすくなっている。
薄いステンレスなので、130gと軽量。それでいて容量は大きく、4杯まで淹れられる。アウトドア用に開発された商品ではないが、アウトドアでこそ使ってみたい商品である。
![内側を俯瞰](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/09/hario_002-e1663659624603.jpg)
底は小さな穴がたくさん開いている。粉は中挽きから粗挽きが推奨されている。
![側面](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/09/hario_003-e1663659640916.jpg)
側面は非常に細かいメッシュ。
![モデルが湯を注いでいる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/09/bepal_220830_0141.jpg)
ドリッパーは手で持ってもカップに置いても使用できる。
![側面からコーヒーが染み出す](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/09/bepal_220830_0163.jpg)
側面からもコーヒーが少しずつ抽出される。
![監修の粕谷氏](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/09/KDD_KPK_img-scaled-e1663659681572.jpg)
バリスタの粕谷哲氏。「ワールドブリュワーズカップ2016」でアジア人として初めて優勝した。
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