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    2022.09.25

    まるで素足。虜になる人続出のゼロシューズ「ジェネシス」の魅力

    ゼロシューズの全体像。

    写真は著者の私物です。カラーはブラック、サイズは27.0。

    今回ご紹介するのは、zeroshoes(以下、ゼロシューズ)のgenesis(以下、ジェネシス)というサンダルです。

    ジェネシスは軽量で素足に近い履き心地のサンダル。ランニング・トレッキング、水遊びのほか、キャンプでの使用にもぴったりです。今回は、その魅力について、ジェネシスを愛用する筆者がお伝えいたします。

    ゼロシューズのジェネシスとは

    ジェネシスと他のサンダルが並んでいる。

    手前がジェネシス。奥は一般的な形状のサンダルです。ジェネシスの薄さがおわかりになるかと思います。

    ゼロシューズのジェネシスは、ゼロドロップサンダルなどと呼ばれるジャンルのサンダルです。ゼロドロップとは、ソールのつま先とかかとの高低差がない構造のこと。

    一般的な靴のソールは、地面に足をつけたときの衝撃を吸収するためにかかと側が厚くなっていますが、ジェネシスのソールには高低差がなくつま先からかかとまでフラットになっています。

    ソール部分のアップ画像。

    ソール部分は非常に薄い。

    ソール部分が薄くフラットなので、地面の凹凸を感じられ、履いていて素足に近い感覚を味わうことができるのです。地面の凹凸を感じられるということは、自分の足の力を細かく地面に伝えることができるということ。結果、履き続けているうちにバランス感覚が向上します。

    ゼロドロップサンダルということ以外にも、ジェネシスにはいくつも特徴があります。

    かかとはストラップ式

    かかとのバンド部分のアップ画像。

    かかと部分のバンド。

    ジェネシスには、かかと部分にバンドがあり、バンドを締めることでしっかりとかかとを固定できます。

    バンド部分にあるストラップを指でつまんでいる様子。

    バンドの調節は履いたまま行うことができます。

    バンドの左右にはストラップがあり、引っ張ったり緩めたりしてホールド感の調節ができます。調節はジェネシスを履いたままでも、かんたんに行なえます。

    バンドをしっかりと締めれば、飛んだり跳ねたりしても簡単に外れることがないので安心です。

    スライド可能な鼻緒

    鼻緒部分のアップ。

    鼻緒の結び目部分はスライドして位置を変えられます。

    鼻緒の結び目部分はスライドするので、好きな位置に変えることができます。

    結び目部分を足首側へスライドさせた状態がわかる画像。

    結び目部分を足首側へスライドさせた様子。

    鼻緒の結び目部分を足首のほうにスライドさせることで、足首をしっかりとホールドすることができ、安定感が増します。逆にゆるく履きたいときは指先のほうにスライドさせることで、楽に履くことができます。

    特別な素材を使用

    紐部分の素材はポリエステル100%。そしてUV加工が施された素材なので、日光でかんたんに痛んでしまうようなことがありません。

    紐部分のストレッチ性が高いため、足にぴったりとフィットし、足の動きを妨げない快適な履き心地を実現しています。

    また、紐部分にはリフレクター素材が織り込まれており、光を反射します。夜間に歩く場合でも、車からの視認性が高いので安心です。

    ソールの裏側のアップ画像。

    FeelTrueソール。

    ソールはReebokやNikeのデザイナーと共同開発したオリジナルソール、FeelTrueを使用。ソールの厚さはわずか4.8mmながら、耐磨耗性が高いためすり減りにくく、経年劣化にも強い素材です。

    さらに、FeelTrueソールには5000マイル(約8000km)の使用までの保証があります。ソールの厚さが5000マイルの使用前に1mmまですり減ってしまった場合には保証の対象になります。

    ジェネシスの魅力

    続いて、ジェネシスを使っていて感じる魅力について紹介します。

    軽量なのでキャンプや山登りに携行しやすい

    丸めたジェネシスを持っている画像。

    ジェネシスは丸めてコンパクトになります。

    ジェネシスは非常に軽量です。重量は片足でわずか130g(27.0cmの場合)ほどしかありません。徒歩キャンプや山登りのリラックスシューズとして、バックパックに忍ばせても気にならない重さです。

    ソールが薄いので丸めて収納も可能です。

    濡れても乾燥が早い

    本体がソールと紐だけで作られているので、濡れても乾燥が早いです。

    海や川で遊んだ後でも、すぐに乾燥するので水辺のアクティビティにもおすすめです。

    歩き方を意識できる

    ジェネシスを履いて砂利の上に立っている様子。

    地面の凹凸が感じられます。

    素足に近い感覚のサンダルなので、砂地や砂利、アスファルトなどの地面の状態を足の裏で感じることができます。

    ジェネシスには普通の靴とは違い、クッション性がほとんどありません。地面からの衝撃がダイレクトに足に伝わるため、不自然な姿勢で着地をした際の違和感を、敏感に感じることができます。そのため、自ずと足をどこに着地させるかを意識することになります。

    ジェネシスで歩く際には、着地をかかとからでなく「足裏全体で踏み込むこと」を意識しましょう。長期的に履くことにより、身体にとって負担のかからない歩きかたや走りかたが身につきます。

    ジェネシスの注意点

    ジェネシスを履きはじめて、ゼロドロップに慣れるまでは、かかとに負担がかかり、足の筋肉がよけいに疲れることがあります。

    慣れるまでは無理をせずに、以下の手順で履き慣らしを行ないましょう。以下の手順はゼロシューズの説明書からの抜粋です。

    1. 短い時間の着用からスタート(5〜10分)
    2. 翌日、体の疲労感や痛み、違和感がないかを確認
    3. 問題がなければ距離・時間を増やす。問題があれば休息、もしくは距離・時間を減らし、徐々に慣らしていく。

    さいごに

    ジェネシスのソール内側部分の画像。Feel The Worldと書いてある。

    まさにFeel The World(世界を感じる)なサンダルです。

    ジェネシスはシンプルであるがゆえに、自分の身体を使うことを強く意識できるサンダルです。

    著者がはじめて履いたときは、その素足感に感動しました!まだまだ履きはじめて1ヶ月ですが、早くもその履き心地の虜になっています。

    歩くことを通して健康を考えたいかた、単純にかっこよくて軽いサンダルをお探しのかたにもおすすめできます。

    ジェネシス以外にもゼロシューズには様々なラインナップがありますので、気になったかたはぜひチェックしてみてくださいね。

    ゼロシューズ ジェネシス

    重量(片足) 130g(27.0cm)
    カラー ブラック(BLK)、モス(MOS)、ムーンリットブルー(MBL)
    ソール厚  4.8mm
    価格¥6,380 

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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