日本ワインの産地として、今注目されているのが北海道の余市町。果樹栽培の盛んなこの町はワイン特区認定を受けたこともあり、都市部から移住してワイナリーづくりを目指す挑戦者も多い。
自然に根ざした暮らしを学ぶことができる『余市エコカレッジ』でも、連続講座の中に、ブドウの栽培とワインの仕込みを学べる回を取り入れている。
「食べ物と暮らしを手づくりしようという一環でワインづくりを取り上げたところ、参加者からは身近に感じられたという感想もあって好評でした」(代表の坂本純科さん)
『余市エコカレッジ』の坂本純科さん。果樹園と畑の隣に建てられた研修棟の前で。ワインブドウの栽培管理やエコ建築などの実習を年間講座で体験することができる。