まだまだ完全復興までの道のりは長い。南阿蘇鉄道[読者投稿記事] | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • まだまだ完全復興までの道のりは長い。南阿蘇鉄道[読者投稿記事]

    2021.09.22

    九州の中央、熊本の東部に位置する阿蘇山。カルデラの中、白川と黒川と南と北から流れた川は熊本地震で被害が大きかった阿蘇大橋付近で合流しています。その付近にある熊本と大分を繋ぐJR豊肥線の立野駅より南阿蘇鉄道へ乗り換えをして、トロッコ列車に乗ると終点の高森町までをゆっくりと列車の旅が出来ます。しかし、今回はマイカーで南阿蘇までドライブしてきました。『あそ望の郷』で見た木製のプレートには全線開通まで日数というより月数がかいてありました。そうなんです。熊本地震より5年半経っていますが、この南阿蘇鉄道はまだまだ鉄橋と線路を修復中なのであります。

    被害が大きかった阿蘇大橋は現在、若干西側に建設されて開通しています。この先にある南阿蘇鉄道の陸橋は無事でしたが、陸橋より繋がるトンネルは崩壊していましたので、橋の架替えとトンネル工事が最終の難関工事になっているようです。

    崩れ落ちた阿蘇大橋の橋桁は、展望所からそのままの当時の傷跡として見ることが出来ます。

    阿蘇大橋を渡り南阿蘇村へ。『あそ望の郷』にはモンベルショップがあります。熊本地震のときには陸の孤島となったこの南阿蘇村ではこのお店が大活躍したと聞いています。

    実はこのモンベルショップには、熊本地震の前の年の8月に訪れていたのを思い出しました。

    熊本市のJR平成駅より輪行バックに自転車を包み込みJR立野駅で南阿蘇鉄道に乗り換え、中松駅で下車し自転車を組み立てて、いざあそ望の郷へ。

    自転車用の手袋とパット入りのパンツを購入して、このあと俵山を2時間かけて登ったように記憶しています。

    心臓破りの坂を登りきり、ここから下りって言うところで何とか撮影しています。

    今も活躍している風力発電。自然エネルギーを使って生活したいものです。

    という事で行きは5時間近くかけて登りましたが、帰りは2時間半で帰ってきました。下り坂って速いですね。
    全線開通まで『たぶん』25 か月くらいらしいですが、開通したらまた自転車で登ってみようかなと思っています。

    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    hazamaxさん

    アウトドア大好きです。25年前に家族でキャンプに行くようになり、色んなアウトドアグッズを揃えましたが、子どもが成長し巣立っていくと倉庫になおしこんだままになっていました。しかし、熊本地震の時に、昔使っていたテントとタープが大変役に立ちました。近頃ではソロキャンプに行くために準備をしています。車中泊をしながら船釣りも楽しんでいます。

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