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    2020.05.27

    『NHK趣味の園芸がクリスマスローズにはまったキッカケ』

    20年以上前の独身時代に、阿蘇の登山で【オキナグサ】と出会いまして、その深紅の美しさと優美な立ち姿に魅了されたこと、今でも忘れられません。
    それから程なくして、NHKの趣味の園芸(柳生真吾さん司会の時代)でクリスマスローズの特集がありました。そこで、あの【オキナグサ】と【クリスマスローズ】が同じキンポウゲ科の仲間であることを知りました。オキナグサは山野草ですから入手はできませんが、クリスマスローズは園芸店に沢山売ってると言うじゃないですか!
    以来、私はクリスマスローズに夢中になり、図鑑やネットを読みあさり、自宅庭で沢山の種類を育てるようになったんです。
    クリスマスローズの殆どがヨーロッパの山岳地帯が原産というのも、登山をしていた私には魅力の一つでした。
    それでは、クリスマスローズのうんちくは、専門家の人に任せて、ここでは我が家でこれまで育ててきた品種や育て方についてご紹介します。参考になれば幸いです。

    『地中からつぼみを持ち上げたクリスマスローズ』

    私が阿蘇の原野で見つけた【オキナグサ】を彷彿とさせる写真です。
    花を展開した姿より、大きなつぼみを持ち上げて、花を咲かせようとしている姿が私は大好きです。
    寝そべりながら写真を撮ることも苦になりません!

    原種系
    ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)

    イギリスでクリスマスローズの由縁となった品種です。クリスマスの時期に咲くからこう呼ばれるそうです。
    花屋さんには必ずある品種で、多く流通してます。
    特徴は
    純白の花(清楚感が最高)
    鑑賞期が長い(1ヶ月以上)
    厚手の葉
    花つきの多さ
    育てやすさ
    です。
    最初に購入するのはこのニゲルをお薦めします。王道です。
    種を作りませんが、株分けで長く楽しむ事ができます。私の庭には15年生がおりまして、毎年初春から春にかけて庭を飾ってくれてます。

    原種系
    ヘレボルス・リヴィダス(Helleborus lividus)

    最初はクリーム色から徐々に変化し
    最後はあずき色に変わる品種です。
    花はニゲルに対し小さいですが、沢山咲かせます。
    こちらも育てやすい品種です。

    交配種
    ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)

    交配種の多くが「オリエンタリス」の名称で流通しています。お店で見かけるのもこれが多いですね。
    写真はシングル(一重)の赤ですが、
    これが一般的な交配種の形と色で、我が家にも多く育ってます。
    シングルはとても花つきが良く、育て易い印象があります。
    購入してすぐ花を鑑賞したいかたは、花つきの苗(5年もの)以上のものを買いましょう。

    交配種 ダブル(八重咲き)

    毎年同じ花を咲かせるには、株を弱らせない管理をする必要があります。
    施肥もさることながら、花を多く、長く残したままにするとたちまち株が弱ってしまいます。翌年、枯れないにしても一重(シングル)になったり、花の大きさが小さくなったりもします。
    夏場は直射日光に当てすぎないで下さいね!梅雨から秋にかけては休眠期ですので日陰で涼しくしてあげます。

    交配種 ピコティ

    花びらが縁取られた品種です。
    名前がかわいいですよね。

    交配種 スポットorブロッチ(斑点入り)

    わりと流通する品種に多く見られます。図鑑をみると、この模様にも様々な呼び方があるようです。

    育て方 鉢植え

    苗自体が小さなポットで販売されてますので、皆さんも鉢植えで育ててるのではないでしょうか?10cm径のポットは1か2年生位の苗です。花が咲くには後2,3年はかかりますのでそのつもりで購入してください。
    私も最初は鉢植えでスタートしました。
    ところが、管理の行き届かない私は、夏場の水やり忘れ、肥料不足による株の衰弱などで、かなりの株を枯死させた苦い経験があります。
    夏場は日陰で管理する、花の時期の前に施肥するようにしてください。
    鉢植えの場合、それなりに管理が必要です。

    育て方 地植え

    お薦めの育て方は地植えです。
    水やりの管理がしやすく、
    環境に適合していれば、クリスマスローズ自身が勝手に増えていきます。
    冬場に落葉する広葉樹の株元などが一番適しています。夏場は日陰で、冬場は日光が届きますので。
    我が家の庭では、ブルーベリーの株元にクリスマスローズが元気な群落を形成してます。

    種の採取方法1

    交配種の多くは種をつけます。
    写真の様に子房の部分が膨らみ、中では種子が成長してます。
    ある時この子房が弾けて種子が出てきます。これを採取します。

    種の採取方法2

    鑑賞期を過ぎると子房が成長してきます。このときに、花全体にお茶パックの袋を被せます。
    1~2週間程で種子は子房から袋にこぼれ落ちてます。

    種の採取方法3

    一つの花から採取した種です。
    2~30個はあります。
    長さ5mm位の米粒の形に似てます。
    小さなポットや、増やしたい場所に種を巻きます。かなりの確率で発芽しますが、この中から花が咲くのはかなり絞られます。途中で枯れたり、葉っぱばかりで花が咲かなかったり。だからこそ、花が咲いたときの喜びが大きいのですが。
    ただし、種を沢山取ろうと全部の花を残したままにすると株が弱ります。必要ない花は、鑑賞期を過ぎたら早めに摘むことをお薦めします。

    こぼれ種から発芽した2世達

    花が咲くまでには、これから約5年はかかると思います。
    どんな花が咲くのか?最後まで残る苗も一握りですし、親と同じ花をつけるとは限りません。気長に楽しみに待つことにしましょう!

    こぼれ種から育って初めて花を咲かせたクリスマスローズです。
    花が咲くまで5年ほどかかりました。アプローチの足元にこんな花があるとゴージャスで良いですよね!
    これからも我が家では長い付き合いになりそうです。
    皆さんも挑戦してみて下さい!是非。


    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    きよぴーさん

    忌野清志郎の熱烈ファン。剣道愛好家のジャスフィフ親父です!
    登山、渓流釣り、ロードバイク(トライアスリートでした!)に没頭したのはかれこれ20年前。以来、おうちより外が好きになりました。
    最近は、購入したり、自作したアウトドアグッズを、庭で使う事で欲求を満たしてます!

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