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    トレイルランニング

    2022.04.15

    トレランにおすすめのキャップ7選。特徴や選び方のポイントは?

    これからトレランを始めようとして、キャップの購入を検討している人もいるでしょう。そもそも、トレランにキャップは必要なのでしょうか。キャップの必要性や選び方、おすすめの商品を紹介するので、トレラン初心者はチェックしてみてください。

    トレランのキャップは「短めのつば」

    たくさんのキャップ

    (出典) photo-ac.com

    トレランで使うキャップは、山のなかを走りやすいよう通常のキャップとは違った特徴があります。まずは、トレラン用のキャップならではの特徴を見ていきましょう。

    広い視界を確保できる

    トレラン用のキャップは、つばが短いのが特徴です。これには、走行中に広い視野を確保しやすいというメリットがあります。トレランは舗装されていない道を走ることも多いため、周囲の状況をしっかり把握することが大切です。

    トレラン用のキャップは、つばによって視界が遮られるのを防ぎます。つばが短いため、前方や上方を確認するときも邪魔にならないでしょう。中には夜間のランニングでライトを照らしやすいよう、つばの形を変形できるものもあります。

    トレランにキャップが必要な理由

    トレランをするときに、キャップをかぶる必要があるのか疑問に思う人もいるでしょう。結論をいうと、トレラン中はキャップをかぶるべきといえます。その理由を3つ解説します。

    熱中症予防や雨除け

    キャップをかぶる理由の1つに、熱中症予防や雨除けがあります。夏の日差しは非常に厳しく、直射日光を浴びすぎると熱中症にかかってしまう可能性があります。

    また、肌の日焼けは日焼け止めを塗ることで対策できますが、目の日焼けまで防ぐことはできません。キャップをかぶることで、強い日差しから目を守ることができるのです。

    さらに山は天候が変わりやすいため、急に雨が降ることもあるでしょう。そんなときも、キャップがあれば雨が目に入るのを防ぐことができます。

    木や枝などから頭・目を保護

    山道は木や枝が多くあるだけでなく、虫も飛んでいます。下を向いて走ることが多いトレラン中には、そのような障害物に気づかないこともあるでしょう。万が一ぶつかってしまったときに、キャップをかぶっていれば頭や目を守ってくれます。

    木にぶつかったり枝が目に入ったりすると、大けがを負ってしまうかもしれません。キャップをかぶることは、けがを予防する目的もあるのです。もしもの事故に備えて、トレラン中はキャップをかぶるようにしましょう。

    汗が目に入るのを防ぐ

    走っているときに汗が流れてくると、うっとうしく感じてしまいます。また、汗が目に入ると視界が悪くなるので、舗装されていない道を走る上では危険です。

    汗止めのバンドが付いているキャップは、汗が顔や目に垂れるのを防いでくれるため、汗を気にする必要がなく快適にトレランが楽しめます。蒸れが気になる場合は、メッシュ素材や吸汗速乾タイプのキャップを選ぶとよいでしょう。

    トレランでかぶるキャップの選び方

    トレランにおいてキャップが必要な理由は理解できたでしょう。続いて、トレラン用のキャップを選ぶ際のポイントを3つ解説します。

    走りを快適にする通気性・吸汗速乾性

    トレラン用のキャップを選ぶ際は、通気性や吸汗速乾性が高いものを選ぶことが大切です。トレラン中にキャップをかぶることは熱中症予防になりますが、キャップをかぶったことで蒸れてしまっては、かえって熱がこもってしまう可能性があります。

    通気性の良いものとしては、メッシュ生地やベンチレーション(通気孔)が付いているものが挙げられます。

    また吸汗速乾機能があれば、汗を拭く手間や垂れるストレスを感じることなくランニングに集中できるでしょう。UV対策がされているものであれば、熱中症予防にも役立ちます。

    急な雨にも対応できる防水・撥水性

    山道を走っていると、急な雨に降られることもあるでしょう。そのときに、防水性や撥水性のあるキャップであれば、頭がずぶ濡れにならずに済みます。つばがあれば、雨による視界不良も和らげることができます。

    ただし防水性のあるキャップは、通気性が劣る傾向にあるので、暑い日には蒸れてしまうかもしれません。トレランをする季節やシチュエーションに応じて、適切なものを選ぶとよいでしょう。

    頭にしっかりフィットするサイズ選び

    まずは、自分の頭にしっかりとフィットするキャップを選ぶことが大切です。サイズが大きすぎると簡単に脱げてしまい、逆に小さすぎると、きつくて被っているのがストレスになってしまいます。

    トレラン用のキャップは、ファッション用のものに比べて小さめに作られています。キャップを購入する際は、店頭で試着するのがベストです。キャップの平均的なサイズは男性は58cm、女性は55cmなので、迷ったときは参考にしましょう。

    サイズが合うか不安な人は、サイズが微調整できるアジャスターの付いたものがおすすめです。

    シンプル&ベーシックなキャップ

    トレランキャップ

    「トレイルランニングを始めるにはどこを走ればいい?コースの選び方と山のマナー」より。

    シンプルでオーソドックスなデザインはどんな人でも使いやすいでしょう。おすすめのキャップを3つ紹介します。

    アシックス「ランニングクロスキャップ」

    シンプルなデザインが使いやすく、どのシーンでも汎用的に活用できるキャップです。汗濡れに強いポリエステルでできています。UVケア機能も付いているので、紫外線対策もバッチリです。

    サイズはS〜Lの3種類が展開されていますが、無段階で調整可能なベルトが付いています。側面はメッシュ地なので、暑い季節でも活躍するでしょう。

    アシックス

    ランニングクロスキャップ

    サイズ:S〜L

     

    コロンビアモントレイル「トランスアルプスランニングキャップ」

    通気性とドライ性に優れたキャップです。メーカー独自の『オムニウィック』という吸湿速乾機能が搭載されており、発汗時に生地が汗を溜め込むことなく汗の重量や冷えを抑えてくれます。

    メッシュ生地の部分には撥水加工がされているため、小雨が降ったときでも快適にランニングを続けられるでしょう。防水性がありつつ通気性にも優れているため、季節問わず使いやすいのもうれしいポイントです。サイズはワンサイズのみですが、無段階のアジャスターで細かい調整ができます。

    コロンビアモントレイル

    トランスアルプスランニングキャップ

    サイズ:フリー、素材:吸汗速乾素材、カラー:ブラック

     

    ザ・ノース・フェイス「GTDキャップ(ユニセックス)」

    伸縮性と吸湿速乾性が特徴のキャップです。側頭部はラウンド状にカットされているため、サングラスをかけても邪魔にならない仕様になっています。素材はリサイクルポリエステルでできたニット素材で、軽量でフィットしやすいかぶり心地が特徴です。

    夜になると、ロゴが反射して視認性を高めてくれます。UVカット機能が搭載されているのもうれしいポイントです。サイズはMとLの2種類、カラーはアーバンネイビー・ブラック・ティングレーの3種類が展開されています。

    ザ・ノース・フェイス

    GTDキャップ(ユニセックス)

    サイズ:M、L、カラー:16色

     

    おしゃれなデザインのキャップ

    キャップ

    (出典) unsplash.com

    せっかくキャップをかぶるなら、ファッション性を意識したい人も多いでしょう。デザインがおしゃれなキャップを2つピックアップして紹介します。

    エルドレッソ「My Pace Cap(NV×OR) E7007321」

    左右でオレンジとネイビーに分かれたカラーや、『​​My Pace』の刺繍が目を引くデザインです。ファッション性が高く、トレラン中にはもちろん普段使いにも取り入れられます。

    トレラン用のキャップの必須機能である通気性を確保するため、吸汗速乾性に優れた素材を使用しています。また、サイドからバックにかけてメッシュ生地を用いているのもポイントです。

    深さは日本人の頭にフィットするよう絶妙な深さに設定されており、職人が1点ずつ手作りで製造しています。

    エルドレッソ

    My Pace Cap(NV×OR) E7007321

    サイズ:S、M

     

    マイルストーン「milestone original cap MSC-010」

    つばを好きな形に変形できる、カジュアルな見た目が特徴的なキャップです。夜間のランニングでも、つばを下に向けることでライトの光が遮られないよう工夫できます。素材にはナイロンやポリエステルが使われており、通気性に優れています。

    日本人と欧米人で頭の形が違うことを考慮した設計になっており、かぶり心地にこだわったデザインです。

    日本人は欧米人より耳の位置が低いため、日本人の耳の高さに合う深さに調整されています。また、キャップをかぶったときに小顔に見えるよう、つばが広めに作られているのもポイントです。

    マイルストーン

    milestone original cap MSC-010

    サイズ:フリー

     

    強い日差しにはサンシェード付きキャップ

    日差しが強い

    (出典) photo-ac.com

    日差しが強い日にトレランをするときは、サンシェードが付いたキャップを使うことで首回りの日焼けを防ぐことができます。サンシェード付きのキャップでおすすめのモデルを2つ紹介します。

    アシックス「ランニングサンキャップ」

    取り外し可能なシェード部分には軽量なメッシュ素材が使われており、重さを感じさせない設計となっています。サイズはMとLの2種類が展開されており、ユニセックスなデザインで男女問わず使えます。カラーも3種類用意されているので、好みのものが見つかるでしょう。

    後ろには無段階調節が可能なアジャスターが付いており、サイズ調整も可能です。夏のトレランで首回りの日焼けが気になる人にはおすすめです。

    アシックス

    ランニングサンキャップ

    サイズ:M、L、カラー:3色

     

    サロモン「XA+」

    軽量かつ通気性に優れ、爽快感を追求したキャップです。シェード部分は軽量設計で取り外しも可能なので、夏以外のトレランにも活躍するでしょう。風などの冷気を遮断して体温を一定に保つ『AdvancedSkin Shieldテクノロジー』が搭載されているので、冬でも重宝します。

    汗を吸ってくれるスウェットバンドが付いているのもうれしいポイントです。後部のアジャスターバックルに加え、後部がストレッチ素材となっているので、かぶるだけでちょうど良いサイズ感になります。カラーはグレーとホワイトの2種類が展開されているので、好みのものを選びましょう。

    サロモン

    XA+

    サイズ:S-M、L-XL、カラー:4色

     

    まとめ

    トレランをするなら、専用のキャップは用意しておきたいアイテムの1つです。

    トレランは舗装された道のランニングと違い、多少の危険を伴います。足元が不安定な道を走るので、どうしても下を見ながら走ることが多くなるでしょう。そんなときに、キャップがあれば木や枝が目に入ってしまうリスクを防ぐことができます。

    またランニング中に汗をかいたとき、汗が目に入ると不快なだけでなく、視界が遮られて危険です。キャップの中には汗を吸ってくれる機能が搭載されたものもあるので、快適なランニングをするために役立ちます。

    トレラン用のキャップを選ぶ際は、通気性や吸汗速乾機能の高さを確認するのがポイントです。サイズが合わないと、脱げたり締め付けが強すぎたりするので、できれば店頭で試着をしてちょうど良いサイズのものを探すことが大切です。

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