スイスの人気アウトドアショップ「トランザ」に潜入。“モンベル”や“ソト”など日本ブランドの製品も大人気! | アウトドアショップ・自然派の店 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

スイスの人気アウトドアショップ「トランザ」に潜入。“モンベル”や“ソト”など日本ブランドの製品も大人気!

2022.02.19

ベルン駅前の大型アウトドアショップのトランザ

ベルン駅前の大型アウトドアショップ「トランザ」

スイスの人気老舗アウトドアショップ「トランザ」

現在、スイスはスキーバカンス真っただ中。この時期に1~2週間のスキー休暇を取り、家族で出かけ雪遊びを楽しむのが習慣だ。とはいえ、人出が集中しすぎないよう、州によって時期や期間を変えている。

そんなスイスから、今回は人気のアウトドアショップ「トランザ」を紹介する。スキーや登山、キャンプ、マウンテンバイクなど、あらゆるアウトドアギアが揃っている。

トランザは、1980年の創業から40年以上の歴史があり、現在は約543ものブランドを取り扱っている。スイス国内にアウトレットも含めて10店舗あり、今回訪ねたベルン店は、2,400平米の大型店舗で2019年に10か月かけて改修された。スタッフは50名以上、全員がアウトドアのスペシャリストだ。

優しく丁寧に説明してくれたフィリップさん

優しく丁寧に説明してくれたショップスタッフのフィリップさん。

トランザはサステナビリティを重視

スタッフのフィリップさんが店内を案内してくれた。彼は、スカイダイビングのインストラクターでもある。

フィリップさんによれば、トランザは【サステナビリティ=持続可能性】を強く意識して様々な取り組みをしているとか。そんな取り組みの5か条を教えてくれた。

トランザのサステナブルな取り組み5か条

1.【CO2削減】

駐車場を設けず、駅の近くに店舗を構えることで自動車の使用を減らす。

2.【マイクライメイトに賛同】

「マイクライメイト」とは世界中の気候保護に取り組む非営利組織。排出計算や企業向けのコンサルティングサービス、気候変動や気候保護のための教育を行なっている。例えば飛行機で移動する際にマイルを寄付することも可能だ。この団体の活動に賛同している。

3.【再生可能エネルギーの利用】

店舗で使うすべての電力は、太陽光や風力、地熱など再生可能エネルギーでまかなわれている。

4.【リサイクル段ボールの使用】

大型用品の包装には、86%がリサイクル素材で作られた段ボールを使用。

5.【プラスチックの削減】

プラスチック由来の袋を有料化し、使用を抑制。

モンベルの「アルパインサーモボトル」は、スイスでも評判!

店内に入るとすぐモンベルの水筒が飾られている!

店内に一歩入るとモンベルのアルパインサーモボトルが鎮座する。

店内に入ると、すぐ目の前にはなんとモンベルの「アルパインサーモボトル」が!これは、スイスでも信頼されているという証拠。トランザのスタッフは「24時間保温がキープされ、逆さにしてもまったく漏れないよ」と太鼓判。スイスでもモンベルのアルパインサーモボトルが大きく売り出されており、日本人として誇りを感じた瞬間であった。

モンベルの水筒はスイスでも大人気!

モンベルのサーモボトルは一番目に入りやすい場所に並んでいる。カラー、サイズも豊富。

アルパインサーモボトルは、2016年に毎年ドイツで発表されている【OutDoor INDUSTRY AWARD】を受賞。スイスでは保温性に優れたサーモボトルはなかなか手に入らないので、貴重な商品だ。登山用に開発された軽量&コンパクトなサーモボトルは、その信頼性から、ツアースキーや高所登山でも大人気。

コンパクトな「トラベルアンブレラ」も人気

スイスでは、コンパクトで丈夫な折りたたみ傘を探すことも難しい。トランザで販売されているモンベルの「トラベルアンブレラ」は、筆者のおすすめの一品。高価だが壊れにくいので長く快適に使うことができる。以前、友人のスイス人にプレゼントしたらとても喜んでくれた。

モンベルの傘はコンパクトで人気

モンベルの「トラベルアンブレラ」はコンパクトで評判。

またしても日本ブランド=ソトの「トーチ」も発見!

ソトのトーチも人気

ソトのトーチ。右から「ポケットトーチ」「スライドガストーチ」「マイクロトーチ・アクティブ」。

新富士バーナーのブランド「SOTO(ソト)」の「ポケットトーチ」はコンパクトで持ち運びやすく、とても風に強い。気候が変わりやすく、風が強い日も多いスイスの山や川で着火する際に、抜群のパフォーマンスを発揮してくれる。

2種類の燃料に対応するソトの「ストームブレイカー」

ソトの「ストームブレイカー」。このショップでは、屋内で実際に使い心地を試すことができる。

ソトの「ストームブレイカー」。このショップでは、屋内で実際に使い心地を試すことができる。

ノズル交換なしで「ガソリン」と「ガスカートリッジ」の2種類の燃料が使えるハイブリッドなシングルストーブ。旅の途中でガス缶がなくなっても、ガソリンなら補給できる。優れた耐風性を実現しているので、これも風が強いスイスの気候にぴったりで人気の商品だ。

※ご注意:海外から日本へトーチやストーブを持ち帰る場合、航空会社によっては、「機内への持ち込み」ができないこと、「受託手荷物」として預けられない場合があります。必ず事前に航空会社に確認してください。

広大なフロアは、アパレルコーナーも充実

レディースとメンズのウェアのコーナー。

レディースとメンズのウェアのコーナー。

店舗は1階と地下に分かれていて、商品が見やすく陳列されている。ウェアコーナーだけでも圧巻の広さだ。

スイスでデザインされた「スポルティバ」特別なウェア

スイスデザインのスポルティバのウェア

スイスデザインの「スポルティバ」のウェア。

アパレルコーナーで筆者の目にとまったのが、スイスデザインの「スポルティバ」のウェアだ。ご存知のように、スポルティバはイタリアブランドだが、スイスで独自にデザインされた「アルパインテック」の商品を発見。これはスイスでしか購入できないレアな一品。いつかスイスに旅行する際にはぜひ、ショップで探していただきたい。

スキーとブーツはパウダー用が売れ筋

スキーはパウダー用が充実。

スキーは幅の広いパウダー用が充実。

スキーブーツはテックビンディング可能なもの、スキーは幅が広く新雪に浮くパウダー用の取り扱いが多い。スイスではスキーにシールを付けて山を登り滑走するツアースキーが人気だ。

スキーサービスのコーナーもあり、チューンナップもしてくれる。

豊富すぎる登山靴

メンズの登山靴だけでこの種類!

メンズの登山靴だけでこの種類。写真に収まりきらない。

上の写真は、地下にある登山靴のエリア。メンズだけでこの品数。レディースは同じくらいの量が隣に陳列されている。登山靴からアプローチシューズ、トレランシューズが並ぶ。クライミングシューズは別のエリア。

「オン」のシューズは、まるで雲の上の走っているように軽い!

スイスブランドのオンシューズ

ソールが独特なデザインの「オン」。

スイスでも日本でも大人気の「On(オン)」は、スイス生まれの高機能ランニングシューズブランド。クッション性の高いソールがソフトな着地と爆発的な蹴り出しを可能にしてくれる。スイスでは、日常生活で愛用している人も多い。まだ試したことがない人にはぜひ履いていただきたい。

圧巻の品数を展開するバックパックコーナー

種類が豊富なバックバックのエリア。

ずらりと並べられたバックパック。

バックパックのコーナーでは、20~40Lの商品が壁いっぱいに並ぶ。これだけあれば体に合うものが見つかりそう。40Lを越える大型バックパックは別のコーナーにある。

防水バッグは、スイス人の必須アイテム!?

夏の川泳ぎで使う遊泳用の防水バッグ

キャンプで道具を濡らさないことはもちろん、スイスでは、夏の川泳ぎで使う防水バッグ。

ドライバッグは、スイス人にな欠かせないアイテムのひとつ。海がないスイスでは、夏に川で泳ぐのが恒例行事。その際に服やお財布をこのドライバッグに入れ、浮き輪代わりに泳ぐのだ。

キッズが遊べるエリアも充実。親も安心してショッピングに集中できる

キッズエリアも充実

キッズウェアのエリアも充実。

子供が2人いる筆者が御用達のキッズエリア。カラフルなウェアやバックパック、シューズが陳列され、種類やサイズが豊富。

スイス伝統の木のおもちゃ「キュボロ」も完備

大人がゆっくり買い物ができるように、子供が遊ぶスペースが充実している。写真の木のおもちゃはスイス製の「キュボロ」というおもちゃ。パーツを組み合わせて小さな玉を落とし転がして遊ぶ。

キュボロというスイス製の木のおもちゃ。

「キュボロ」というスイス製の木のおもちゃ。

雨の日でも遊べるアスレチックエリア

アスレチックエリア

こちらはアスレチックエリア。将来のクライマーが生まれるかも?

子供たちが大好きなアスレチックエリア。雨の日も遊べて親にとってもありがたい施設。上から落ちても必ず下の細かい網に引っかかるように工夫されている。1階と地下のフロアが繋がっている。

ほかにも「お絵描きコーナー」と「お人形コーナー」があるので、子供たちもあきない。

最後はカフェでリラックス

大人も子供もショッピングのあとはカフェでひと休憩。ゆったり店内で充実した時間を過ごすことができる。

素敵なカフェスペースでリラックスタイム。

素敵なカフェスペースでリラックスタイム。

店内は、ほかにもテントやシュラフ、書籍のコーナー、さらにはマウンテンバイクやクライミングなどの専門的な商品も充実している。
この記事で、スイスのアウトドアショップの雰囲気が皆さんに伝われば、うれしい限りだ。日本製品も少しずつ取り扱いが増えているとか。いつかスイスに旅行に来る際には、アウトドアショップ巡りもおすすめです!

ショップ情報:「トランザ」(Transa Backpacking AG)

所在地:Bubenbergpl 9 3011 Bern

 https://www.transa.ch/

店内のバイクウェアコーナー

私が書きました!
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド&スキーガイド・ヨガ講師
西村志津
スイス在住、2児の母。スイスの山岳観光地やアクティビティ、ギア、トレンド、文化をお伝えします!ヨガを通して心と体のメンテナンス方法もお届けし、より快適な山行のお手伝いができれば嬉しいです。美味しいものとカフェ巡りが好き。スイスと日本の架け橋となる活動に努める。オンラインにて「スイスツアー」や「登山者のためのヨガ」を発信中! instagram@seas_yoga_hiking_skiing
この記事をシェアしよう!

関連記事

『 アウトドアショップ・自然派の店 』新着編集部記事

おすすめ記事

【消費税の価格表記について】
記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年3月以前の記事に関しては(税抜)表示の場合もあります。