![ハンドウォーマーをライターで加熱している](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_0320399472-2.jpg)
筆者私物。
使い捨てカイロをはるかに超える温かさ
ZIPPO(ジッポー)といえば、言わずと知れたオイルライターの会社。
喫煙者に愛好家が多いメーカーですが、アウトドアで役立つアイテムも販売しています。
![ハンドウォーマーをテーブルの上に立てている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_032605063.MP_.jpg)
ZIPPO「ハンドウォーマー」。価格は4,180円。
それがこのハンドウォーマー。以前は「ハンディウォーマー(HANDY WARMER)」として販売されていた製品です。
現在は「ハンドウォーマー(HAND WARMER)」の名で取り扱われています。
肝心の温かさはというと、使い捨てカイロよりはるかに上。
![ハンドウォーマーを専用の袋に入れている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_033054792.jpg)
ロゴつきの袋が付属。
本体が発熱し始めると素手で触れないほど熱くなり、専用の袋に入れることで適温になる仕様です。
手軽に使えて、冬のキャンプで重宝すること間違いなし。
毎日寒さと闘っている人へのプレゼントとしても、おすすめしたい逸品です。
ZIPPOのオイルを燃料に12時間発熱
![ZIPPOのオイルの缶を2つ並べている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_033435003.jpg)
オイルはコンビニでも手に入ります。
ZIPPOが販売するライター用のオイルを燃料とし、何度でも使えるのがハンドウォーマーの素晴らしさ。
オイルの缶以外はゴミが発生しない、エコロジーなアイテムといえます。
そして発熱する時間は約12時間。1回点火すればひと晩以上にわたり、温かい状態をキープしてくれます。
オイルとプラチナ触媒の化学反応により発熱する仕組みで、火が出るわけではありません。
使い方を間違わなければ、安全性については心配無用です。
ポケットにスッキリおさまる薄型ボディ
![ハンドウォーマーを手に持ち、真横に向けている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_033830351.jpg)
ポケットティッシュより少し小さいくらい。
本体のサイズは縦10cm、横6.8cm、厚さ1.5cmほど。重さは約80gです。
上着のシルエットに悪影響を与えず携帯できる、絶妙なサイズにまとめられています。
金属製かつシンプル設計のボディは、頑丈である点も強み。キャンプをはじめとしたアクティビティーにおいて、頑丈さはとても重要な素質です。
使い方はとっても簡単!ただし注意点も
包装フィルムから取り出すだけの使い捨てカイロとちがい、使用する際にはちょっとした準備が必要です。
少し面倒な作業に見えるかもしれませんが、実際にやってみるとかなり簡単。むしろ、このちょっとした手間が楽しいんです!
![ハンドウォーマー本体から触媒バーナーを外している](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_034526594.jpg)
上に引っ張るだけで外れます。
1.キャップと触媒バーナーを外します。
![オイルを注油カップに注いでいる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_034938221.MP_.jpg)
安全のため、線の位置を超えないように。
2.注油カップにオイルを入れます。
![注油カップでハンドウォーマー本体にオイルを注入している](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_035408491.jpg)
オイルをこぼした場合は、拭き取ってしっかり乾かすこと。
3.本体上部の注油口からオイルを入れます。
![注油した本体を立てて放置している](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_035728032.jpg)
オイルが染み渡るまで、少しの間放置。
4.触媒バーナーを装着し、本体を立てた状態で2分ほど待ちます。
![触媒バーナーをライターで炙っている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_035910986.jpg)
ターボライターの使用はNG。オレンジ色の炎が出るライターを使いましょう。
5.触媒バーナーをライターで10秒ほど加熱します。
![ハンドウォーマーを袋に入れている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_040108031.jpg)
熱くなる前に袋へ入れ、口を縛ります。
6.キャップを装着し、専用の袋に入れたら準備完了。
触媒バーナーが発熱し、徐々にハンドウォーマー全体が温まっていきます。
見た目がカッコいいだけに、そのまま使いたくなってしまいそうですが、かならず専用の袋に入れて携帯すること。
本体がかなり高温になるうえ、キャップが簡単に外れます。キャップの脱落を防いで安全に使うために、袋の使用は必須です。
また、オイルを入れすぎなければ、ひっくり返してもこぼれることはありません。決められたオイル量を守ることが大切です。
ZIPPOらしさあふれる魅力的なデザイン
![ハンドウォーマーのキャップを半分ほど開けている。](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_040431116.jpg)
ZIPPOのライターのような見た目がイイ!
実用性の高さもさることながら、ZIPPOのロゴが刻まれたスタイリッシュなデザインも魅力的です。
キャップの側面にあけられた穴は、発熱に必要な空気を取り込むためのもの。
ライターに備わった「チムニー」という風防の姿に似ており、ZIPPO製品らしさを強く感じさせます。
全体のフォルムはまるで、オイルライターをそのまま大型化したかのよう。ZIPPOのイメージにピッタリな仕上がりです。
![ハンドウォーマー本体とキャップを並べている](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/PXL_20220204_032803934.jpg)
どことなく大人っぽい雰囲気をまとっています。
使い捨てカイロよりはるかに温かく、ポケットティッシュ並みにコンパクト。
設計がシンプルなだけに故障のリスクが低く、何度でも使えるからエコロジー。
そしてZIPPOならではの大人っぽいデザインが、所有する喜びを感じさせてくれる。ハンドウォーマーはそんなアイテムです。
興味がある方はぜひ手に取ってみてください。きっと、手放せなくなります。
ZIPPO(ジッポー)ハンドウォーマー
サイズ:縦10×横6.8×厚さ1.5cm(実測)
重量:約80g(実測)
価格:4,180円
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2020/03/profi-ru_gazou.png)