燻製に必要な道具は何がある?初心者にもおすすめの燻製器 | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

燻製に必要な道具は何がある?初心者にもおすすめの燻製器

2022.03.26

キャンプ料理が好きで燻製に興味が出てきたものの、どのような道具を揃えればよいかわからない人もいるのではないでしょうか。燻製の道具の選び方や、おすすめの商品を紹介します。まずは自宅で燻製を楽しんでみましょう。

まずは燻製の種類をチェック

(出典) photo-ac.com

一口に燻製といっても、調理する温度によって3種類に分かれます。各種類の特徴を解説するので、まずは燻製にはどのような方法があるのか押さえましょう。

主に3種類に分けられる

燻製は調理時の温度によって『熱燻』『温燻』『冷燻』の3種に分けられます。

熱燻は80〜140度C程度の高温で食材を燻す方法です。10分〜1時間程度と、他の方法よりも短時間で調理できるのが特徴です。

手軽にできることから、キャンプやBBQで行なうケースが多いでしょう。熱燻は食材の水分を残したまま調理できるので、ジューシーな仕上がりになりますが長期保存には向いていません。

温燻は30〜80度Cで数時間から1日程度かけて燻す、一般的な燻製の方法です。熱燻に比べて水分を抜くことができるため、5日間程度は保存できるのが特徴です。

冷燻では15〜30度Cの低温で長時間かけて燻します。外気に合わせて温度調整をする必要があるため、上級者向けの方法です。水分がしっかり抜けるため、スモークサーモンなどを作るのに向いています。長期保存が可能なのも特徴の一つです。

燻製の道具を選ぶには?

(出典) photo-ac.com

燻製の道具を選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。用途や燻製の方法によって最適な道具が異なるので、選び方を知っておくことは重要です。

燻製器の素材で選ぶ

燻製器の素材は、主に陶器か金属かで分かれます。陶器は土鍋タイプが主流で、安価に手に入れられるものも少なくありません。

遠赤外線効果で食材をジューシーに仕上げられるのは、陶器ならではの特徴です。重量があるのでキャンプでの使用には向きませんが、煙が漏れにくいので室内での使用には向いています。

金属はステンレスと鉄製のものが主流で、いずれも軽量かつ耐久性が高いのでアウトドアでの使用に向いています。特にステンレス製のものは錆に強く、汚れを落としやすいので、使用頻度が高い人におすすめです。

鉄製のものは熱伝導率が高く、強い火力にも耐えられます。ただし錆びやすいので、こまめなメンテナンスが大切です。

形状やサイズをチェック

使用する人数や、どのような料理をするかによって選ぶべきサイズや形状が異なります。将来的に大きな食材も調理することも考えると、サイズは大きめのものを買っておくと困らないでしょう。

おいしい燻製を作るコツは、燻煙をうまく循環させることだといわれています。深さのあるものほど、燻煙が循環しやすいのが特徴です。

形状には大きく縦型、横型、鍋型があります。アウトドアではフックに吊るせる縦型がおすすめです。段を仕切れば複数の食材を同時に調理できるというメリットもあります。コンパクトさや持ち運びのしやすさを重視するなら、横型が向いているでしょう。

鍋型は自宅での使用に向いており、深さのあるものが多くなっています。

燻製する場所や求める仕上がりで選ぶ

自宅で使うのか、キャンプで使うのか、あるいは両方での利用を考えているのかにより、適切な製品は異なります。自宅で使う場合は、IH対応かどうかもチェックする必要があるでしょう。さらにいえば、煙が出過ぎないタイプが向いています。

一方でキャンプに持っていく場合は、持ち運びのしやすさが重要です。落としたときのことも考え、耐久性も求められるでしょう。

本格的な仕上がりを求めるなら、温度調節がしやすいものがおすすめです。特にアウトドアでは器具内の温度が外気に影響されやすいので、温度計が付いているものや、温度計を後付けできるものがあるとよいでしょう。

自宅でも手軽に燻製「スモーキングガン」

(出典) photo-ac.com

スモーキングガンとは、スモークチップ(木屑)を燃やした煙を食器内に送り込むことで燻製ができる器具のことです。サイズもコンパクトで、手軽に燻製を作れるアイテムとして人気が高まっています。そんなスモーキングガンのおすすめ商品を2つ紹介します。

BKLN DINER「スモーキングガン」

チップに火をつけて、食材の入った容器に煙を充満させるだけで簡単に燻製を作れるスモーキングガンです。簡単操作で日常のちょっとした場面で気軽に使えます。パーティー料理から晩酌のおつまみ、BBQで香り付けしたいときなどにおすすめです。

単三電池2本で動くので、電源がない場所でも使えます。重量はわずか200gなので持ち運びも楽で、自宅でもキャンプサイトでも活躍するでしょう。メタリックな見た目もおしゃれです。

BKLN DINER

スモーキングガン

単三電池2本(電池別売り)稼働。すぐにボタンを押して薫製を始めることができる。重さは200g

グリーンハウス「フードスモーカー」

筒状でスペースを取らないコンパクトなデザインのスモーキングガンです。アウトドアに持っていくときもかさばらずに済みます。小さじ1/3杯程度のチップで経済的に燻製を作れます。電源は単三電池なので、キャンプなど場所を選ばず使えて便利です。

付属品が充実しているのも魅力といえます。サクラ、リンゴ、ヒッコリーの3種類のチップだけでなく、レシピブックも付属します。燻製が初めての人でも挑戦しやすいでしょう。

グリーンハウス

フードスモーカー

純国産スモークチップが3種類付属。

コンロで気軽に「鍋型燻製器」

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おすすめの鍋型燻製器を3つ紹介します。鍋型には深さがあるものが多く、煙を循環させるのに向いています。

かもしか道具店「陶のくんせい鍋 こぶり」

味がある見た目の陶器製の燻製器です。蓋は、煙が効果的に充満するちょうどよい高さに設計されています。こぶりサイズは、主におつまみなど1人で楽しめる程度の量を作る大きさです。重量は約700gなので、アウトドアに持っていってもよいでしょう。

直火やオーブンによる加熱が可能なので、すき焼き鍋やグラタン皿としても活用できます。燻製をあまりしない人でも使い勝手のよいアイテムといえるでしょう。

かもしか道具店

陶のくんせい鍋 こぶり

サイズ:[本体]約直径18×H5cm、[蓋]約直径15×H5.5㎝ 素材:耐熱陶器 付属品:金網2枚(直径15cm)・桜チップ1袋・レシピ付の取り扱い説明書つき。

ドウシシャ「もくもくクイックスモーカーS」

固形燃料でチップを熱して煙を出すタイプの燻製器です。調理皿の直径は約12cmで、ちょっとした料理を作るのに適しています。約15cm×15cm×15.5cmの球形のような形状で、蓋の高さもあるので、うまく煙を循環させられるでしょう。

レシピとお試しのチップ(30g)が入っていますが、固形燃料は付属しないため、本体と併せて購入する必要があります。自宅で手軽に燻製を作りたい人におすすめです。

ドウシシャ

もくもくクイックスモーカーS

サイズ:15✕15✕15cm重量:0.9kg

トーセラム「お手軽燻製鍋」

コンロで加熱して使うタイプの燻製器です。金網が2枚付属しており、鍋の内部空間を無駄なく使って2段での調理ができるようになっています。一度にたくさん料理したい人にはうってつけです。

陶器ならではの遠赤外線の輻射熱により、食材を芯から温められます。スモークチップが5袋付いてくるのも嬉しいポイントです。

トーセラム

お手軽燻製鍋

サイズ:27.5✕27.2✕16.2cm重量:2kg

アウトドアでも人気「キャンプ用燻製器」

(出典) photo-ac.com

キャンプなどのアウトドアで燻製を作ることを想定しているなら、キャンプ用の燻製器がおすすめです。キャンプ用の燻製器でおすすめのモデルを3つ紹介します。

SOTO「お手軽香房」

使わないときは小さく折りたためる燻製器です。金網2枚と3個のフックが付属しており、燻製器内部のレイアウトを自由に設定することができます。

正面は全面オープンできるので、アウトドアでも調理がしやすくなっています。熱燻と温燻に対応しており、熱源としてバーナーが必要なので、併せて揃えておきましょう。

SOTO

お手軽香房

セット内容:本体、フタ、燻煙網(2枚)、チップ皿(1枚)、吊り下げフック(3本)、木製つまみ(2個)サイズ:幅222×奥行194×高さ415m/m(使用時)、幅230×奥行40×高さ440m/m(収納時)重量:2.0kg材質:本体・フタ・チップ皿=スチール(メッキ鋼鈑)、網・フック=スチール(亜鉛メッキ)、つまみ=天然木

LOGOS「LOGOSの森林 スモークタワー」

発煙したスモークウッドを入れるだけで調理ができるため、熱源が不要な燻製器です。もちろんコンロを使った加熱も可能です。筒状の本体は180度開く設計になっているので、食材の出し入れがしやすいでしょう。

金網とフックが3つずつ付属し、それぞれ取り付け位置を調節できるため、レイアウトも自由自在です。各パーツは分離できるので、簡単に手入れできるでしょう。

ロゴス

LOGOSの森林 スモークタワー

重量:約3.1kgサイズ:[組立時]約26×25×42cm [網]約23cm×3枚 [Sフック下の有効高約20cm主素材:ステンレス、スチール

BUNDOK「FDスモーカー」

コンパクト設計で重量は約1.38kgと、持ち運びが楽でしょう。収納時には折りたためるため、かさばりにくいのもポイントです。熱源としてバーベキューコンロやガスコンロ、七輪を使います。

温度計の差し込み口が付いているため、温燻や熱燻をするときにも便利です。チップやウッドは付属していないので、別途購入しましょう。

バンドック

FDスモーカー

サイズ:約185x170x315mm収納サイズ:約175x290x65mm組立式セット内容:本体×1・蓋×1・底網×1・網×2・フック×2・チップ皿×1別売りの「BUNDOK スモーカー用温度計(BD-438)」が使用できます熱源/ガスコンロ、カセットコンロ、炭火コンロなど重 量:約1.38kg

風味を決めるスモークチップ・スモークウッド

(出典) photo-ac.com

燻製の香り付けに使うのがスモークチップやスモークウッドです。スモークチップは主に温燻や熱燻に使い、コンロなどで加熱します。スモークウッドは冷燻や温燻に適しており、一度火をつけたら2時間程度くすぶり続けるので調理が簡単です。おすすめのスモークチップとスモークウッドを紹介します。

尾上製作所「スモークチップ(サクラ)」

香りが強く、スモークチップの中でも人気が高いサクラのチップです。サクラはあらゆる食材にマッチしますが、特に向いているのは豚肉やマトンなど癖の強い食材とされます。

チップに特にこだわりのない人は、まずはサクラのチップを選ぶのが無難でしょう。

尾上製作所

スモークチップ(サクラ)

主成分:サクラ質量:0.5kg

SOTO「スモークウッド(りんご)」

国産の原木を使用したスモークウッドです。1カットにつき約1時間半燃焼する仕様で、3カットが1セットになっています。

リンゴは果樹特有の甘い香りが特徴で、主に鶏肉や白身魚の調理に向いています。ウッド同士を繋げておくことで、連続して使うことが可能なのも便利です。

SOTO

スモークウッド(りんご)

材質:木

まとめ

日々の料理を燻製にして香りを付ければ、一味違う料理を楽しめます。燻製は自宅だけでなく、キャンプやBBQなどアウトドアでも人気の調理方法です。

燻製器を選ぶ際は、素材やサイズ、使う場所に適したものかチェックしましょう。主に陶器製は自宅での使用に向いており、ステンレス製や鉄製はアウトドアに向いています。煙を送り込むことに特化したスモーキングガンは、場所を選ばず使える製品です。

この記事で解説した内容を参考に、自分に合った燻製器を見つけましょう。

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