【パルパーク・ プロジェクト】北九州市山田緑地 恒例『森の焚き人』 養成講座(第3回)開催! | イベント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.01.07

    【パルパーク・ プロジェクト】北九州市山田緑地 恒例『森の焚き人』 養成講座(第3回)開催!

    公園からニッポンを変えよう! パルパーク・プロジェクト第35回 特報

    「子どもたちにたくましく生きる力を!」。パルパーク第1号の山田緑地で、焚き火ワークショップをサポートする“森の焚き人”養成講座が今年も開催された。

    講師
    アウトドアプロデューサー
    長谷部雅一さん
    1977年、埼玉県生まれ。ブッシュクラフト(自然の中で生きる知恵・技術)の達人。『ブッシュクラフト読本』(メイツ出版)をはじめ著書多数。

    広がるパルの輪!進化するパルパーク!!

    ススキの穂が秋の日に輝いている。『焚き火の学び場』への道すがら、講師の長谷部さんは立ち止まると、その穂を摘んだ。

    「今回は、麻ひもだけでなく、ススキの穂も火口に使いましょう」

    山田緑地にパルパークができて3年。恒例となった『“森の焚き人”養成講座』が今年も開催された。森の焚き人とは、子どもたちに焚き火のやり方や楽しさを伝えるパル(仲間)のこと。パルパークを持続的に運営するために欠かすことのできないサポートメンバーである。

    「技術の習得はもちろんですが、森の循環の中での焚き火の位置づけを常に忘れないようにしましょう。そして、自然の知識を深め、自然を活用することで焚き火がもっとおもしろくなることを体感してください」

    ススキの穂を手にした長谷部さんのことばに、森の焚き人たちがうなずく。3回目となる養成講座は、その内容もより深まっていた。

    3期生は19歳から70代までの6人。パワフルだったアスカさん(左)とアケミさん(右)。

    1期生から3期生まで、パルパークの未来を支える森の焚き人。焚き火で心をひとつに!

    1日目:火おこし・焚き火をマスター

    昔の里山を再現すべく、森に光を入れるために伐採をしているエリア。循環を学びながら薪拾い。

    麻ひもをほぐして作る火口に加えて、公園内に自生するススキの穂を摘んで活用した。

    火を大きく育てる方法を学び、高さ40cmほどに張った麻ひもを焼き切ることに挑戦。

    2日目:子どもたちを迎えて焚き火教室

    2日目は子どもたちを迎えての焚き火教室。昨日の生徒がこの日は先生になる。ここでも新たな試みが加えられた。長谷部さんは裏方に徹し、主体性を発揮するよう1・2期生も含めた森の焚き人たちにすべての運営がまかされたのだ。スタートは緊張からかぎこちなかったが…。

    「火がついた!」

    ファイヤースターターの火花で火口がボッと燃えた瞬間、子どもが歓声を上げた。

    「やったね!!」

    火のつけ方を教えていた先生は、子どもよりも大きな声を爆発させた。

    親子7組が参加して開催された焚き火教室。2期生のミヤザキさんが総合MCの大役を任された。

    「火口は山盛りに。最初は細い小枝から…」。森の焚き人が焚き火術を伝授する。

    ファイヤースターターのコツをマンツーマンで教えた成果! 子どもたち全員が成功!

    焚き火教室のフィナーレは、マシュマロを焚き火でこんがり焼いてもぐもぐタイム。

    焚き火教室終了後の振り返りで、森の焚き人が口にしたのは伝えることの難しさと喜び、充実感だった。

    さらに、「焚き火場を増設したい」、「マシュマロだけでなく焚き火料理を体験させてあげたい」、「自然とのつながりを伝えるために、薪集めからやらせてあげたい」といったさまざまな希望が語られた。

    こうしてパルの輪が広がり、パルパークは一歩ずつ着実に進化を続けている。

    焚き火教室は大成功! 山田緑地ではこの冬も焚き火イベントを定期的に開催予定。

    ※構成・文/鍋田吉郎 撮影/江藤大作

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