新聞紙で袋や箱を作ってみよう
最近、家庭であまり見なくなった新聞紙。しかし適度に丈夫で、よく燃え、湿気もよく吸ってくれる新聞紙は、家庭やキャンプで大活躍します!火をつける時の着火剤としてお世話になっている方も多いのでは?
今回は新聞紙で袋や箱を作る方法を、「オーバル型(上記の写真でニンジンが入っている方)」と「バケツ型(タマネギが入っている方)」の2種類紹介します。ご家庭では冷蔵庫の野菜・果物の収納に、キャンプでは焚きつけやゴミ入れに便利です。
新聞紙以外にも、チラシや包装紙でも作れるので試してみてください。
オーバル型の作り方
まずは冷蔵庫の野菜の整理や、焚きつけ入れにもぴったりな「オーバル型」から紹介します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240022.jpg)
新聞紙を折っていきます。
新聞紙を4つ折りにし、折り目を奥にして置きます。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240023.jpg)
まずは手前から。
手前を3〜4cm幅で折ります。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240024.jpg)
くるくると折っていきます。
もう一度折ります。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240025.jpg)
裏返します!
裏返し、左右それぞれ3〜4cm、2回ずつ折り返します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240026.jpg)
ここが口になります。
手前を3〜4cm折ります。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240027.jpg)
ここがマチになります。
奥を5〜6cm折り返します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240028.jpg)
写真では真ん中だけを折っていますが、袋の口を開きながら1周ぐるりと折り返します。
手前を開き、口を3〜4cm幅で1周折り返します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240030.jpg)
裏側は谷折りになっているはずなので、全て山折りにして、袋状に整えます。
マチを1周、全て山折りに整えます。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240033.jpg)
耳が気にならない方はこのままでもいいですが、処理しておくと強度がUPします。
角が飛び出しているので、この部分の処理をします。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240039.jpg)
底を凹ませます。
内側から手を入れて折り目を開き、外から力を加えて凹ませます。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240041.jpg)
内側に引っ張り込みます。
内側から角をつまんで引っ張り込み、三角形に形を整えたら完成です。反対側の角も同様に作ってください。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240032-23.46.20.jpg)
完成です!
ニンジンが1本ちょうど入るサイズのオーバル型の箱ができました。
バケツ型の作り方
次は、丈夫で生ゴミ入れにもぴったりな「バケツ型」の作り方を紹介します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240043.jpg)
新聞を半分にした状態から折り始めます。
新聞紙を2つ折にします。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240044.jpg)
幅は適当で大丈夫です。
手前を5〜6cm折り返します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA2400462.jpg)
裏返します! 赤い点は2つ後の手順で使うので、今は無視してください。
裏返し、右から1/3の幅で折り返します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240047.jpg)
折ったところ。
左から1/3の幅で折ります。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240048-2.jpg)
2つ前の手順の赤点部分を上に引っ張り出します。
下になっている折り返し部分(赤い印がある部分)を引き出し、上に重ねます。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240050.jpg)
角の大きさは適当で大丈夫です。
裏返し、奥の角2つを折ります。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240051.jpg)
写真ではわかりやすいようポケットの上に置いていますが、ポケットの中に入れ込んでしまってください。
下のポケット状になった部分に入れ込みます。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240053.jpg)
ここがマチになります。
奥から3〜4cm折り返します。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240054.jpg)
裏側は谷折りになっているので、袋の中に手を入れつつ、全て山折りに整えてください。
広げて、マチ部分を全て山折りに整えます。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240056.jpg)
袋の形になりましたが、両端の耳が飛び出しています。内側に引っ張り込んでください。
飛び出している角を内側に押し込み、形を整えたら完成です。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240057.jpg)
完成です!
バケツ型の袋ができました。丈夫なので、根菜のような重いものをたくさん入れても安定しています。
新聞紙で作る箱、何を入れよう?
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2021/10/PA240058.jpg)
どちらも慣れると1〜2分で折れるようになります。
利用した後は、焚き火に放り込んで簡単に処分できる新聞紙の袋や箱。水気やにおいもよく吸ってくれるので、生ゴミ入れにも重宝します。
昔はどこの家庭にもあった新聞紙ですが、最近はすっかり見かけなくなりました。ですが、新聞紙は情報だけでなく、とても便利な素材です。定期購読しなくても、駅の売店やコンビニでは1部から買うことができるので、たまには購入してみるのもいかがでしょうか?
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