パナレーサー「ミニフロアポンプ」は携帯性◎の自転車用空気入れ!全バルブ対応で弱点なしの優等生 | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.09.16

    パナレーサー「ミニフロアポンプ」は携帯性◎の自転車用空気入れ!全バルブ対応で弱点なしの優等生

    筆者私物。

    サイクリングに持っていきやすい小型のフロアポンプ

    自転車における定番のトラブルといえば、やはりタイヤのパンクです。

    自宅の近くであれば、自転車を押して帰ることもできるでしょう。

    しかし自宅から遠く離れた場所でパンクしてしまい、近くに対応してくれるお店がなく、なおかつパンク修理の道具を持っていないと悲惨な目に遭います。

    そのため長距離を走るときほど、パンク修理キットや替えのチューブ、それにくわえて携帯ポンプが必要です。

    パナレーサーは、兵庫県丹波市に本社工場を置く日本企業です。

    今回取り上げるパナレーサーのミニフロアポンプは、携帯性と使い勝手の良さを両立した製品。

    普通は持ち運べないフロアポンプを、長さ33.5cmまでダウンサイジングしたような携帯ポンプです。

    エアゲージが搭載されていないため別途用意する必要がある反面、そのぶんスリムであり、故障しにくいのが強み。

    価格はオープンとしていますが、オンラインショップでは1731円(2021年9月時点)と手が届きやすい価格に設定されています。

    サイクリング中の空気圧管理やパンク修理用として、持っておいて損はないアイテムです。

    米式・英式・仏式のすべてのバルブに対応

    アダプターがそろっているので、どんな自転車にも使えます。

    自転車のタイヤへ空気を入れるためのバルブには、米式・英式・仏式の3種類があります。

    ミニフロアポンプは付属のアダプターを装着することで、そのすべてに対応可能。

    ロードバイクからいわゆるママチャリまで、幅広いタイプの自転車で使えます。

    また、浮き輪やビーチボールに空気を入れるためのアダプターも付属しています。

    海水浴などのレジャーでも活躍するため、小さな子どもを持つお父さんにもおすすめです。

    体重をかけてしっかり空気を充填できる

    普通のフロアポンプとほぼ同様の使い方ができます。

    携帯ポンプといえば、片手で本体を持ち上げ、反対側の手でポンピングするタイプも人気です。

    そういったタイプの携帯ポンプは、とてもコンパクトであるいっぽう、十分な空気を入れるのに少し苦労します。

    その点パナレーサーのミニフロアポンプは、本体を地面に立てて体重をかけてポンピングできるため、体力を消耗しません。

    これこそがこのミニフロアポンプの強み。手動のため個人差はあるものの、最大で800kPaの圧力まで充填可能です。

    空気圧が高いロードバイクであっても、苦労することなく十分な量の空気を入れられます。

    なお、英式は500kPaが上限です。

    フレーム取付用のアタッチメントつき

    確実にホールドしてくれるアタッチメント。

    フレームにしっかり固定できるアタッチメントも付属しています。

    プラスドライバーでクランプを締めつける仕様で、対応するフレームの太さは直径24〜38mm。

    アタッチメント自体がミニフロアポンプ本体をガッチリと固定し、さらにマジックテープでしっかりホールドします。

    不整地を走ったり、トップチューブに宙吊りの状態で固定しても落下することはありません。

    そして本体がスリムなため、どこに装着しても邪魔にならないのも長所です。

    ミニフロアポンプの使い方

    使い方はとてもシンプルです。以下の手順でタイヤへ空気を充填します。(※米式バルブの場合)

    1.口金をタイヤのバルブに差し込み、ロックレバーを倒して固定する。

    2.ハンドルを引き上げて90度倒し、フットステップを起こす。

    3.フットステップを足で踏み、手でしっかり握りながらポンピングする。

    4.必要な量の空気が入ったら、口金のロックレバーを起こしてバルブから外す。

    空気を充填したあとはエアゲージで空気圧を確認し、適切な空気圧に達するまで微調整します。

    ポンプ本体と口金が柔らかいホースでつながれているため、自由な姿勢で空気を充填できるのも使いやすいポイントです。

    携帯用としてだけでなくメインとして使える実力

    すぐれた携帯性と、フロアポンプならではの空気の入れやすさ。

    その2つをバランス良くあわせ持っているのが、パナレーサーのミニフロアポンプです。

    サイクリングへ持っていくのに便利なことはもちろんですが、普段、自宅で空気圧を調整する際においても十分使えます。

    デスクの引き出しや工具ボックスにも入るサイズなので、置き場所に困ることもありません。

    そしてこれも、ミニフロアポンプをメインとして使用するメリットの1つです。

    よほど頻繁に空気の充填をおこなう人でもなければ、これ1本だけで事足りるでしょう。

    価格が安いこともあり、初めてのロングライドに挑戦する方にはとくにおすすめです。

    パナレーサー ミニフロアポンプ

    サイズ:33.5cm
    重量:200g
    価格:オープン

    私が書きました!
    アウトドアライター
    斎藤純平
    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

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