オイルランタンを保温器具として使うための便利品『WAMP』がすごい! | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.08.28

    オイルランタンを保温器具として使うための便利品『WAMP』がすごい!

    オイルランタンの上に載せて保温器具として使えるようにする「WAMP」。WAMPは、Warmer(温める)+Lamp(ランプ)を併せた造語。

    オイルランタンの熱を使って食事を保温

    オイルランタンが放出する熱を利用し、料理や飲み物を保温できる『WAMP(ワンプ)』が発売される。使い方は簡単。ジュラルミン製のパイプを特殊機械で切削加工した製品を市販のランプの上に載せるだけ。

    ランタンを点灯する際に発する熱をWAMPが集め、その上にカップや缶詰を置くことで保温ができる仕掛けだ。

    淹れたてのコーヒーを冷ますことなくゆっくりと味わえる。

    「オイルランタンが燃焼する際に排出する熱は、最上部で200~300度Cになります。この上に置いたWAMPを通して、上部の熱はだいたい160度C程度になります。カップに水を入れて沸騰させるには時間がかかりますが、すでに温まっている料理などを載せて保温するには、適度な温度となります」

    そう話すのはWAMPをはじめ、アルコールストーブ用の五徳やソロ鉄板などのアウトドアグッズを製造販売するDefinitely代表の玉利一さん。

    Definitly代表でWAMP開発者の玉利一さん。キャンプ歴は15年。学生を対象としたデザインコンペ『TOKAI PRODUCT DESIGN AWARD』にも参加し、キャンプ用品のデザインを広く募集している。

    使い方はアイデア次第。ほどよい温かさがうれしい

    シングルウォールのカップに入れたコーヒーを載せて保温したり、シェラカップに入れたチーズを溶かしてチーズフォンデュを楽しむような使い方に向いているそうだ。なかでもおすすめは、お酒の燗。好みの温度に沸かした湯をカップに入れ、それをWAMPの上に。徳利を湯につけて温めれば、燗の温度を下げずにゆっくりと晩酌を楽しめるのだ。

    シェラカップを載せてチーズフォンデュにも。

    これからの季節、ランプの明かりを眺めながら燗酒をちびちびやるにもいい。

    やきとりの缶詰にシンデレラフィット!

    「狙ったわけではないのですが、やきとりなどの缶詰がWAMPにピッタリ載せられるんです。これはまったくの偶然なんです。調べてみたのですが、缶詰の中にコーティングされているプラスチックは、およそ150度Cで溶けだします。WAMPに缶詰を載せた状態で温度を計測したところ、底の部分が96度Cまでしか上がりませんでした。けっこう時間はかかりますが、ほどよく温められますし、温め過ぎる心配もないので便利だと思います」

    市販の缶詰がピタリと載せられることを紹介してくれた玉利さん。上に置いたときの安定感もいい。

    WAMPには、オプションでカップなどを安定させるプレート(1,980円)が用意されている。やきとりなどの缶詰は、このプレートを使わずして、WAMPの上に安定よく収まるのだ。

    WAMPもオプションのプレートも、上質な質感が物欲をそそる。その製品を見ればDefinitelyの加工技術がただモノではないことは容易に想像できる。

    オプションのプレートを装着した状態。これを使えば、径の小さなカップなどを安定よく載せられる。見た目もスタイリッシュだ。

    宇宙・航空産業からアウトドア業界へ参入。まさに逆下町ロケット!?

    「Definitelyの前進は、来光工業という超精密加工を得意とする会社なんです。弊社では1/1000mmの誤差を管理し、航空機・宇宙産業・自動車・工作機械などの超精密が求められる部品加工を製造しております。自分がもともとキャンプ好きで、キャンプ道具にうちの精密加工技術を取り入れたらおもしろいのでは?と考えたんです」

    WAMPは、航空機やロケット、自動車の部品を作るのと同じCNC旋盤を使って瞬時に加工される。これを職人さんが手作業で丁寧に仕上げ、塗装を経て商品となる。生粋のメイドインジャパン。日本のモノづくりを支える技術がキャンプ道具に活かされているのだ。

    WAMPの下側をカーブさせて削ることで、上部が湾曲したDIETZのオイルランタンにもフィットするようにしたそうだ。

    高度な生産技術と遊び心が融合

    「キャンプ道具にそこまで精密さを求める必要はないかもしれません。でもあえて精密に作ることで、『この会社、バカなことやってんな』と活動そのものに共感してくださる方がいると思うんです」

    そう話す玉利さんは、キャンプを始めた頃、キャンプ道具の粗雑な作りに驚かされたそうだ。「BBQするだけの道具だからこんなもんか?」と思っていたそうだ。しかし、キャンプ歴を重ねるにつれ、道具へのこだわり、美しいものを使いたいという欲求が高まり、遂に自社ブランドを立ち上げることになったという。

    WAMPは、2021年9月3日から10月30日まで、クラウドファンディングを使って先行発売される。先行モデル限定のカラーや数量限定の特別価格も設定されるそうだ。

    やさしい光を灯すオイルランタンに、温かい食を楽しむための機能を加えるこの商品。オイルランタンファンのマストアイテムになるに違いない。

    左の2色がレギュラーカラー。右の4色は、クラウドファンディングで販売する期間限定色。

    商品情報

    ディフィニトリー/WAMP(ワンプ)
    価格:8,800円
    素材:ジュラルミン
    サイズ:直径80×高さ79㎜(厚さ3㎜)
    重量:135g
    カラー:シルバー、ブラック
    クラウドファンディング限定色:ブルー、グリーン、イエロー、オレンジ
    対応するランタン:デイツ78、フュアハンド276、キャプテンスタッグ(中)、カメヤマランタン
    発売元:Definitely
    https://www.definitely-camp.com/

    私が書きました!
    フリーランスライター
    山本修二
    1963年東京生まれ、名古屋在住。自転車が得意なフリーランスライターとして、本誌を中心に25年以上東京で活動。2015年に名古屋へ移住し、スポーツバイクの輸入代理店でマーケティング広報を担当。2019年12月からライター活動を本格再開し、アウトドア遊びのパラダイス=名古屋からディープな情報をお届けします。著書『スポーツ自転車でまた走ろう』(技術評論社) http://yamabon.jp

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